「銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)」の感想

巨峰国光長十郎
巨峰国光長十郎
 
コメント
ヒューマン・ライツ・ジャーナル
もしかするとトリューニヒト派の軍人がイゼルローンで、ヤンの派閥に転向したのは、ヤンの策略ではなくて、この雑誌のせいかもし
れませんね。
政治家が自分の身内を後方に置きたがる件は、私も彼らの立場になれば、やってしまうかもしれません。国民の模範になるために、自分の子供や孫・甥や姪に危険なところに行かせるなんてやりたくない。このような不正をすれば、政治家失格でしょうが、公平にといって危険な目にあわせるのは、人間失格な気がします。

だんだんと同盟側が暗い雰囲気になってきました。
エリヤ君のことだから、トリューニヒトを諫めようとするでしょうが、その場合無事でいられるでしょうか?

エリヤの迎えが早すぎるのは、どういう事情なんでしょうか?

前回も今回も、エリヤが甘みを感じなくなったのは。
①ストレスで味覚障害になっている。
②甘いものを食べ過ぎて、味音痴になってしまっている。
③とある提督の副官が、上司の不摂生を心配して、食べ物の甘味料に細工してヘルシーにしてしまっている。(今回の食事もこっそりと砂糖をヘルシーな甘味料にすり替えられている)

ガイエ襲来
危機に陥ると本領を発揮するエリヤ君は、ガイエにうまく立ち向かえるか?
それとヤンは帰還できるのか?

と書いてはみたものの、史実とは違い、後詰の艦隊はパエッタ率いる第一艦隊が(たまたま)来るんですね。ということはヤン率いる5000隻を投入せずに済むのかな?もしかすると、パエッタのほうが早いし、戦力が多いしで、ヤンの開放はないかもしれません。
あとは史実と違い、イゼルローン側が一枚岩でなく、二つの派閥がいることがどう作用するかが問題。
それと現在のところ、メルカッツが全然出てきてないので、迎撃艦隊にいきなり彼が出てくるというのは唐突感があるので、史実と違ってアッテンボローかビューフォートが指揮を執るのでしょうか?


ユリアンとエリヤ君は基本的に似た者同士だと思います。ただし向いているベクトルが真逆なので、(近親憎悪的な意味で)かなり憎み合いそうな気がします。

メルカッツもそうですが、ルビンスキー(あるいはルビンスカヤ)さんはこちらの世界ではお元気でしょうか?