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転生者が歩む新たな人生の感想一覧
「転生者が歩む新たな人生」の感想
2014年 04月 27日 21時 22分
コメント
皆さんが語り尽くしている感じですので、主にそれ以外のことを。
>麻帆良学園大学部にある地下の一角にある部屋に、ネギ、オレ、高畑氏、ガンドルフィーニ氏、瀬流彦先生の5人が入り、(以下略)
この事情聴取は少々引っかかりました。ネギの指導役の高畑はともかく、ガンドルフィーニは今回責任を問われている一人で、処分待ちの身です。それに事情聴取させるのは少々間違っているのではないかと思います。現実の警察で例えれば、「未熟な部下を当てにして、捜査をせずに犯人を泳がせた挙げ句、新たな死者を出してしまった警部」といった感じになりますし(ネギとともに聴取されるのならわかりますが)。同時に、異能協会側の人間が暁一人というのも少々気になりました。ここはもう何人か異能協会からも立会人がいて良かったと思います。関東は実質下部組織化しているわけですから。
>「幸い君は「英雄の息子」だ。本国で再修行するなりすれば「立派な魔法使い」にきっとなれる。影ながら応援しているよ」
これは精一杯の皮肉ですね。彼はその「英雄の息子」に期待していたせいで破滅することになったわけですから。
後、他の人も散々言っていることですが、今回の刹那の「裏切り」は度し難いものがありますね。これってつまり「木乃香はネギ、明日菜より優先順位(自分の中での価値と言ってもいい)が低い」と言ったも同然ですし(本当に木乃香が第一なら、背景を理解していなくても、ネギを見捨てて戻って然るべき)。こうなると(散々自己主張していた割に)護衛という意識があったのかも疑わしいですね。修学旅行からこっち引き離されていたせいで価値が下がっていたのか、心のどこかで「木乃香は自分が護る人→自分の方が(物理的な)力的に上」と考えていたのか・・・・・・(前者ならあの執着心はなんだったんだということになりますし、後者なら人に仕える者として下種の考えを持っていたことになりますね)
それと、さりげなく楓が哀れですね。事態を受け入れて釈放対象になり、(表裏双方で)社会復帰できるはずだったのに、ネギ逃亡のせいでこの時間軸から消滅することになったわけですから。ついでに魔力溜まりを消費(浪費と言ってもいい)したおかげで残り魔力が更に減少→結界消滅(=麻帆良崩壊)が早まるという・・・・・・
作者からの返信
2014年 04月 29日 23時 58分
ガンドルフィーニらがあたった件ですが、一応この時点ではネギ一行らにそんなに罪はなく、大局的に見ればテロリストに見事にはめられた組織の下っ端の見習いが失踪から戻って来ただけで、わざわざ日本異能協会から未だ他の組織である関東魔法協会に干渉する必要もない些末なことに過ぎないからで、ガンドルフィーニらがあたったのは、他に手の空いた人がいない、ワンマンな学園長がいないため組織的にグダクダなんでしょう。ガンドル氏はともかく、尋問される側のハズの学園NO.2の高畑氏をこの場面で出すのは実際迷いました。が、まぁ、この時点で圧力は掛けても干渉をしていないと設定した場合、原作準拠でないとおかしいのと関東魔法協会の無能さが出るかと思いこうしました。なお、暁しか同席していないのは、魔法世界の「英雄の息子」を特別視していないという日本異能協会からのアピールでもあり、人が足りないのもあります。実際、「白騎士」事件の流出や組織統合の打ち合わせ、そもそも日本異能協会自体発足して間もないなど、色々ありますし。
ガンドル氏のセリフはおっしゃるとおり精一杯の皮肉です。この作品のネギは原作と違い色々やらかしているので、こうでも言わないとやってられんでしょう。
せっちゃんの立場としては、この時間軸の木乃香と2度と会えないとは気付いていないので、優先順位的には変わっていないと思ってやってください。実際過去の時間軸に移動したらその時間軸の木乃香に刹那は会えますし。きっとその時間軸で木乃香とネギ&明日菜の2択になれば木乃香を選ぶでしょうし。今回は2択に問われているのに気付いていない残念なせっちゃんと思ってください。
楓はまぁ哀れというか、本人は元の時間軸で自分が消滅しているなんて気付いてないので移動した時間軸で精一杯生きるんじゃないですか。というか、気付いたとしても自分はこの自分1人と割り切って、今いる時間軸で生きて行くイメージがあります。むしろ、残された両親とか親族のが哀れですね。
感想ありがとうございました。
2014年 04月 27日 21時 22分