旧校舎のディアボロス
どうやら原作が始まるみたいです!
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友にして、お隣さんのイッセーよ。まさか他校の生徒にまで迷惑をかけていたのですか? ……残念です。警察に捕まるか、警察に捕まりに行くか、好きな方を選びなさい」
「なんでだよ!? まだ他校には迷惑かけてねーよ! ってか警察に捕まること前提かよ!」
「まだ? つまり何時かはやると?」
「そういう意味じゃねーよ!」
「……あのー」
私がイッセーをからかっていると、すっかり空気となっていた彼女が話しかけようと声を掛けてきました。仕方がない。からかうのは止めますか。
「あぁ、すいませんね。つい話し込んでしまって。ところでお嬢さん、あなたはこのド変態で犯罪者一歩手前のようなイッセーにどの様なご用で?」
「ちくしょう…否定できねぇ…」
「…その、兵藤くん!」
「はっ、はい」
次の瞬間、彼女は爆弾を投下しました。
「私と、付き合ってください!!」
「え?」
「(ΦωΦ+)ホホゥ....、こいつは特ダネです」
この瞬間、イッセーに(おそらく)人生初の彼女ができた模様です。
――仄かに友人達と同様の、堕ちた香りする彼女が。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
―――天野夕麻。
我が悪友にして親友である、イッセーに告白した彼女の名前です。
あの日、彼女ができた日からイッセーのテンションは常に有頂天でした。
学校では正直ウザイと思えるほどのテンションで授業に参加して先生に怒られたくらいです。
まぁ、初めてできた彼女なのです。暖かく見守るとしましょう。むしろ、イッセーが清いお付き合いをしてくれれば、それはそれで特ダネになりますからね。犯罪だけは起こさないでほしいものです。
それと、松田と元浜は血の涙を流していましたが…………どうでもいいですかね。てか一部女子達もショックを受けた表情してましたね。
ま、イッセーは陰では何気に女子からは木場 祐斗に継ぐ人気を誇ってますし、変態性を少し抑えれば彼女くらいすぐに出来たと思いますけどね。
そして今日、ついにイッセーが人生初のデートに初陣です。
ちなみに私は隠れて二人を追跡するつもりです。無論ネタ集め為に!
てかイッセー。待ち合わせ時間の一時間前にステンバーイするのは、どうせ「お待たせ兵藤くん。待った?」「いや、俺もいま来たところだから」って感じのやり取りがしたいんですよね? アホですか、そ
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