「稀代の投資家、帝国貴族の3男坊に転生」の感想

ulysses
 
コメント
モジュール工法による汎用化は、製造・運用コストダウンに整備の簡便性、特殊改造による拡張性に優れ、経済の保全が国力の安定を保証しますからねえ。
まあ、デメリットもありますが・・・。

SFでのモジュール化の傑作機といえば、艦ではなく宇宙艇ですが、イーグル・トランスポーターですね。
基本は輸送艇、その他に医療・救助艇、戦闘艇、高機動探査艇、貨客艇、作業艇など、様々なバリエーションがあり、ムーンベースアルファの足として大活躍します。
コクピット部のモジュール化で、生存性も高いですしね。深宇宙惑星探検船のコクピットにも、同じものが使われてますから。

ただ、戦闘艦の心臓部の重装甲、逆に戦闘部の軽装甲、高速化などというのは、巡洋戦艦を想像させて、不安感を抱いてしまいますねえ。
インヴィンシブル、インディファデガブル、クイーンメリー、フッド・・・低防御力を速力で補うという巡洋戦艦の構想の失敗のツケを爆沈、轟沈で払いましたねえ。

※イーグル・トランスポーター=『スペース1999』(1974-1975・英)より

[追記]

某コミュニティサイトでイーグル・トランスポーターのバリエーションについて言及がありましたので、転載させていただきます。

+++++++++++++++++++++++++++++(原文ママ)+++++++++++++++++++++++++

映像で確認可能なイーグルトランスポーターのバリエーションとしては、以下のものが挙げられます。

通常型(標準ポッド搭載型)
標準ポッド+燃料給油装置搭載型(登場話数未確認)
標準ポッド+垂直上昇用ブースター搭載型(登場話数未確認)
標準ポッド+グライダー搭載型(第2シーズン45話のみ)
標準ポッド+作業アーム搭載型(第2シーズン26話のみ)
救難型(救難医療用ポッド搭載型、通常型との外観上の違いは色のみ)
国際ルナ委員会コミッショナー専用機(これも通常型との外観上の違いは色のみ、第1シーズン第1話のみ登場)
ラボラトリーポッド搭載型(ポッドの左右が張り出しているもの)
ラボラトリーポッド+増速ブースター搭載型(第2シーズン25話のみ登場)
フレイターポッド搭載型(核廃棄物運搬用クレーンコンテナ)
クレーンアーム搭載型(第1シーズン9話のみ)

以上が見られます。
バリエーションが多数登場するのは第2シーズンの方なので、早い所リマスター版を出して欲しいですね。

出来れば47、48話込みで!!

+++++++++++++++++++++++++++++(原文ママ)+++++++++++++++++++++++++

最後のフレーズは、『スペース1999』は放映当時、欧州では結構人気を博したドラマで、最終回2話は前後編だったため再編集されて劇場で封切られたのです。
版権のためか、日本でも最終2話を除いて放映されることが多々あったのですね。

それはともかく、第一話は、大々々傑作のセンス・オブ・ワンダー作品なので、ぜひご覧になっていただきたいです。

『スパイ大作戦』の変装のプロ:ローラン・ハンド(トム・クルーズが演じたイーサン・ハントのモデル)役のマーティン・ランドー、元モデル:シナモン・カーター役のバーバラ・ベイン(スパ大の共演で結婚したオシドリ夫婦として有名、でも後に離婚)、『逃亡者』でジェラード鬼警部を演じたバリー・モースを軸に、月面基地ムーンベースアルファの生き残りを賭けた戦いと冒険の日々が描かれます。 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。イーグル・トランスポーターは失礼ながら存じ上げていませんでした。画像見ましたが、モジュール工法っぽい感じが出ていて良いですね。デザインがスターシップトゥルーパーズの宇宙戦艦にも通じるように感じました。
巡洋戦艦の戦訓が流れに流れて大和の集中防御構想につながるんでしょうか?全体防御だと速度が担保できなかったので、バラストであったり水密区画を細かくしたみたいな話を読んだ覚えがあります。引き続きよろしくお願いします。