「トシサダ戦国浪漫奇譚」の感想

ppppp2016
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良い点
…薄暗くよく見えない。その顔を俺は凝視した。

「お前は誰だ?」

この件がジンと印象に残りました
わかるけども遣ってはいけない事
藤林正保が許してくれた事
池波正太郎氏の作品の中に渡辺 了が主人公の小説がありまして
自分が仕えるに堪えない主人に対してあっさりと見限る戦国の武将のお話でした
癖のあり過ぎる三河武士だけじゃなく、この時代我の強い古兵どもに少しは認められたのかなと思いました
 
コメント
諸説ありますが秀次さんは没落しかけた家の者を積極的に拾い上げ
妾もそれに連なる者が多かったそうです
ただ最上義光の幼子の件は良く分かりませんが
武将ではなく内政家?武では評価は悪いがその他については良かったと

さて徳川家康ですが秀吉が朝鮮出兵に精を出して居る隙に様々な大名に陰日向と交流し草を潜り込ませ
その当時の五大老の力を蓄えていたとも言われています
結果、秀吉が自滅するような過程を経て関ケ原の戦い・大坂の陣に繋がった 
作者からの返信
 
感想ありがとうございました。

ご指摘部分は見限られても仕方ないですね。
幾ら疲れているからと言っても。
でも、藤林正保が許したということは、
藤林正保にとって主人公が支えるに足る人物と思ったからでしょうね。
三河武士は一癖も二癖もある人ばかりですもんね。
秀次は全く悪党という訳じゃないとは思います。
でも、立場的に主人公と対立しやすい関係になりつつありますね。
主人公も秀次と距離を取りたいと思っているようなので余計に。
秀次と距離を置くことで、秀次事件で主人公の立場がどうなるかが気になるところです。
内政家としてはある程度能力は高かったと思います。
本当に有能なら秀吉と折り合いをつけ上手く立ち回れたと思います。