「SAO─戦士達の物語」の感想

迷い猫
迷い猫
 
コメント
 どうも、こちらでは初めまして、迷い猫です。

 戦士達は私が暁に登録した頃から読んでいる作品で、今でも良く読み返しております。
 個性豊かなキャラクター。 心躍る展開。 王道を踏襲しつつもそれだけではないストーリー。 そしてそれらを纏め、鮮やかに描写してみせる文章力。
 ベタな褒め言葉ですが、どれを取っても素晴らしいの一言に尽きます。
 同じ書き手としては見習うことが多いので、参考にさせて頂いたりしています。

 特に好きなのは、鳩麦さんの解釈やリョウコウの介入によって生じた原作キャラクターたちの変化です。
 レコンがスーパーレコンになっていたり、サチが黒魔女になっていたり、あるいは新川くんが新川くんだったり、ネタバレ防止のために多くは語りませんが、そんな《鳩麦さん印の原作キャラクター》が好きで好きでたまらないのです。 原作でも魅力的なキャラクターではありますが、戦士達に登場する原作キャラクターはまた違った魅力を持ち合わせていて、更に原作キャラクターが好きになります。

 加えて特筆すべきはその文章力でしょう。
 一話一話の区切り方の冴え。 読みやすく、けれど薄くはない、むしろ密度のかなり濃い描写。 時折挟まれる少女マンガのような甘い恋愛感。 日常会話も面白く、部屋で1人クスクス笑う変人はきっと私だけではないはずです←おい
 期待させておいて、その期待を十全に満足させつつ『あー、くそう、こんな書き方をしてくるか⁉︎ 魅せ方が上手いなコンチクショウ!』と良い意味で期待を裏切ってくれるので、いつも更新が楽しみです。

 惜しむらくは誤字脱字の多さ(私も人のことを言えませんが)ですかね。 もっとも、だからと言って興奮や感動が冷めるわけではないのですが。


 とまあ、長々と褒めちぎったところで最新話の感想をば。

 原作では終始重い空気を漂わせているマザロザ編でありながら、食材調達と言うややのほほんとした空気での始まりでしたが、のっけから噴き出してしまいましたよ。 おいシリカおい←
 キャラクターそれぞれの会話も自然で、特にシリカとリズの掛け合いはニヤニヤが止まりませんでした。 いやー、彼女たちは相変わらず仲が良いですね。

 さてさて、次回は物語が大きく動くだろう話になるでしょうし、楽しみに待っていますね。
 無理のないペースでの更新を頑張ってください。

 ではでは、迷い猫でしたー 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます!改めまして、作者こと鳩麦です!

おおぅ、其処まで手放しで褒められると、何というか。ぞわぞわしますねw自分のような未熟者の文章が誰かの文章の参考になどなるのかと本当に疑問ではあるのですがw

自分の小説の中で大きく原作から外れているキャラクターは、大体が原作を読んでいてより外側へと可能性を広げられそうだと感じたキャラ達です。人の歩みと言うのは、分かれ道が一つ違えただけで全く別の道を歩むもの。キャラクター達もまた然り。ifと言う要素は二次創作物最大の楽しみだと言って全く過言ありませんからねw是非彼らのことがもっともっと好きになっていただけたなら。これ以上望ましい事はありませんw

自分の文章に其処までの自信が持てた事は殆ど無いのですが、もし誰かに誇れる文章が書けていたとしたら、それは数多の感想と私が読んだ小説達のお陰なのでしょうね……無闇に長く文章を書いていた結果身についた弊害のような恩恵のような者ですが、それが誰かを楽しませるなら、身につけた甲斐があるという物、誤字脱字を何とか減らせるよう努力しつつ、これからも書かせて頂きます。

さて、本編、シリカの「食べたいかー!」から始まった今回ですが、そもそもどういうわけか、鳩麦の中のシリカは食いしん坊キャラに固定されているキャラです。(キリトやリョウなんかもそうですが、彼女は実はこの作品中で登場したほとんどの場面で、大体何か食べてます)
そんなシリカとリズ。リズ一人よりも、茶々を入れてくれる彼女が居ると場が和むんですよねw対してリズは引き締めてくれるので、バランスが良い。

原作中でも二次作中でも、高相性名コンビな二人ですw

MR編に入ってからこっち、オリジナル展開が多くて神経が磨り減っております。昔は無知ゆえにポンポンかけていたオリジナルも、今となっては慎重にならざるをえないもの、崩れないよう、頑張らせて頂きます。

ではっ!