「銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)」の感想


 
コメント
 エル・ファシルの住民たちが、故郷の復興を願うのは当然。予算を出さない同盟政府に腹を立てるのも当然。

 しかし、同盟という国全体のレベルで見れば、エル・ファシルを復興させることそのものが、『賽の河原の石積み』になってしまう可能性が充分過ぎるほど有り、それを考えれば、予算を出し渋るのも、これまた当然。

 結局、「個人のレベルで正しいこと」と、「地方自治体のレベルで正しいこと」、「国家のレベルで正しいこと」は、それぞれ違うということなのでしょうね。
 
作者からの返信
作者からの返信
 
絶対悪がいないというのが、政治の世界のしんどいところですね。