「SAO-銀ノ月-」の感想

迷い猫
迷い猫
 
良い点
 ベトナム人のDEBANだやったぜ!
 
コメント
 と言うわけで、どうも迷い猫です。 シリアス? 知らない子ですね。
 前話に続いてベトナム人の出番があったことに喜びを感じつつ、遂に蓮夜さん式マザロザもここまで来てしまったかと感慨に耽っております。
 そんな感じで気を取り直して真面目な感想をば。

 この結末は既に決定されていた結末であり、回避しようのない(回避している作品も多くありますが)終結なのでしょう。 しかし、そうなるとわかっていて読んでも目が潤むのは原作マザロザの素晴らしさもありますが、蓮夜さん式マザロザで原作以上に楽しそうに生きていたユウキを見ていたからなのだと思います。
 多くの友人を作り、笑い、遊び、戦い、時に涙を流し、けれどもまた楽しそうに笑う。 他者よりも明確な死が決定されていたユウキだからこそ、その笑顔は眩しく輝いて、そして人を惹きつけるのだなと。 ともすれば忘れがちな《生きている》と言う最大級の幸福を彼女を見ていると思い出せます。
 やっぱりユウキは可愛い(確信

 某所では《地味》《根暗》などと褒めそやされているショウキくんに弱音を吐き出すユウキには胸を打たれました。 爆発物さんも言っていましたが、年頃の少女らしい反応でありながら原作にはなかった展開で、けれど違和感なく描写できる蓮夜さんはさすがですね。 その文章力がとても羨ましい(切実

 次でマザロザ最後ですかね? とても楽しみに更新を待つことにします。
 ベトナム人の更なる活躍を祈って。

 ではでは、迷い猫でしたー 
作者からの返信
作者からの返信
 
 感想ありがとうございます。

 ベトナム人のDEBAN→なお台詞はない模様

 あまり相手と必要以上に関わろうとしないショウキですが、それはアスナやスリーピング・ナイツのような、ユウキに励まされている人ではないということで。だからこそ、ユウキが弱音を漏らせる相手になれたのではないかと思います。

 楽しげに遊んでいたからこそ、エイズのことだけは仲間たちに言えなかった……という展開にしたかったのですが、そこは急展開に巻き込まれてしまい、上手くいかずに要反省。それでも楽しそうなユウキ、というのは書けたと思います。

 お察しの通りに、次話がマザロザ編の最終回です。次話を更新しましたので、読んでいただければ幸いです。