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ソードアート・オンライン ≪黒死病の叙事詩≫
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ソードアート・オンライン ≪黒死病の叙事詩≫の感想一覧
「 ソードアート・オンライン ≪黒死病の叙事詩≫」の感想
マルバ
2014年 12月 11日 00時 29分
良い点
最序盤ではピーキーすぎる武器とビルド、主人公のこだわりがとても魅力的で、一気に惹きこまれました。第一話、スバルくんがイノシシ相手に大苦戦するシーンで笑い死にそうになりました。そしてアイさん登場シーンでも大笑い。こういった面白さが物語のところどころにあるのがとても良いと思います。
一方シリアスな話もテンポ良く進み、主人公が自分の生き様を語るシーンなどには感動を覚えました。スバルくんマジかっこいいです。
最新話に関しては、SAO三層のような凝った設定がいいですね。こういう背景設定は読んでいてとても楽しくなります。ファンタジー最高!
悪い点
『≪イルファング・ザ・コボルドロード≫ その弐』で主人公がキリトの言葉(「だ……だめだ、下がれ!! 全力で後ろに跳べ――――――ッ!!」)に対し混乱して視線を彷徨わせるシーンがありますが、ここは表現が少し過剰気味だと思います。修辞の意味が分からず少し考えこんでしまいました。確かに事態が分からずパニックになった時の思考が減速される感じをよく表しているとは思いますが、もう少しシンプルに書いても十分伝わるのではないでしょうか。他のシーンはテンポ良く進んでいくこともあり、読んでいてこのシーンが少しひっかかりました。
あとは誤字報告です。
『≪イルファング・ザ・コボルドロード≫ その壱』「シニアー」→「リニアー」
『≪外伝≫ かなわないけれど』「ディペート式」→「ディベート式」
コメント
感想を書こう書こうと思って早二ヶ月。ようやく書きにきました。必然的にSAOに登場することとなった主人公というのは私の小説に共通することでもあり、多少の親近感を覚えながら読ませていただきました。短剣だけでも著しく憧れるというのに、ジャマダハルとは! ジャマダハルの写真を最初に見たとき、これは最強のロマン枠だと思ってとてもわくわくした私にとって、この小説は本当にどストライクで、ああなんでこんな素晴らしい作品がこんなに評価が低いんだと思ってとりあえず精一杯の評価を送らせていただきました。文章力・ストーリー・背景設定共に最高峰です。これからも楽しみにさせていただきます!
作者からの返信
2014年 12月 11日 17時 56分
設定、ストーリー、文章、お褒めいただきありがとうございます!
物語の最中の、飽きさせないために用いた文章が有効に機能しているようで嬉しいです。特にアイさんの食事シーンは『生理的に一般受けしないんじゃないだろうか』という疑念もあったので、笑えてもらえて良かったです。
そしてシリアスシーン、これが褒められるとは少々予想外です。自信がない、というのもありましたが失敗した、と思っていたからです。主人公の人生は一層編のオチでもあるので大事にしたかったんですが、読み解けるということならあのままでもいいかもしれませんね。
最新話の設定は凝りに凝りまして。というかまだ出してない情報も沢山あります。飽きさせない、とは思いますが、設定を読み手に纏めさせれるかはどうか……第三十三層編はそこが課題です。
今章はそりゃあファンタジーしますよ。≪RPGゲームとしてのSAOを≫が今章の表現のテーマですから。
悪い点ですが、文章が過剰ということでしたので、さてどう表現したものかと思い、文章量を減らし足音の描写も簡素化しました。これで多少読みやすくなると思います。表現についての指摘はとてもとてもありがたいです。これからはもっとテンポを大事にしていこうと思います。
誤字報告もありがとう御座います。勘違いからくる誤字はどうしようもないもので、指摘されるまで気づきませんから助かります。≪ディペード≫の誤字はいっそアイさんのミスとしました。本当は私の間違いなんですが、別に良いですよね。
そしてコメントですが――そう、ジャマダハル! いいですよねジャマダハル! 私も書くにあたって振り方の動画を探したんですがこれが無い事無い事……。本当に浪漫ですよ、浪漫。変な武器好きには堪らない一品です。あと主人公の背景ですが、暁であまり≪ゲーム至上主義≫の主人公を見なかったので出したかったんです。いっそ言うと彼の性格はたった一つの設定から生まれたぐらいですから。
最高峰の評価、ありがとうございます。励みになります。これからも面白くなるよう誠心誠意、尽力します。私もゆるりと気長に≪もう一人の主人公の物語≫楽しみにしてます。
感想ありがとう御座いました!
2014年 12月 11日 00時 29分