「銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)」の感想

tukiyomi
tukiyomi
 
コメント
更新お疲れ様です。

なるほどねえ。
イゼルローンは逃げ場がない者の最後の砦ですか。
そりゃあ結束は固いし、何が何でも抵抗しようとするでしょうな。
だからこそシトレ派とロボス派ではできた派閥の一時休戦や馴れ合いもできず、食うか食われるかの大戦争になっちゃうわけですが。

それにしてもトリューニヒト派でも、エリヤではなくてロックウェルやパエッタが来たらと思うとぞっとしますね。どう考えても激突間違いなしですから。

そしてエリヤがこれまでずっと「徹底して筋を通す」ことを重視していたことが知れ渡っているからこそ、ある意味イゼルローンの人間にとっても安心できるんでしょうねえ。正直でいさえさえすれば、エリヤは積極的に不利益な行動をとるようなことはしないと。
勿論、ハイネセンからの命令があれば、エリヤはハイネセンの命令通りに動くことは知っている訳ですから、ある意味危うい均衡ではありますけど。

しかしアッテンボローよ。どう考えてもその行動は憂さ晴らしているようにしか見えないのが何とも。
『じゃがいもの子分がいれたコーヒーなんか飲めるか』と啖呵きっても、トリューニヒトの権威をにおわすこともせずに、誠実かつ筋を通す態度取り続けているエリヤ相手だと、そりゃ実際には喧嘩を売りづらいでしょうしねえ。 
作者からの返信
作者からの返信
 
逃げ場がない以上、戦うしか無い。クーデターの時のエリヤと同じですね。死ぬまで戦う者ほど厄介な相手はいません。イゼルローン方面軍は強いですよ。

トリューニヒトも適当に選んだわけではなくて、ちゃんと人を見てるのでしょうね。エリヤを投入すれば、膠着状態に持ち込める。そんな判断なんでしょう。

アッテンボローはまあ、戦ってないと死んじゃう人ですから。