「銀河親爺伝説」の感想
滅多に見ない立ち位置のキャラクターで、中々に面白い設定だと思いました。大人の男で頼りになる人間は、ラインハルトの周りには少なかったでしょうからね。
金赤の主従と仲良くなるには、「幼馴染で昔からの友」か「有能だけど出世の障害にならない」ようなキャラクターが良いらしいですが、前者はありきたり、後者は矛盾があるので難しい。
年寄りで出世の望みが無いと言うのは、中々に珍しいかと思います。
本編での金赤主従は、やはりエーリッヒとの年齢差が仲良くなる為の障害だったと思います。
悪い点
良くも悪くも説教キャラな事。
これでこの親爺の名前が「エーリッヒ・ヴァレンシュタイン」だったなら、作者様の作品を好きな人であればあるほどに、勝手にキャラの背景を想像して補完してくれるでしょう。そうすればキャラの厚みを考える設定は必要なくなったのではないでしょうか。
もっとも、作者様はそれを嫌ってわざわざ別の名前にしたのかもしれませんが。
でも、貴族への復讐という感情が薄れ、人生に疲れた感じのエーリッヒって見たくなりませんか？
コメント
まずは、登録もしていない身分での長文感想、失礼しました。
ところで、この設定のキャラクターなら、本編第一話でのイゼルローン攻略と言う設定で上手く繋がるような気がします。
さっさと退役して悠々自適の年金暮らしをしたかったのに、どうしてこうなった……とかぼやきそうですね。
2013年 11月 21日 07時 35分