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戦国†恋姫~黒衣の人間宿神~

作者:黒鐡
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十三章
  終幕から第二幕×決着

「一葉!一真はどこだ?どこにもいないのだが」

「主様ならあそこだ」

久遠や他の兵どもは、皆が上を向いたので俺は屋根から着地をした。足軽共は、まだ鬼がいたと思って攻撃してきたが、黒鮫隊による牽制攻撃で攻撃を止めた。

「諸君よく聞け!この黒い全身装甲の者は、皆が良く知っている者だ。俺達の隊長だ」

「隊長だと?まさか一真か?」

「そうだ俺だ。今は鎧を着ているが、全員よく聞け!鬼との戦いは終わったが、俺達黒鮫隊の戦いは第二幕が開始される。俺達の宿命である敵がな」

「と言う訳で隊長は空に上がる!皆の者はここで待機し、隊長の指示があるまで動かないように」

黒鮫隊の部下が言ったので、俺は空に向かって飛んで行った。一方、空中にいるドウターは動き始めたので、地上に降下しようとしていた。

「全機、攻撃を開始せよ!」

『了解!』

小型はIS部隊で、大型はMS部隊にお任せとする。そこへようやく俺の到着であるのだが、IS部隊のISは旧式タイプである白式、紅椿、甲龍、ラファール・リヴァイヴ、シュヴァルツェア・レーゲン、銀の福音、打鉄弐式。

であるが、既にエヴォルトシステム搭載最新機を持っている。最近になって搭載されたので、白式らに乗っている者らは慣れた機体で戦う事となった。エヴォルトシステム搭載最新機体は、ガンダムを参考に作られたISで一部装甲ではなく全身装甲となっている。

νガンダム(HWS、Hi-ν)・ユニコーンの詳細なデータは宇宙世紀の登場機動兵器一覧に載っている。ウイングガンダムゼロ(Endless Waltz版)はアフターコロニー作品としてであり、GファルコンDXはアフターウォー作品の所に詳細としたデータは見れるようにしといた。

ここからは西暦作品として扱っているが、エクシアRII・ダブルオーライザー(最終決戦用)・ダブルオークアンタ・ケルディムGNHW・サバーニャ・セラヴィーGNHW・ラファエル・スサノオ・ジンクスIVについてはフォルダ名:00関連の機体として見れる。

一番機体名がある所は、コズミック・イラ作品として取り扱っている。フリーダムかストライクフリーダム・ジャスティスかインフィニットジャスティスに関してはベテラン隊員にしか選択出来ないようにしてある。フルバーストを味方ごと使う訳にはいかない。

カオス・アビス・ガイア・デスティニー・レジェンド・インパルスのフォースシステム三種・アカツキ・ストライクノワール・ブルデュエル・ヴェルデバスター・アストレイレッドフレーム・アストレイブルーフレーム・Xアストレイ・ハイペリオンまでのはフォルダ名:Seed関連としてな。なおガンダム系列ではないが、ザクウォーリアとザクファントムのウィザードシステム搭載機・ドムトルーパーも一応選択可能となっているがこれを使う事となるとかなりコアな奴が使う事となる。

フェニックス(能力解放)・ハルファス・バルバトスについてはオリジナル機体として、フォルダ名:
オリジナル機体とされていてまだロールアウトされてない機体もある。まあそれについてはまた後で話す事にするが、全てエヴォルトシステム搭載機なので各個人隊員による好きな機体に乗れるというメリットを使った事で、それぞれ得意な機体にて攻撃を開始した。

「おらぁ、行くぜ行くぜ行くぜ!」

俺は小型ドウターに対して、ハイマットフルバーストを繰り返すが大型ドウターに盾とされたので効果はない。大型ドウターを避けながら小型を倒すが、ここでアクシデント発生した。ヤバい!小型が降下しそうなので、ベテラン隊員として展開しているフリーダムかストライクフリーダム・ジャスティスかインフィニットジャスティス・エクシアRII・ケルディム・サバーニャ・セラヴィー・ラファエルの者らと一緒に追いかける。

大型ドウターに関しては、MS隊と残った小型ドウターは残ったIS部隊で何とかしてくれるはずだ。一方久遠達は、足軽達と共に二条館前にいた。黒鮫隊の者達が慌てて外に行くので、追ってきたのだと推測される。

「野郎共、ここを絶対に死守する!ここにいる足軽達や武将達よ、俺らの前に出るなよ?一歩出たら死ぬからな」

「オレ達でもダメなのか?」

「ダメだ。相手はお前達には敵わない相手だ・・・・来るぞ!上からだ!」

黒鮫隊の者達が上を向いたと同時に、久遠達も視線を上空へと向けると化け物が降下してくるのが分かる。それを追っている者達が迎撃しながら、降下している者もいる。地上へと降りてきたドウターを見たが、足軽達は鬼よりも凶悪で大きさは小型でも2m~3mあるからな。

「全員撃て!」

黒鮫隊の者達が、撃ち始めたと同時に真上からビームの雨が降っていた。全身装甲ばかりだったが、その内の一人は隊長である。

「地上に降りたのが、お前らの愚策だ。全部隊に告ぐ・・・・ビームの雨を降らせ!」

そう言って、ビーム兵器で次々と屠るが次々と空から降下してくるドウター達。だが俺達は、数ではなく質だという事を分からす為に全ての武装でのフルバーストと化した。

インフィニットジャスティス、エクシアRIIは近接格闘で屠っている。サバーニャ、セラヴィー、ラファエルは最大出力で一気に数十体のドウターを屠っている。チャージ中は、俺とケルディムで狙撃してるし、俺は近接格闘やソードビットを飛ばしている。

やがて地上に降下した小型ドウターを殲滅した事により、ここにいるIS部隊は再び空へと上がる。上空は小型ドウターに関しては、殲滅状態となったが大型ドウター五千体とゼットン二体だけだ。俺はトレミー3番艦に戻り戦況を見ていたが、トレミー1番艦はまだ到着していないようだった。あのゼットンは強そうだが、果たして敵う相手かどうかは実際に戦ってみないと分からない。

「隊長、大型ドウター全て殲滅しました!」

「了解した。ここで俺の出番となるが、IS部隊はトレミー3番艦に戻れ。ここからは・・・・」

俺が行くと言おうとしたら、何だと思ったら再びゲートが開く。小型ドウターが千体出てくるが、まだいたのかよと思っていると別ゲートが出現した。何だと思ったらトレミー1番艦だった。やっと援軍が到着した様子だったので、トレミー3番艦ブリッジは安心した。

「こちらトレミー1番艦です。一真!無事?」

「こちらトレミー3番艦。無事だ奏。だが敵は更に小型ドウターが増えたからさ、力を貸してくれ!」

「その為に俺達が来たんだ。行くぞアルビオン!」

『おう!私の力を見せてあげようか。ヴァーリ』

「禁手化!」

『Vanishing Dragon Balance Breaker!!!!』

「桃香達は、一度地上に降りてくれ。桃香と朱里と雛里を回復役として配置したい。俺も行こう」

俺は再びISを纏ってからトレミー1番艦と3番艦は隣同士になったが、3番艦がデカすぎる事に驚いていた。ちなみにトレミー3番艦は、ステルスモードや光学迷彩を解除している。桃香達は、婚姻したので金色の翼も展開可能だがここはあえて機械の翼を展開したが、朱里と雛里は飛ぶ経験に関しては無いが何とか飛んでいる様子だった。

「ヴァーリは、小型を倒している間に俺達は地上に降りて俺の妻達を紹介させる」

「了解した。それまで一歩も降下させないようにしておくよ。一真!」

「皆行くぞ」

降下して行く桃香達だが、下はスカートであるがそこは気にしない方向だったので問題無し。地上は、久遠達がいたのでそこに降りる事にした。

「な、何だあれは?人間が落ちてくる?」

「お、あれは・・・・来てくれたのか。奏さん達が」

と言っている間に、黒鮫隊の目の前に降りてきた。最後に俺が降り立ったが、ISは解除しない。

「さてと久遠。俺の妻達を紹介しよう」

「妻だと?まさか数十人の妻達か?」

「そうだ。皆、姓名と字で良い。真名はここでは通称になっていて、知らない奴が呼んでもいいようになっている。桃香達のは神聖な名なので、真名は省くとするから桃香から自己紹介を頼む」

「はーい皆さん初めまして~。私は劉備玄徳です。よろしくお願いしまーす」

「我が名は関羽!字は雲長。ご主人様の懐刀である。皆の者よろしく頼む」

「私は曹操。字は孟徳。魏の覇王であった者だが、今は主である一真の元で働いているわ。よろしくね」

「私は孫策。字は伯符。呉の麒麟児って言われた事もあるわ。よろしね♪」

「はわわ。私の名は諸葛亮孔明と言います。皆さん、よろしくお願いしましゅ。あぅぅ噛んじゃった」

「あわわ。私は鳳統で字は士元でしゅ。朱里ちゃん同様お願いしましゅ」

と皆が自己紹介して、数秒が経ったら俺達は耳を塞いだ。

『え?えええええええええええええええええええええええええっ!!!!』

耳塞いで正解だったか?そりゃ三国志に出てくる有名武将だが、確かこの時代には三国志ってあったかもしれん。三国志はこの時代より昔の話だが、まあいいや。恋姫繋がりという事で。

「劉備に曹操に孫策だと!あの魏呉蜀の王ではないか!それに関羽と諸葛亮と鳳統は、蜀の武将と軍師ではないか!」

「今孔明とあちこちで呼ばれていますが、この人達が?・・・・偽名なのでは?」

「こいつらの名は本名だ。見知り置け。さてと・・・・桃香と朱里と雛里は一応回復班としてここで待機任務だ。俺と愛紗・華琳・雪蓮で、小型ドウターを屠りに行くぞ。全員武器を出せ!」

武器を出したら各武器に変わった。愛紗は青龍偃月刀、華琳は鎌の絶、雪蓮は南海覇王だった。アクセサリーだった物から、変化した事に驚いていたが今は上にいるドウターを叩く。俺が飛ぶと同時に飛んで行くが、ヴァーリのお陰か残り五百体だった。俺は再びトレミー3番艦に行くと、ヴァーリと合流した愛紗達が小型ドウターを殲滅するまで待機。

「一真!全てのドウターを殲滅したんでな・・・・次は一真の番だ!」

「了解。ヴァーリ以外の者は地上に降りて待機とし、MS部隊はこのまま上空にて待機任務とする。俺がやられそうな時にだけ援護してくれ」

『了解』

そう指示を飛ばした後、ISを解除して俺は叫んだ。

「来い黒鐵!」

『闇より暗き深淵より出でし―其は、科学の光が落とす影!』

俺の姿は消えたかに思えたが、声と共に第二の姿を現した。身長は十m。普段なら四m前後なのだが、今回はゼットンが二体だからだ。

『カタパルトデッキにて黒鐵改を固定と共に発進シークエンスオールクリアー。タイミングを黒鐵改へと譲渡します』

「了解した。黒鐵改、出る!」

カタパルトと共に重力制御で飛んだ我は、ゼットンの元に向かう。ゼットンは待っていたかのように、戦闘態勢になって奇声を放つ。我は空間から剣を出して戦った。一体は俺の剣とだが、もう一体は俺の後ろを狙おうとするが、MS部隊により何とかなった。ペルセフォネを召喚後、ヴァーリにドライグとアルビオンを出せと言ったら召喚されてから、俺は一度後退する。

『相棒、久しぶりだなと言った方がいいか?』

「久しぶりだな、ドライグ。そしてアルビオンも」

『その姿を見るのは久しぶりです。もう一体の方は任せて下さい。行きますよドライグ!』

『おうよ!』

ペルセフォネ、ドライグ、アルビオンは光の鎖によって体が大きくなった。これで俺は、魔神相剋者になるので、一時的に無敵になった。

「さてと行くぜ。ゼットン!」

剣で牽制し、その隙をついて一体目のゼットンを消滅させた。が、消滅したゼットンは二体目の方に吸い取られて行くように見えた。ドライグやアルビオンが戦っているのに、まるで傷付かない状態となった。

恐らく倒したのを吸収したのだろうが、二体目のは強化体ゼットンだ。我は剣でやるが、まるで効果がない所か剣とカマでの力押しとなる。我が押されてそのまま落下するが、ここでヤバい事が発生した。地上にいるのは久遠達なので、何とか人間がいない場所へと落下した我とゼットン。久遠達は無事のようだったが、城門ごと潰してしまったようだ。

「あれは一真なのか!?だが大きさが違いすぎるぞ!」

「あの姿の名は黒鐵改です。隊長の第二の姿と言いましょうか」

俺が倒れている間もゼットンは力押しだったが、ドライグとアルビオンが体当たりしてくれたので助かった。足軽達は驚いたが、何せ幻の存在である龍がいるのだから。

『大丈夫か?相棒』

「しゃ、喋った!」

『ん?そこの人間よ。俺らが喋っちゃいけないのか?』

『ドライグ。そんな事言ってないで、お前の相棒を引き起こせ』

『おっとそうだったな。アルビオン』

俺はドライグの腕により引き起こされた。城壁丸ごとペシャンコとなってしまったが、戦後に直せばいい事だ。

「一真。大丈夫か?」

「今度は白い鎧?」

ヴァーリが地上に降り立った後、一度禁手化を解いたようだ。我は立ち上がり、ゼットンと戦うが戦況は最悪だ。剣を弾き飛ばされたので、丸腰となった我にカマで滅多打ちされるからか防御に徹した。

「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

カマでの滅多打ちの為か腕でのガードをしていたが、ドライグとアルビオンの火炎弾と共にゼットンはトドメを指そうとした瞬間、トレミーが姿を現してGNキャノンで牽制をしたのだった。

「あ、あれは、空を飛ぶ船?」

「あれこそ、我々の船であり前線基地でもあります」

GNミサイルを撃ちまくってから、ヴァーリは俺の所に来た。黒鐵改の目の光は点滅していたが、まだ諦めた訳ではない。

「ヴァ、ヴァーリ。俺と一緒に呪文を言え」

「分かったぞ。ドライグにアルビオン!俺の中に戻れ!」

ヴァーリは再び禁手化後、ドライグとアルビオンはヴァーリの元に戻った。黒鐵改が光出したと思ったら、傷ついた身体で我とヴァーリは呪文を言いながら光輝き一つになっていく。

「「我、目覚めるは」」

『行こうじゃないか』『私達も一緒に』

「「覇より(まこと)の王として認める二天龍なり」」

『我らは覇を捨てた』『覇よりも大事なものを見つけた』

「「無限を認め、夢幻に導かれて」」

『真龍と龍神を認めあい』『そして友と一緒に屠る』

「「我らは、神に認められし真の龍帝であり」」

『神に認められし龍帝』『そして新たなる天龍の誕生なり』

「「我らは、無垢なる龍の神皇帝になりて」」

『我らは神の龍帝となりて』

「「汝を紅蓮と白銀の道へ進もう」」

『赤白龍神皇帝!!!!』

我とヴァーリは光り輝いて、赤と白と黒が混じった時そこにいたのは黒の全身鎧で見た目は黒鐵改。翼は白龍皇だが、背中は赤龍帝の鎧にあるスラスター。動き出したかと思えば巨大化し、今の背は十mになって行きゼットンと対峙した。

「あれは何だ?」

「あれは黒鐵改の力ともう二つの力と融合した姿です。その名は赤白龍神皇帝と言いまして、あれになると最早最強形態となったとも言えるでしょう」

『赤白龍神皇帝』

皆が口ずさんだ時に、赤白龍神皇帝の中にいる二人と二匹は。

「大丈夫か?一真」

「まさかあそこまで強いとは思わなかったが、今の俺達は違う。今回の主人格はヴァーリ、お前に任せる。俺はダメージが大きいからな」

「任せろ!」

『では行くぞ!ゼットン』

側にあった黒鐵の剣を持ち、ゼットンに向かって行くがその間に能力が発動。

『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!』

我の腕と剣に譲渡したので、力はさっきより千倍だ。なので傷がつくゼットンは我に向かってくるが、今度はこっちの番だと思い能力を発動。

『BoostDivideBoostDivideBoostDivideBoostDivideBoostDivideBoostDivide!』

『explosion!』

『Compression Divder!』

ゼットンを圧縮させながら、剣に力を込めて一気に斬り下ろした。消滅したゼットンだったが、やっと倒したぜ。 
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