「銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)」の感想


 
コメント
『一年かけて大部隊の指揮運用に慣れていこうと思う』って……。エリヤ君、その前に、アムリッツァの大敗を食い止めなきゃならないと思いますが……。

 まずトリューニヒトに話をして、「帝国領侵攻作戦」を、なんとしても食い止めるよう頼み込む。
 一方でヤンに話をして、「マスコミに顔を出して、帝国領侵攻には絶対反対の立場を表明する」ように頼み込む。
 フォークに話をして、帝国領に深入りさせないようにし、不利な状況になったら、すぐ撤退できるようにしておく。

 その際、『前の歴史』で、ラインハルトが使った作戦について詳しく話すのは、言うまでもありません。

「焦土作戦? 自国の国民を生け贄にするような、そんな作戦が……」と言われたら、
「もちろん同盟では不可能でしょう。が、帝国なら、これくらいのことはやりかねません」と言えば良いのです。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>まずトリューニヒトに話をして、「帝国領侵攻作戦」を、なんとしても食い止めるよう頼み込む。

頼まれたトリューニヒトは、どういう方法を使うんですか?クーデターでも起こすんですか?議長でも暗殺するんですか?それとも、賛成派の閣僚を全員殺しますか?国防委員長に合法的に認められた権限で止められないのは、原作にあるとおりですが。エリヤが必死で頼み込んだら、権限が拡大するって世界でもないですよ。

>一方でヤンに話をして、「マスコミに顔を出して、帝国領侵攻には絶対反対の立場を表明する」ように頼み込む。

エリヤとヤンはそういう関係にありません。軍隊の指揮系統上でも関係がありません。関係の薄い人間にそんなことを頼みに行くのは非常識、頼みに来られて快諾できる人も普通はいないと思いますよ。

>フォークに話をして、帝国領に深入りさせないようにし、不利な状況になったら、すぐ撤退できるようにしておく。

フォーク一人動かせば、それで敗北が避けられると思ってるんですか?政治と社会と組織って、そんなに簡単なものではありませんよ。キーパーソンを何人か動かした程度で流れを変えられるわけがないでしょう。

>その際、『前の歴史』で、ラインハルトが使った作戦について詳しく話すのは、言うまでもありません。「焦土作戦? 自国の国民を生け贄にするような、そんな作戦が……」と言われたら、 「もちろん同盟では不可能でしょう。が、帝国なら、これくらいのことはやりかねません」と言えば良いのです。

エリヤはプロの軍人ですので、持っている情報と権限の範囲内で行動します。前の歴史の知識を使って、制度的に認められるリソースを超えた行動をする展開は起きません。ご了承ください。