「エターナルトラベラー」の感想

ぽこぺん
ぽこぺん
 
コメント
■第八十五話、第八十六話
主人公のセリフで「俺・・・あなた」など組み合わせに違和感があり「私・・・あなた」「俺・・・君」の方がこれまで80話にわたる主人公の口調に合うのではと思いました。

■王子、王様の経験が生かせていないは減点ですね。
敵の特徴がある程度分かっている利点があるのですから、誰がどのサーバントと戦うかを決めておく方が戦術らしきものになります
①事前に決めた戦術通り「なのはvsランサ」
①事前に決めた戦術通り「紫vs小次郎戦」
②想定外の戦いとなった「アテナvsライダー戦」は本文通り進み、戦術に行かない事があると主人公、イリヤに戦訓を残す。
③事前に決めた戦術通り「ファイトvsセイバー戦」
全てを行き当たりばったりではなく、戦術通りに全て事が進まない方が波があって良いかと思います。

■第八十八話
バーサーカーが現われた際「な、何なのよっ!あれはっ、チャンピオン答えてっ!」とイリアに命令されてスサノオ、ヤタノカガミ、十拳剣と懇切丁寧ペラペラと喋り捲りますが、令呪や魔力による命令があるとはいえ喋りすぎです。
経験ある大人なら「今は戦闘中だ。後にしてくれ」位言えないのでしょうか?意見具申もできない程ではないと思いたいです。
読んでいて戦闘中のスピード感が阻害されないようにしてほしいです。

■第八十八話
「・・・ほんの一瞬目を合わせただけでこんな高度な暗示を掛けてくるなんて・・・」
いくらなんでも凛が頭良すぎです。
以前に「一瞬、俺と遠坂凛との視線が合う。その刹那で仕込みは終わっていた。」と気付かれぬようにセリフを言ってのに王様主人公の実践経験を小娘に凌駕されています。
せめて凛は「魔眼ではないか」と言う可能性に留めるべきでは?と思いました。

■第八十九話
「二人同時に出れたのね、チャンピオン」
イリヤ」から主人公への質問タイムですね。やはり「今は戦闘中だ。後にしてくれ」と言ってもらいたい所でしたが、
今回は主人公の責任でしょう。体の状態やバーサーカーの事など不安な点があるなら影分身もテストしておくべきでしょう。
これならイリアも怒りません。

『アオっ!』念話が俺に届く。『分かっているっ!』
これも練習(連携)をしてれば出てこないセリフですよね。
長い事一緒にいるんだから阿吽の呼吸で行動してほしい。デバイスとは出来ているようですが。

■第九十話
慎二助命に対し主人公が動かない程イリヤの事を考えていない?
折角、凛と士郎が慎二助命に動いたのだからイリアの命優先に動くチャンスではと思う。
案1)凛と士郎から令呪1画ずつ(または士郎の令呪1画)を譲与させる。
案2)凛と士郎から令呪1画ずつ(または士郎の令呪1画)をくだらない事に使用させる。
(案1)ラストで主人公は令呪の大量使用で封時結界+SLBも使用可能?
(案2)ラストでセイバーのエクスカリバー使用できない?
なんて可能性もありますね。
キャスター討伐&セイバー救助なんて主人公側にメリットが少なすぎるのだから、慎二助命と合わせれば可能ではなかろか?

■第九十話
シリカの持つ「ゲームマスター」さすが所見殺しですね。
カートリッジも令呪も使わずあの威力では強すぎるとも思いました。

■第九十一話
イリヤの「多分これが最善だと思うから」のセリフが私には分かりませんでした。後日談などで語られるのでしょうか。

「この世界の常識を俺に押し付けられても困る」
凛が頭良すぎるのはいいとして迂闊な主人公、本当に元王様か?主人公はあまり成長していないのに王様の経歴が足引っ張っているように思います。

ギルガメッシュ 前回よりもあっさりやられました。登場に意味があったのかわかりません。
聖杯へと吸収させるため?最初の頃イリヤの吸収できる魂の数うんぬんで、これは主人公の戦略的失敗ですね。

セイバーと主人公の共闘による「ディバイーンバスターーーーっ!」「エクス…カリバーーーーーっ!」は盛り上がらなかったように思えます。主人公が1人でダラーと魔術使って締めでもよかったような・・・ごめんなさい。

イリヤとの再契約、主人公がそこまで思い入れる描写されてないですよね。せめて主人公にイリヤの夢を見るシーンがあれば別なんでしょうが。


色々と書いてしまいましたが本作品は大好きです。連載再開の報を聞いた時は、とても驚き、ヤッタという気持ちと嬉しさで溢れてました。今後も楽しみにしています。