仮想空間の歌う少年
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2序奏ータイ(隣り合った同じ高さの音を切らずに持続させて演奏する。)
前書き
はい!第2話です!ちょっと俺の妄想が入りまくってます!
それでも問題無いぜ!という方はどうぞ!
エギルのいる50層《アルゲート》
そこは雑貨屋さんが立ち並ぶ迷路のような街だった。僕はそこからエギルの店へといくと…
「よし、『ダスクリザードの革』20枚で500ギルだ!」
と豪快に笑うエギルがいた。えっ?という顔で取引をする槍使いだがエギルがひとにらみすると、槍使いは震えて帰って行った。
500ギルって普通ならその2倍でも安いのに…
そう思いながら僕はエギルの店へ行った。
「鬼だな…エギル」
「お、スノーじゃないか!俺の店は安く仕入れて安く売るがモットーだからな」
ちなみに仲のいい奴は僕のことをスノードロップを略してスノーと呼ぶ。
「是非ともモットーどうりに頑張ってほしいよ…っとそうだ。そのぼったくり商人エギルさんに渡す物があるんだ。」
僕はさっきドロップしたアイテムをトレードに出した。
「ぼったくりはひでぇな…お!これは『デモニッシュ・サーバントの頭』じゃねえか。こんなレアアイテムいいのか?」
「ああ、別にいらないし、いつも飯おごって貰ってるしね。まあお礼だよ。」
「すまないな。んじゃありがたくもらうぜ。でもなんかタダで貰うのは悪いからな。お茶でも飲んでいったらどうだ?」
「そうさせてもらうよ。ケーキもあると嬉しいな〜。」
「お前の方が鬼だな…」
エギルはそう言ってお茶とケーキを出してくれた。
「ケーキだケーキ♪甘いケーキが食べたいんだ♪」
「本当に歌好きだな…そしてうまいな…」
「ありがとう。ケーキが美味しそうだったからさ。」
そう言いながら出してくれたケーキと紅茶を店の中で頬張っていると、
「エギルちょっと商談頼む…なんだ、スノーもいるのか」
真っ黒な服装をした剣士が来た。
「お、キリトじゃん。なんだはひどいな〜。こうして合うのも何かの縁♪てね。」
この真っ黒の剣士さんがキリト。僕と同じく攻略組だ。
「相変わらずノリノリだな。」
「いいじゃん?僕は歌うのが大好きだからね。」
「戦闘中も歌ってるからな…」
「それが僕のスタイルだからね〜」
キリトと笑いながら話しているとエギルが話に割ってきた。
「そういえばキリト何の用でここに来たんだ?」
「これを見てくれ」
そう言うとキリトはストレージからあるアイテムを取り出す。
「ってこれS級レアアイテム『ラグー・ラビットの肉』じゃん!僕初めて見た!」
「俺も初めて見るぜ…キリトおめえ自分で食おうと思わなかったのか?」
「食おうと思ったさ。ただこれを扱えるまで料理スキル上げてないし、あげてる奴なんで…」
それはフラグとキリトに声をかけようとすると
「キリト君」
とキリトの後ろで声がした。
「シェフ捕獲」
「な、なによ…」
「お、その声はアスナじゃん」
「あ、スノーもいたんだ。」
キリトの後ろには攻略組きっての美少女アスナがいた。…その後ろにストーカーの様な奴がいるのだが…うわ、キリトがアスナ
の手掴んだだけで睨んだよ…怖いわー
「珍しいなアスナこんなゴミだめに顔を出すなんて」
「キリト…エギルに失礼だよ!ここはゴミだめじゃなくてぼったくり商人の店だよ!」
「スノー…それは俺を傷付けてるんだが…」
あれ?フォローしたのにな…
アスナが「こんにちはエギルさん」と笑顔で会釈しただけでエギルの機嫌が良くなったのはきっと気のせいだと考えたい。
「そういえばアスナは料理スキルどのくらいあげてるの?」
話が脱線したので聞いてみた。
「ふふふ、聞きなさいなんとこの前完全取得したわ!」
なんだと…?普通スキルはこの世界で生きて行くにはやはり戦闘中心になる。それを料理に、しかも極めるなんて…呆然としてるとすぐにキリトが食いついてきた。お前は魚か。
「その腕を見込んで頼みがある。」
そう言うとキリトはさっき出したラグーラビットの肉を出す。
「これ…S級食材じゃない!」
「これを料理してくれたら一口食べさせてやる。」
「は・ん・ぶ・ん!」
「キリト〜ちょっと折れてやってもいいんじゃね?お前の家調理道具もないだろう?結局アスナの家に行って作ってもらうしかないんだからそんぐらいいいだろう?」
「うーん、アスナがいいならいいんだけどな…」
自分が言ってなんだがキリト。いきなり女の子の家に上がり込めるわけ…
「別にいいわよ。最初からそのつもりだし」
オッケーかい!最初からそのつもりかい!
「なあ、キリト俺ら友達だろ?味見くらい…」
「感想文800文字で書いてきてやるよ。」
「本当〜んじゃそれ僕に出せよ?」
「すみません。」
そしてアスナはストーカーさんに事務的な声で言った。
「今日はここから直接《セルムブルグ》まで転移するから護衛はいいです。お疲れ様」
「アスナ様!こんなスラムに足をお運びになるだけでなく、素状のわからない奴を家に入れるとは…」
「い〜んじゃないの?多分キリトは貴方より強いよ。もちろん僕もね。強くなきゃあの子より♪ってね?」
「そうか言葉に歌を入れる奴と黒の剣士…そうか貴様らビーターだな…?」
「こいつはビーターだけど僕は違うよ!というかまだそんな事を言うなんて僕やアスナみたいに努力で攻略組やってる奴に失礼じゃない?付きまとうのは愛じゃないの♪だぜ?」
「ぐ…貴様…」
「とにかく今日は帰りなさい。副団長として命令します。…行くよ。キリト君」
「んじゃ〜ね!お2人さん!さよならさよなら♪やね!」
適当に挨拶をするとキリトとアスナは出て行った。ストーカーさん…クラディールはそれを恨めしそうにみて、さらに僕の方を睨んで出て行った。
「長々いてごめんな!エギル!僕も帰るな!」
「おう、またな!このぼったくり商人をよろしくな!」
「自分で言うなよ(笑)」
そう言いながら僕もエギルの店を後にした。
後書き
スノー「えっと作者が僕に後書きやれ!っと言うので僕がやります!」
作者「よろしくね〜」
スノー「…えっと僕から言うこと?まあ、別にいいですよ?作者の駄文に付き合わなくても…」
作者「やめろ‼︎」
スノー&作者「「というわけでよろしくお願いします‼︎」
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