「異世界にて、地球兵器で戦えり」の感想
更新頻度には期待しないでほしいと仰られましたが、2日に1度ぐらいの頻度で更新があるので、読者としては嬉しい限りです。私生活でも新年度を迎えて忙しいかと存じますので、無理のない範囲で執筆活動にお励み下さい。
悪い点
悪い点というより疑問点なのですが、対帝国戦に投入できる戦力が少ないと言っているのに、ファルマート大陸に地上部隊を投入して、地道に帝国の各都市・拠点を攻略していく理由がよく分かりませんでした。
太平洋戦争中に米軍が島嶼伝いに地道に攻略・占領を進めていったのは、海の上では点在する島々以外に拠点となる場所が他になかったからであって、その島嶼攻略戦もサイパン島やテニアン島、硫黄島のように、日本本土への直接爆撃を可能とする航空基地の建設用地を確保する意味合いが大きかったと記憶しております。
とすれば、既に帝国植民地の港町エルメスを占領し、その周辺を基地化したことで、アカツキ帝国側は帝国全土への空爆が可能になったはずですから、後は、ビラを撒いて厭戦気分を煽ったり空襲前の事前通告を行いながら、重要拠点をシラミ潰しに爆撃した上で帝国が降伏するのを待ち、帝国の降伏後に進駐軍を進めれば、最初から大規模兵力を直接投射する必要はないのではないかと思いました。
少なくとも、第二次世界大戦から冷戦期中頃の爆撃機の性能があれば、帝国植民地から帝国本土のほぼ全てが爆撃可能になっていると思いますし、余程遠方でない限りは戦闘機による爆撃隊への護衛も付けられると思います。
コメント
作者様はコミカライズ版の作画担当・さを先生の描かれた「特地全図第2版（ほぼ公式）」というイラストをご存知でしょうか？ もしよろしければ、その地図上の大体どのあたりに港湾都市エルメスがあるのか教えていただけると幸いです。エルメスは帝国植民地の港町ということなので、ファルマート大陸の南に位置する2つの島の沿岸部にあるのだろうなとは思うのですが、具体的な描写がないので教えていただけると幸いです。ちなみに、「特地全図第2版（ほぼ公式）」のURLは下記の通りです。
ttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=38628158
作者からの返信
2016年 04月 16日 21時 36分
2016年 04月 16日 21時 36分
感想ありがとうございます。疑問点につきましては、次の話で説明させていただきますのでご了承ください。それと特地全図第二版を教えていただきありがとうございます。大変に参考になりました。
2016年 04月 16日 12時 47分