第2章 反逆の少女たち
第12話 アイテム屋で大ダメージ
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とにシィルちゃんにあげるとも思えないけど)まぁそれで良い。……交渉成立だな。オレが15,000に対してランス達が35,000だ。」
「まぁ、良いだろう! オレ様の為にしっかりと働けよ? がはははは!!」
「……。(今回も、ユーリさんと……。あ、私魔法を教えてもらおうかな。)」
シィルは、ランスの決定にやっぱり違和感があるようで、かなり気になっていた。
一度ならず二度までも男性の方と仕事をする事にだ。もう、これなら3度目と言わず、今後何度も起こりそうな気がする。10回ほどは……。ランスがこの交渉で応じた理由は3つ程ある。
1つ目に、ユーリがそこそこ実力を持っていると言う事、足手まといにはならないという事。
2つ目に、美女を助ける男だと言う事、何より口うるさく言うが、決して自分の和姦(?)を、それなりには 邪魔しない所。……格好良い、自分に嫉妬しないと言う勝手な想像。
そして、ランスの中で最も重要なのが最後の点。
「がははは! さっさと事件を解決して4人の魔女とヤらなければならないからな! 魔女に少女だ。単なる魔女だけでは、シワシワのババアの可能性があるが、少女ならば大丈夫だろう。魔女で少女……可愛いに決まっている。ぐふふ……」
と言うことだった。
まだ、幼いころの写真しか、同封されていないとは言え、あの容姿で大人になって激変するのはあまり考えにくい。魔女と呼ばれる程、魔法を極めていると言う事は怠けている、サボっていたりはしないだろう。
つまりは、引き締められているボンキュッボン!と言う事。……これがランスの妄想内での姿。
「まぁ……それは良いんだが、なんだ? この量の食料は。」
ユーリ達の席に大量に運ばれてくる食料。……こんなに食べれるのか?と一瞬思ったくらいだ。
「がはは! 腹いっぱい食べて良いと言ったのは貴様ではないか!」
「限度があるだろう? なんで、イカカレーやうしカレーも頼んでんだよ。 一個でいいだろ」
「がはは! 凡人の胃袋と一緒にしてもらっては困るな! オレ様に掛かればこの位朝・昼飯前と言うものだ!」
「……その上、うはぁんまで」
「おおっ。幻の桃りんごを使ったデザートじゃないか! 貴様がオレ様の為に頼んだのだな? 褒めてやろう!」
「誰が頼むか!! 仕事中に動けなくなってもしらんからな!」
やいやい言い合っている2人。……横で見ていると良く解る。
2人はとても仲良しだという事が……。
「はぁ……、シィルちゃん。無理して食べる、なんて事 だけはしなくていいからな」
「あ、いえ……大丈夫です」
シィルは、少し苦笑いをしていた。
自分のお皿にのせた食料は途端にランスの口へと運ばれる為、あまり食べれてないのだ。だが、今回は
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