「銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)」の感想


 
良い点
第四十九話 襲撃(その3)でストレス解消し、且つ、リッテンハイム侯宅でよからぬ計画したオッペンハイマー中将の逮捕。エーレンベルクとリヒテンラーデの前で、
「この状態を解消するにはどちらかがその職を離れるべきでしょう。幸い軍務尚書閣下は人事権を持っていらっしゃいます。ご判断ください」とか、やりきった感あるのに、
「後任の憲兵総監は私が兼任しよう」
ーえっ、軍務尚書が兼任、実務は誰がするんだ?ー
、、、ってあっさり爺様に持っていかれる抜け加減が可愛い!
 
コメント
敵には容赦ないのに、ちょっと馴染んじゃうと詰めが甘いヴァレンシュタイン君。ヴァレリーがいつか必ずお仕置きしてやると拳を固めてます!

会話が洒脱で、話の硬軟や強弱のつけ方が上手いなと思います。(決っして、上から目線じゃないですから! )