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運命の二重奏
・・・

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「どうして君が?」

 燃え盛るホグワーツの中、僕は叫ぶ。そこには僕に杖を向ける友人の姿があった。

「俺が、お前と同じ考えだと思ったのか?そうならばとんでもないお人よしだな」

 ハッと嘲笑する彼は、楽しそうに笑う。

「ハリー、お前はダンブルドアを選んだ。俺は、帝王を選んだ。ま、ダンブルドアはもう死んだけどな」

 アハハと大きな声で笑う彼に、殺意が湧く。

「ま、今は殺さねぇよ。お前は、帝王の獲物だ。じゃあな、『ポッター』」

 彼は、アッシュはそう言って、僕の前から消えていった・・・
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