「銀河英雄伝説〜ラインハルトに負けません」の感想

IPSILON
IPSILON
 
良い点
確かに性格悪い貴族が多いなか、ランズベルク伯アルフレッドは根本善人でした。
意外と実行力も備えてたし。

装甲擲弾兵に成ってしまった伯爵様は凄過ぎw 顔は優男だけど体はマッチョに鍛えたんでしょう。
このまま成長したらミッターマイヤー級の使える人材になりそうな。
もしかして隠れたエピソードが有ったのかも。
 
コメント
長年ヘボ詩人としてデスクワークが多く、ろくにスポーツをしてなかったアルフレッドは、
装甲擲弾兵の訓練初日に血反吐を吐いてぶっ倒れた。蒼白な顔でピクピク痙攣する瀕死の重態である。
そこへやって来たのは最強野人オフレッサー。
「顔色が悪いな、貴様は血の気が足らんぞ。ガッハッハッハッハ」
豪快に笑い飛ばしたオフレッサーは片手で軽々とアルフレッドを抱えると医務室へ連行した。
何と血液型が同じだからと、自分の太い腕を医師に突き出し輸血を命じたのだ。
「うう…総監殿みずから介護して頂くとは…。このランズベルク伯アルフレッド感慨の至り……」
オフレッサーの特濃野人血液が容赦無くドクドクと自分の体内に進入してくる。
(あ…熱い…。何だこの滾る感覚は……)
薄れ行く意識の中、アルフレッドは自分の体に未知の力が湧き上がるのを感じた。

翌日以降、アルフレットの体質は一変した。生来食が少なく痩せぎすだった体が嘘みたいに筋肉質に!
この前まで持てなかったダンベルも軽々と上げられるようになった。
信じ難い事に、20代半ばなって身長が伸びたんじゃないかと知人から言われる有様だ。
「まさかな…、今まで机に向かうことが多かったから猫背だったのだろう」
自分ではそう言い訳してるが、すらりと痩せマッチョになったアルフレッドは古の騎士のごとく凛々しい。

オフレッサーの血液には常人の3倍のテストステロンが含まれており、
蛋白同化作用と筋肉増強に著しい効果が──w
 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想ありがとうございます。

そうなんですよね、ランズベルク伯は物腰も穏やかで人が良いし、平民や下級貴族とも分け隔て無く話せる奇異な存在なんですよね、それに皇帝や帝国に対する得心も嘘偽りのない事は確実ですから、育てば艦隊戦は無理でも、未来の帝国宰相にも成れそうな気がしますね。

士官学校時代から、オフレッサーに師事してましたから、相当仕込まれたはずです。それにやり出した事を途中で止めるようには見えませんから、血反吐を吐いた事は何度もあるでしょうね。

隠れエピソード笑わせて頂きましたw