「外伝 銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)」の感想

DD13
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良い点
【追憶  ~ 帝国歴487年(二) ~】
>組ませるのであればミューゼル大将が最善だと思う
>むしろ好都合ではないかな、軍務尚書。弱い司令長官に簒奪は出来ん
ミュッケンベルガー元帥は、やはり軍の前線で指揮をとるだけあって、三元帥の中では一番過激です。
簒奪の懼れがある寵姫の弟を手っ取り早く始末してしまえという提案をしてくる。
軍務尚書と統帥本部総長の二人が、慎重に事を進めようと四苦八苦している所に、爆弾を投げ込みました。
哀れなエーリッヒは、爺様達にとっては、邪魔なラインハルトを殴り倒す鈍器にしかすぎません。
この真相には納得します。
そして、爺様達をその方向へ誘導する陛下(もちろん陛下の御意向を理解し言葉に落とし込むリヒテンラーデ候あっての事です)が一番の黒幕です。
爺様達の活躍ぶりがとても素敵です。