暁 〜小説投稿サイト〜
日本人に生まれた者の全ての仕事を保証する法案についての考察。あるいは追い詰められた人間の選択
作者:三日で一作品。一万文字以下。

 主人公は国が主催する、国民全員に仕事を与える制度を利用し、なんとか生きていた。
 ある日、簡単で高額な給与を支払われる仕事を受ける主人公。
 簡単ではあるものの、不可解な指示に首をひねる。どうも雲行きが怪しい。
 曇り空から顔を覗かせたのは、童話に出てくる狼のような男。
 主人公は今まさに国にハメられて、殺人の罪を負わせようとしている、と狼は言う。確かに、思い当たるフシがある。
 ところが、二人のもとに国の犬が出てきて主人公に説明する。狼のような男は、日本政府に対抗するテロリストである。
 国の犬は主人公に取引を迫る。殺人の罪を負うのなら、その後の生活を保証する。顔を変え、新しい名前を与え、また新しい生活を始めよう、と。
 犬と狼に挟まれた主人公は決断する。

短編全 1話
▼ジャンル / キーワード
その他

▼最終掲載日時:
2013/07/31 23:09

■小説を読む(目次)■

[4]感想を読む
※作品をお気に入り登録する場合はログインしてください。
[7]レビュ-を読む

▼この小説のURL
http://www.akatsuki-novels.com/mobile/novels/view/4415


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ