「銀河英雄伝説〜ラインハルトに負けません」の感想
私の私的考察ですが、ヤンは民主教信者と言うよりも反自由惑星同盟主義者だと思われます…
つまりは民主共和制の信者だが自由惑星同盟は嫌い…
エル・ファシル脱出作戦やらイゼルローン要塞攻略やらで名声を獲ながらも同盟崩壊を食い止める努力は殆どしていません…ラインハルト捕殺寸前と言うかもう引き金引きゃ殺せる位置まで到達しながらアッサリ引いていますし…
自由惑星同盟崩壊後、民主共和制の灯火を残す為に戦っていますが、逆説的に考えるとヤンは第二のアーレ・ハイネセンを狙っていた様に見えます…同盟崩壊後の方がとても積極的です…
志半ばで死ぬ辺りまで…
帝国貴族やらの亡命者達の流入で変質し、衆愚政治で腐り果てた同盟を叩き潰して、アーレ・ハイネセン、グエン・キム・ホアらの建国した初期の自由惑星同盟を理想として再生させると言う感じでしょうか。
同盟を帝国に占領させ、真に民主共和制を望む者達だけの新国家建国が目的だった…
フリードリヒ四世は帝国の生まれ変わりをラインハルトに託したわけですが、ヤンはラインハルトが帝国で権力を握った時点で同盟を滅ぼさせて民主共和制の再生を狙ったと考えると結構辻褄が遭う気がします…
作者からの返信
2014年 08月 19日 22時 13分
2014年 08月 19日 22時 13分
なるほど考えられることですね。
貴重なご意見ありがとうございました。
2014年 08月 19日 00時 45分