トップ
暁について
ランキング
イラスト検索
よくある質問
各種マニュアル
45,944人
トップ
>>
小説検索
>>
銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)
>>
銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)の感想一覧
「銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)」の感想
2014年 04月 11日 22時 27分
コメント
有能な人を指摘する人が有能でないとは、さすがに
聞いた事がありません。
高校時代のヤンキース松井選手は高校時代に5連続敬遠
されましたが、相手チームの監督は、全打席敬遠以外
勝つ手段がないと判断し、見事、勝利してみせました。
馬淵史郎監督。
高校野球制覇までした名監督です。
作者からの返信
2014年 04月 12日 17時 30分
当時の松井選手は誰もが知っている強打者でした。馬淵監督は誰もが知っている情報から、松井を全敬遠すべきという非凡な策を編み出しました。誰もが知る情報から非凡な策を編み出すのは有能と言えますね。
しかし、単に「あの天才の名前はラインハルトというのだ」と指摘するだけでは有能とはいえないでしょうね。”あの天才”への対応策を編み出せる人間こそが有能でしょう。創作では存在を指摘しただけで対応策を編み出したかのごとく扱われる風潮があります。私はそれに対して違和感を覚えます。
エル・ファシルの逃亡者の本文中でイゼルローン攻防戦が始まった時点で、「帝国軍の分艦隊レベルの指揮官の質の向上」が同盟軍内部ではささやかれているという記述をしました。ラインハルトの登場もその延長線上で位置づけていて、イゼルローン攻防戦の戦闘記録分析から、「奇襲に長けた分艦隊指揮官」への対抗策が統合作戦本部で講じられたという記述もしました。
ラインハルトの名前を指摘してドヤ顔(あえて言います)する転生者と、「奇襲に長けた分艦隊指揮官」への対抗策を講じようと努力する同盟軍の参謀。私は後者の方が有能に見えます。
2014年 04月 11日 22時 27分