「銀河英雄伝説~その海賊は銀河を駆け抜ける」の感想

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コメント
提督たちも今となっては、エーリッヒに上から目線で偉ぶった態度で接するのは不可能でしょうね。最初は小賢しい海賊だ、という程度の認識だったのに、今ではもう計り知れない力量に恐怖する始末。
先を越される度に溜息をつくのは変わりませんが、これも以前は「くそっ、またしてやられたか。我らの功を奪い取る、忌々しいやつめ」という憤怒混じりだったのが、現在は「ああ、これでまたローエングラム公に怒られるよ」という嘆きになってるでしょう。これが今後も続くと、軍内部で「公は事あるごとに我らを役立たずと叱責するが、公自身とて黒姫に出し抜かれているではないか。上に立つ者として、器が小さくないか?」なんて疑念が湧いてくるんじゃないでしょうか。

そういえば、黒姫の活躍ぶりを、兵站部の女性陣は今どんな思いで見つめているのでしょう?