「稀代の投資家、帝国貴族の3男坊に転生」の感想

てぃしぃ
てぃしぃ
 
悪い点
>世間知らずの貴族の娘などカモでした無かった  でした→でしか
 
コメント
 オリ主名物SEKKYOU……は冗談ですが、同類意識を喚起してから実例提示しながらの論理的な状況説明で皇帝への逆恨みだけは解除されたようですな
 本作のラインハルトが聞く耳を持てる心境で上位者から親身に説かれても理解を拒む意固地な低能ではなかったようで一安心ですw
 不幸の原因である傲慢で強欲な門閥貴族への憎悪は純化されたやもしれませんが、それもまた因果応報というものでしょうか
 似た痛みと多大な功績を持つ先達の世話になる事で、原作のラインハルトには乏しかった貴族としての教養や礼儀、それに人格的な余裕が備わるかもですね
 同時に門閥貴族の全てが敵という訳でもないと、この時期から実感できそうです

 原作通りなら既にキルヒアイスとは出会っていて一緒に幼年学校入りしていますし、銀河を掴む的発言もした後でしょうから、今後あるだろう二人の会話が楽しみですw


 原作ヨブさんの国政舵取り能力は帝国への大侵攻を阻止ないし縮小するどころか、利用して権勢を伸ばす事を選んだ時点で弁護の余地なく下手だと言わざるを得ません
 大失敗すると解ってるなら、評決まで黙って驚かせるのではなく、論議の段階で異議を唱えておくべきですので
 しかも戦争中にも関わらず軍部に手を突っ込んで自分にすり寄る軍人を助け、実力不足の将官が自軍の被害を増やす後押しもしてますし
 まあ自分が寄生してる国家が亡びないという幻想は抱いてなかったようですがw
 少年皇帝の亡命政府受け入れは地球教の差し金ぽいですけど、あれもまた弁護する気も起きないぐらいの馬鹿な失策ですしねw
 皇帝の座を投げ出して一市民になっていないのを理由に、新銀河帝国へ引き渡して和平を引き出す材料にするのが本来は筋なのですから 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。ご指摘もありがとうございました。修正しました。赤毛さんとの兼ね合いは少し時系列が原作と違うかもしれないです。読んでのお楽しみにさせてください。
ヨブさんに関しては見解が色々あると思いますが、『政治家』である以上、言えないことが出てくると思うので、『やりたい政策を実行するために最高責任者になる』ためには自分以外の主戦派を一掃できるので、帝国侵攻という投機的な作戦はやらせる理由はあると思っています。自分も主戦論を取る以上、この作戦案に反対すると落選する可能性が高くなるので反対したくてもできないでしょうし。
国のかじ取りというか最高責任者になった後の展望があったのか?は私も疑問ですね。地球教やフェザーンとどこまで結託していたのかもあいまいですし......。他サイトの作品で触れられていますが、『正当な後継者に反旗を翻した』ということで帝国の内部分裂をねらえる可能性もゼロではないので、原作を読んで情報を知っている読者からすると完全な悪手ですが、フェザーンあたりから皇帝派もまだまだ存在するとか言われてたら、受け入れてしまう様な気もします。引き続きよろしくお願いします。