「いつの間にかハイスクールD×Dの木場君？」の感想
『勝手な行動をしたとして部長に怒られた。理不尽な。部長が動かなかったのが全ての原因なのに、なぜ僕が怒られなければならない。やはり、王としての才能はほぼ無いのだろう。何処かにトレードしてもらいたいですね。・・・これ以上失望させないで下さいね、リアス部長。』
神を愛する元教会側の人間として隣人愛を説き、普段身に着けているだけでも負担になってしまう十字架をかけている主人公だからこそ、右の頬を打たれたら左の頬を出すぐらいの心持ちなのかと思えば意外と短気でびっくりしました。リアスをただ王としての素質がないと見くびり、見落とし、見限ってしまったような言動。子猫に対して根気強く教え導こうとしていたあの許容・寛容・慈愛の姿勢はなんだったのだろうかと思ってしまいます。
サーゼクスが「次期当主としてリアスなりに頑張っているのだ」とリアスの苦悩を吐露し理解を求めても、「それを言うとソーナ様も同じ条件なのだが」とすぐさま他者を引き合いに出した上でリアスの悩みを軽んじる。道に迷いし子羊を前に「他の奴もできてるんだからお前もできて当たり前だろ」とでも言わんが思考、死霊秘法(ネクロノミコン)に魂を侵され過ぎたのでしょうか？
『主への祈りや十字架で激痛が走るという奴でしょう。もちろん知っています。ですが、その程度で主への信仰をやめるとでも？その程度の試練、乗り越えてみせましょうとも』
リアスの王としての素質のなさ、そこからくる理不尽さ程度の試練、乗り越えて見せてほしいです。
作者からの返信
2013年 12月 30日 21時 13分
2013年 12月 30日 21時 13分
それから聖職者でもありますが、悪魔の価値観にも一定の評価を持っています。ですので欲望に忠実であればある程度寛容です。ただ、その欲望にぶれない、折れない、曲がらない芯がなければその評価は著しく下がります。なので欲望に忠実な一誠のことはもの凄く気に入っています。
そして、木場君？が掲げている目標は長生きする事とキリスト教徒で有り続ける事です。それが難しい環境なら新しい未開地を切り開く事もやぶさかではありません。はぐれになっても別に良いと考えてます。そちらの方が目標を達成し易いのなら。
また地味に死霊秘法(ネクロノミコン)や血の怪で汚染の影響を引きずっています。自分でも違和感を感じない程の影響ですが、何処かで気付くかもしれません。
2013年 12月 30日 14時 27分