「銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)」の感想

ロード
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コメント
作品読んでて思ったんですけどトリューニヒト派って、ほぼ見事に脛に傷が有るか、権力者の庇護が無ければ孤立しそうな者達で構成されてますよね?
例えばドーソン大将は有能ですが、依怙贔屓が激しく、贔屓しない者にはお茶汲みやコピー取りさえ遣らせなかったり意見を聞く気も無いといった態度、他人からすれば重箱の隅をつつく事に熱中してゴミ箱漁りまでやらかす偏執振りや、ちょっとした対立や意見の違いをネチネチ根に持つ性格が災いし、トリューニヒトの庇護が無ければあっさり孤立でしょう。
トリューニヒト派の閣僚達も女性問題や汚職、性格と付け入る隙が有りますよね?
エリヤには付け入る隙が有りません。
同盟ではヤンに匹敵するか下手したら上回る人気も有ります。
トリューニヒトが帝国領侵攻作戦直前に言った「汚れた者達の結束力」がトリューニヒトとエリヤの間には存在しませんよね?
「君と意見が別れても君と私は友人」
この言葉が怖いですね…
 
作者からの返信
作者からの返信
 
言われてみると、トリューニヒト派は弱みを握り合ってる関係ですね。その中にあって、弱みらしい弱みのないエリヤは確かに得意です。強いて言うなら、ちょろい奴という弱みがありますが。

トリューニヒトにとっては、ある意味特別なのかもしれません。