「真・恋姫†無双 劉ヨウ伝」の感想

tukiyomi
tukiyomi
 
コメント
更新お疲れ様です。

主人公サイドの最後の和解勧告を蹴り飛ばしたカク。
正直、董卓及びその配下のこと考えるならば『すべては自分の暴走であって、他は関係ない』ことだけ主張して、自分が全ての泥をかぶる代わりに、条件闘争に持っていくしかないのですが、『董卓の理想をかなえられるのは自分だ』という意識が極限まで肥大化してしまって、完全に滅亡の道へと歩いていますし。

何よりこの状況に救いがないのが、『董卓の意思を完全に無視しての暴走』であって、董卓にしてみれば、もう完全に事態の諦観をしているんじゃないかなと。
劉表とはまた違った形で『破滅を回避できたにもかかわらず、決断力がなさ過ぎて破滅に追いやられる』状況ですねえ。

正直ここまで来ると、如何に主人公を殺しても、袁紹を中心とした面子がほぼ全力で仇討に来ますので、何をどうやってもカクに逆転できる可能性がないんですよねえ。それだけ国力差がありすぎますし。

軍師として大事なのは冷静さなんですが、カクはその意味でも3流の軍師になっているんですよねえ。(史実だと、最初から最後まで冷静さを発揮していたんだけど) 
作者からの返信
 
感想ありがとうございました。

史実のカクは面子より実を優先する強かな人物だったですよね。
史実のカクなら正宗が和解勧告をしたら間違いなく飲んだでしょうね。
それに無理してまで朝廷に食い込もうとしないでしょう。出来ることをやる感じの人でしたね。分の悪い危険な賭とか絶対にしなさそうです。

本作品のカクさんは月教の狂信的信者的な要素を持たせています。