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銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)
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銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)の感想一覧
「銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)」の感想
不来庵
2014年 04月 14日 21時 19分
コメント
まるで話に聞く戦後の西ドイツ国防軍みたいですなぁ>政治家と軍隊の距離の近さ
(一応、その背景には戦前のドイツ国防軍が”軍人は政治に関与すべからず”を厳正に実行しすぎたのでナチの台頭を許した教訓に鑑み、という理屈がついていたり)
ちなみに、エーリッヒ・ハルトマン(世界記録・352機撃墜のウルトラエース、終戦時ソ連に抑留された後徹底的に対ソ協力を拒否したため戦後十年あまり抑留され続けた硬骨漢でもある)は政治的になりすぎた戦後ドイツ軍が肌に合わず、政治家に取り入るような上官や同僚とそりが合わなかったこともあり、ついに将官に昇進できなかったという話(F-104導入(ロッキード事件ばりに汚職山盛り)に、技術的見地から強硬に反対して上層部から忌避されたのが主因ですが)。
作中の同盟で、クリスチアンみたいな軍人オブ軍人タイプが不満をため込むのもよく分かります。
作者からの返信
2014年 04月 17日 02時 01分
政治と軍隊の距離が離れすぎると、軍隊が国家の中の国家になってしまいます。実際、政治と距離を取り続けたヤン艦隊は国家の中の国家になってしまいましたね。後に独立に追い込まれましたが、あの状況では同盟とヤン艦隊の共存は困難だったと思います。
しかし、政治と軍隊が接近し過ぎると、軍隊が政治に振り回されて弱くなりますね。政軍関係は本当に複雑怪奇です。
2014年 04月 14日 21時 19分