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うちはオビト逆行物語 [ 逆行?何それ美味しいの?] 壱
うちはオビト逆行物語 〜皆じゃないと意味がない。〜
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次の日、俺はアカデミーの休みを利用して散歩に出かけた。
今日はカカシもリンも家の用事があったようで遊びには誘わなかった。
ならば今日という日を使うしかないだろ。


「ただいま。」
ばぁちゃんはいねぇみたいだな、ラッキー。
部屋に戻り自空間に入る。
たしかあいつらはあそこの住人だったよな。
俺はとりあえず黒い布とお面をかぶり、目的地に向かった。
つーかこのお面、なんで俺の神威の空間にこんなのが…?
グルグルをモチーフにした(?)お面は、嫌な思い出しかなくて。
黒歴史…。
ま、まぁ?今回はそんなことしないぞ。
そんなことを考えてるうちについたようだ。

雨隠れに。

此処はあんまし好きじゃないけど。
さて…あいつらはどこに居るんだ?
…にしても、酷いな。
これは骨が折れそうだ。
…と思ったら小屋があった、良かった。
「…誰だ。」
ふと、後ろから声がした。
初めて聞くこえだ。
「…お前は。」
振り返るとそこには;あいつ;がいた。
俺の顔を見るなり、あいつは小屋に走った。
他の奴に知らせるつもりだろう。
だが、そうはさせない。
「土遁、土流壁。」
「なっ!?」
さぁ
「これでもう逃げられんぞ、


          弥彦。」

初めに会うのは長門が良かったのだが…。
いや、逆に長門じゃなくてよかったのか…?
いや、どちらにしろ今は記憶がないんだから関係ないか。
「…さて、そろそろ質問をしてもいいか?」
「…お前の事は長門からも、小南からも聞いている。」
「…は?」
頭の整理がつかない。
待てよ、じゃあ、長門も、小南も、もしかしたら、弥彦も…。
「…お前らも、か。」
「お前らと言う事は、お前もなのか。」
背後からの声。
長門の声だ。
「…なんのようだ、弥彦は関係ないのだろう。」
「何言ってんだ長門!今度こそ三人で一緒って言ったじゃんか!」
「うん、わかってる。」
おい、なんか勘違いしてないか?
ま、しょうがないか、俺がそれほどの事をしてしまったんだからな。
「いや、記憶があるならそれでいい、じゃあな。」
「「「…はい?」」」
「…え?」
いつのまに小南いたの?
「あの…なんかしないの?なんか、こう…?私たちの準備が無駄になるというか…。」
「なんだ、準備していたのか?それは中々いい心行きだな。」
「…じゃなくて、なんでお前ほめてんの!?」
「つーかお前何歳だよっ!?」
おいおい、なんか驚きすぎじゃないか…?
こっちが困惑するんだけど…。
「お、お前ら、一回落ち着け?な??」
「「「落ち着いてられるかっ!」」」

「…で、落ち着いたか?」
しばらくすると三人は話始めて、それっきり俺の存在は無視だった。
…泣くぞ。
「あ、悪い
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