改正版 後悔先に立たず、後に立つべし
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7話(改正)
意識が少しずつ覚醒する。
そして、目を開けるといつもと違う天井に戸惑いながらも体を起こそうとするがうまく体が動かないことに気が付く。
「何があったんでしょうか。確か、アーニャと遊園地に行って、それで、公園で別れようとしたら、確か・・・・。」
(そうです。抑えているはずの、マリアンヌが表層意識に出ので話をするこることにより、怒りを感じ、消し去ってしまいました。)
「はー、やってしまいましたか。」
ここでマリアンヌ退場させてしまいました。
「どうしましょう,本当に?」
この事によって、シャルルがどう動くかわかりません。
アーニャを探すのは確実にするでしょうが、その後どう動くか不明です。
V.V.を疑うことも前科がある以上わかるのですが、アーニャと最近、頻繁に会っていた私に疑いを向けてくる可能性も低くは無いでしょう。
アーニャもラウンズにはならないでしょうし、原作知識に頼る気はなかったのですが、これからの動きが全くわからなくなりました。
マリアンヌは確かC.C.の説得する役目もになっていましたからね。
そう考えれば、C.C.があの時私の存在に気がついていたのかが問題でしょう。
本当にどうしてこうなったんでしょうか。
そうこう考えている時に、自動ドアが開きます。
「おはようございます。戒。」
「おはようございます。ノエル。私はどれくらい眠っていましたか。」
「1週間になります。」
「そうですか、アーニャはどうしていますか。」
「今は、休まれています。先ほどまでこちらにいましたが。」
「そうですか、意識を失う前、彼女の悲鳴を聞いた気がします。」
「確かに、錯乱して悲鳴を上げ、戒に抱きついて離さなっかたので睡眠薬を投与しました。」
「そうですか、悪いことをしましたね。」
そう話していると自動ドアが開き、ジェイルが中に入ってきます。
「やっとお目覚めかね。」
「ジェイルですか、体に力が入らないんどうしてか、わかりますか。」
「それは、当然だろう。エヴォリュダーでなければ、死んでいたよ。ざっと、診察しただけでも裂傷が十数カ所に、骨折も結構あったからね。それに、内蔵も傷んでいたよ。本当、どうして生きているんかが不思議で仕方なくて、解剖しそうになったのをノエルに何度止められてしまたよ。ははははは。」
(やっぱり、この人マッドです。)
「まあ、おかげでエヴォリュダーの以前の検査ではわかなかった貴重な情報がかなり集まったことと君の血液をかなりの量を手に入れることができたよ。私としたらとっても良い結果だったね。」
(私にしたらあまり良い結果とは言えないのですが。)
「血液・・・・。そうだ、あの公園どうなりましたか、殺人現場みたいになっていた事でしょう。」「直ぐに、警察が来て捜査を開始しましたが、死体も発見することが出来ず目撃者も居ない為に捜査の方は進んでいませんが、現場にあった血液のサンプルは保管されました。」
「私の血液のサンプルを回収できますか。」
「もうすでに回収出来ています。」
「早いですね。」
「ジェイルが暴走しそうになりましたから。ガジェットによる保管場所の襲撃です。」
「何をやろうとしているですか!」
「当然だと思うがね。君の情報のの詰まった血液を調べさせるわけにはいけないだろう。」
「ですが、回収した血液をもっていきましたが。」
「それは、それ。これは、これだよ。サンプルは多ければ多いほど良いからね。」
「ほどほどにしてくださいね。」
「そうだ、君にお願いがあるんだが、いいかい。」
「もう一度、サイコドライバーの力を暴走させてくれないかね!その場に居合わせなかったことが残念で・・ヴォ~~~ア!!!」
暴走しそうなジェイルがノエルに顔面を殴られて壁に叩き付けられる。
「死んでいませんか?」
「この程度では、死にません。戒が倒れてからすぐに暴走しそうになるのでこうして止めています。」
「そ・そうですか。」
「早く起きなさい。戒の前ですよ。」
そう言って直ぐにノエルはジェイルを起こします。
「痛いですね。私は知的欲求を満たそうとしただけなんだよ。」
「その願いを私が叶えたら高確率で死にます。許可できません。これからのことを考えましょう。」
「アーニャが姿を消したことにより、ブリタニア皇帝が極秘に動いている事が確認できました。」
「やはり、動きましたか。」
「そのために、秘密情報局が動いています。」
「私のことは疑われていますか。」
「映像には確かに写っていますが、それほど多くはなくどこの誰だかも特定できていません。そのために、油断せずに認識障害の結界を張っていれば、問題は無さそうですが、万が一気がつかれたならブリタニアと敵対する事になるでしょう。」
「それで、アーニャをどうすればいいと思いますか。」
「もう答えは出ているだろう。」
「ええ。皇帝であるシャルルには、マリアンヌがアーニャの中にいたことは知られています。そして、アーニャにマリアンヌの真似をすることは不可能でしょう。そうなると、アーニャを家に返すことはできないでしょうね。」
「そうだね、きっと徹底的に調べるだろう。どう考えても。」
「そうなるとここで暮らすことがベストですか。」
「そうだね、それに彼女のおかげで人工知能AIが完成しましたしね。」
聞き捨てならない言葉を聞き、ジェイルを強く睨みます。
「君が意識を失ったあとにね。君に抱きついて離れないから睡眠薬で眠らせたんだが治療が終了して目を覚ましとたんに君のベッドまで来て、君を見てただひたすら謝り続けるんだよ。「ごめんなさい、ごめんなさい」とね。かなりショックみたいだよ。」
「私の責任ですね。あの時、自制することが出来ていれば・・・。」
「私には、早いか、遅いかの違いでしか無いと思うがね。君は、彼女がマリアンヌのせいで苦しんでいる事を知っていた。そうなってくると君の感情は何とかしたいと思うだろう。最終的には、我慢することは出来なかっただろうね。」
「そう言ってくれると助かります。」
「それで話を戻すが、かなり精神的に追い詰められていたようだったので、元気付けるために君がエヴォリュダーであり、超能力者であるために、このことがバレたら世界中が彼を捕まえに来るとね。」
「なんてことを話すんですか。確かにそうなりそうですが、うまく対応してみせます。」
「現状では、無理だろう、なぜなら戦力が足りないし、味方が居ない。そして経験も足りない。」
「それは・・・。」
「自覚はあるようだね。それで、彼女に守るための力が欲しくないかねと聞くと、その言葉に強く頷いたのでPTのシミュレーターをやってもらったらすごく筋がよくてね。3日ほどでPTの操縦ができるようになったんだ。AIの回避プログラムなどの手伝いをしてもらったから早くすんだんだよ。」
「そうですか。」
「納得はできないかね。」
「本来守る対象ですから。私のせいで彼女は今まで持っていた物を全て失ってしまいましたから。」
「あまり気を居するのもどうかと思うがね。ノエルから聞いた話では、あまり良い環境ではなかった様だしね。」
「それは、そのとうりなのですが・・・。」
「なら気にしない事だよ。それでは、私達は離れるが、まだ、しばらくゆっくりと休んでいたまえ。」
そう言って、ジェイルが先に出っていき、ノエルが頭を一度下げて出て行きました。
(ステータスの確認をしますか。)
そう考えて、ステータスを確認するとLVが1上昇し、サイコドライバーのLVも1上昇し、GPが5000増え、迎撃数が1、PPが5上昇していました。
また、精神コマンドに幸運が増えていました。
PPはシミュレーターでの上昇率は1だったのですが、実際の迎撃では5上昇するようです。
あと気になるのが、サイコドライバーが上昇した理由なのですが、条件がわかりません。
LVが規定に達したらなのか、精神的に成長したらなのか、原作をブレイクしたらなのかなどいろいろな理由が考えられますが現時点で不明の一言でしょう。
どのように変化したのか試してみようと思いましたが、目覚めたばかりなので無理はしてはいけないと思い自重することとします。
そうこう考えを巡らしえいる間に、自動ドアが開き、アーニャが顔をうつ向けた状態で部屋に入ってきます。
「嘘つき。大丈夫だって言ったのに。」
「そうですね。心配かけてすいませんでした。アーニャ。」
「だめ。許さない。」
「そうですか、悲しませてしまいましたから、仕方ないですね。」
「許して欲しくないの。」
「許してはほしいですが、結果的に私はあなたを傷つけてしまった。そのあなたが、許したくないというのなら私にはどうしようもありません。」
「条件付きで、許してもいい。」
「何ですか、私に出来ることならいいですよ。」
アーニャが顔を上げって、私に訴えかけてきます。
「守らせて欲しい。」
「守るですか。」
「ジェイルに聞いた。戒は秘密がバレたらいろんな国や組織に狙われるって。」
「気にしなくてもいいんですよ。それは、私の問題ですから。」
「そんなことできない。戒助けてくれた。その為に、あんなにいっぱい傷ついた。」
「あれは、私が好きでやったことですから。」
「そんなことない、私が頼まなければあんな事に成らなかった。だから申し訳ない。」
「そうではありませんよ。あれは、私の感情の問題です。どうしても、友達であるあなたを見捨てることは出来なかっただけですから。それに、私はあなたの居場所を奪ってしまいました。」
「そんなことない、おかげで記憶を取り戻すことができた。」
「それは、良かったですね。」
「だから、仮初の居場所が失われただけ。」
「本当の居場所も失われてしまいましたよ。」
「記憶にあった場所もあまり良くなかった。」
そう言って、顔を不伏せてしまう。
やはり、家族に対してあまり良い感情を持ていないようです。
「だから、本当の居場所はここ。」
「私には、きっと危険が付きまとってきます。その私を守ろうとすることは、とても危険なことですよ。一時の感情で決めることではありません。」
アーニャが顔を再び上げて、私に訴えかけます。
「私が自分の意志で決めた事だから、後悔しない。」
強い意志の篭った瞳でこちらを見ます。
「それでは、お願いします。」
「我が儘言って、ごめん。」
「それでは、私も疲れたので休みます。アーニャも休んでください。」
「訓練頑張る。」
「ゲシュペンストですか。」
「頑張る。」
「無理はしないようにしてください。おやすみ、アーニャ。」
「おやすみ、戒。」
そうして、私は眠りに就いた。
後書き
名前:天王寺 戒
LV:11
PP:35
格闘:170
射撃:142
技量:147
防御:170
回避:183
命中:188
SP:124
性格:冷静(超強気)
エースボーナス:???
成長タイプ:格闘・特殊
空:A
陸:A
海:B
宇:A
精神:偵察1~
幸運
??
??
??
??
スキル:※エヴォリュダー(勇者LV9&底力LV9&戦意高揚)
※サイコドライバーLV2(念動力LV10&SP回復)
※完全記憶能力
精神耐性
???
???
GP:9000
秘密基地(131/131)
撃墜数:1
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