「銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)」の感想

巨峰国光長十郎
巨峰国光長十郎
 
コメント
キルヒアイスは生き残るの確定ですか?
ラインハルトへの暗殺未遂事件と、その後のどさくさまぎれのクーデターが無くなったとみていいんですか?

キルヒアイスへの元帥号授与
これはリヒテンラーデ公にしてみれば当然のことでしょう。キルヒアイス司令長官ならば、ラインハルトと実戦部隊を切り離すことができる。二人の仲も今までどうりにはいかないでしょうしね。当然リヒテンラーデ公にしてみれば、枕を高くして眠れるわけで。
皇帝からの勅命であれば拒み続けるのは、不可能でしょう。やりすぎると不敬罪になりかねない。
何もなしにこのままリヒテンラーデ公のもとに艦隊が戻ることになると、宮中での戦いではラインハルトはかなり苦戦しそうですね。


ファーレンハイトは史実どおりの活躍はできたのでしょうか?できなければ下手すれば、モブ提督と扱いが変わらないような気がします。

メルカッツは、史実通りにヤンファミリーに入るか、フィリップスのもとに来るか、一転してラインハルト陣営に降るか興味があります。

旧シトレ派とトリューニヒト派の確執は、士官連中にとっては、帝国よりも味方であるはずの相手派閥のほうを憎んでる人がかなりいそうですね。

エリヤが参考にした禁書は、参考にしたことがばれた時点で、かなり立場が不味くなりそうですが、大丈夫でしょうか?
それと士官学校用のテキストくらいには目を通したことがあるんですか?禁書を読んですぐに結果が出たくらいですから、テキストを読めばもう少しまともな用兵ができたのではと疑問に思いました。

どうでもいいことかもしれませんが、ルドルフの著書の肩書は「連邦軍少将」ではなく、「銀河帝国皇帝」のほうがこの時代的には正しいのではないかと思うのですが、なぜこの肩書なのでしょうか? 
作者からの返信
作者からの返信
 
キルヒアイスの運命は最新更新分で明らかになります。リヒテンラーデの駆け引き、さすが宮廷政治の強者です。

旧貴族軍幹部の行方は、いずれ明らかになるでしょう。

敵より味方の反対派閥のほうが憎いというのは、良くある話ですね。同盟内部の派閥対立もまさにそうです。

ルドルフの理論からエリヤが導き出した手法は、「わかりやすい勝利とわかりやすい信賞必罰で市民にアピールする」です。まさにエリヤの得意分野。もともとセンスが無い用兵はこうもいかないでしょうね。

肩書を連邦軍少将にしたのは、軍人時代に書いた本だからです。