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ロザリオとバンパイア 転生物語

作者:圭人
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第三話 真祖 アカーシャ・ブラッドリバー

一触即発とはまでいかないが、勝手に動揺しているのはバンパイアの男達。

まあ不当に領土を侵したケイトもわるいが

「何をしているの?」
緊迫をやぶった女性が話した。

その顔をみてケイトは考えこむ。
(あれ?この人、たしか…)
そして館の警護の男が
「ア アカーシャ様! お帰りなられていましたか?」
そう…彼女こそ後の冥王の首領となる女性…
真祖のバンパイア、アカーシャ・ブラッドリバーだった。
初の対面である。

まず何よりも思ったのが
(やっぱ、かわいいー!///この美しさパネぇ//)
ぽーっとしているのが自分自身でもよくわかる。

(ううん!)
バレない様にケイトは左右にかおを振った
赤面した顔を正常に戻す為に

「えぇ 一茶さんや仲間のなかまの皆とのとの旅行がおわりましたからね。
楽しかったわよ♪みんなにおみやげあるからね☆ で かえってきたらさわがしかったのでここへ…
いったい何があったの?」

アカーシャは笑顔だったが、会話の後半には表情は一転し困惑な表情になる。

「そ それが…」

どう報告すればよいか気にかかっていた。
実力が未知数。
そして言葉だけだが敵対意思がないということ、暫く考えると、
『あー 俺から説明します。 面倒を起こしたのは俺なんで』
ケイトは一歩まえにでた
もちろん、緊張しまくりのバンパイア男、おしのけながらw
『まずは挨拶から 初めまして、アカーシャ・ブラッドリバーさん おれは波坂 ケイトといいます』
丁寧な丁寧な口調でお辞儀をし挨拶をした!

「それはご丁寧にありがとうございます。しかし、…なぜ私の名前を?」

疑問を浮かべていた…
初対面の相手だ…ムリもない。
(そりゃそうだよな…よくよくかんがえたら、接触方法考えてないし笑)
そう、初対面の相手にいきなり名前がばれるの普通じゃないはずだ。
それに、2人で話したいからな この警護のヴァンパイアたち邪魔だな…
(よしストレートにいくか)
『知ってますよ! もちろん』
そっと 後ろでまわした手で印を結び、術を発動

そして俺は口に出さず直にアカーシャの頭のなかに語りかけた
[実はあなたに会いに来ました。 真祖なバンパイアであるあなた…アカーシャさん…]
これは所詮テレパシーでの会話
写輪眼と印を結び相手の精神へはいり、会話する術。 術のレベルをあげることで相手の
精神を崩壊することもできるが、そこまではアカーシャにはしない 会話レベルに発動した
「‼︎」
アカーシャは驚愕の表情を見せた。
(そりゃ驚くよな… いきなり自分の頭に語りかけられるのだから、しかも真租であることもバレるんだし)
とりあえず、会話はスムーズにいきたい…
[落ち着いてください。 俺は貴方と2人で話しがしたい。
話の内容は例のもう1人の真祖…そうあるバケモノ(アルカード)について…
いきなり信用してくれというのは難しいでしょうが、問題がなければ警護の方々を返していただけないですか?]

返答を待つことにしよう

アカーシャは今日はなんだか胸さわぎがする日だと思っていた
その胸さわぎがこのことだとすれば、おさらくこのことだったんだと
いまならわかる
見知らぬ、まだ16歳くらいの容姿をした男に私の正体をみやぶられた?
それだけでなく、アルカードのことまでも…
それを知っているなんて この人は一体…
それに屈強な館の警備の者たちの慌て様、なにかされたってわけじゃないけど
間違いないということは、只者じゃ無いこと…
それにさっき私の精神に入り頭に話しかけてくるところをみると
考えることも筒抜けのはずね…
ここは応じましょうか。

アカーシャは困惑した表情を明るくさせ
「!!あ! ごめんなさい!よく考えたらケイトさんがわたしのことしってるのは当然ですよね!」

手を両手でポンっとたたき笑った。
「え? そうなのですか?」
警護の男達はあわてたようすで尋ねた。
「あはは… ええ もう六年になりますが、アメリカに行っていたときの知り合いの子供さんなの。
ケイトくんが始めましてなんていうからとまどってしまったのよ///」
照れ笑いしながら話を繋げ、あわせてくれた
(やっぱりいい人だな// アカーシャさん 信じてくれたってことかな?///)
かおが赤くなっていくのがよくわかる。
「あなたたち 彼は大丈夫です。 私が保証します。持ち場にもどってかまいませんよ?」
「… わかりました」

警護の男たちは、まだ完全にあの男を信じたわけではないが、あのアカーシャ様がそう言われるのなら大丈夫だろう!
そう、朱染家当主の一茶様の側室であるアカーシャの言葉なら信頼もあつく信用できるものだ。
彼らは、あっさりその場をはなれた。
個々のプライバシーも尊重しているようだ。


そして、二人きりとなる…

(このシュチュエーションは… かなり緊張するなぁ…) 

「さて、ここじゃなんだから 私の部屋に行きましょうか?」

…さらっと誘われた??

そんなことにホイホイついて行く度胸はない!

…今の力なら、世界を敵に回し暴れることだってできるが!それだけはまだ!!!…… 苦笑

だから…

『あ…いえ 人妻であり美しい女性であるあなたの部屋に入るのは…それに2人きりでは…ちょっとその…体裁が悪いですね…』

必死に照れてるのを隠しながら おどけて見せた。

そうした仕草を見てたアカーシャは…

「ぷっ!」

アカーシャは口元に手を当てて軽く噴出していた。

「あはははは!貴方って愉快な方なんですね!不思議に思っていたのに… 最初の印象がどこかに行ってしまいましたよ?」

そして 笑う… 素敵な笑顔で…
でも、そんな顔されたら///

『///ほめ言葉として受け取りましょう!さて 本題ですが…』

必死だ…

とりあえず!


「ええ まずは貴方の方から聞きましょう できれば なぜ私のことを知ってるのかも教えて欲しいわね」
『では、6年前の設定はそのままにしましょう。 悪ふざけもやめにしてここからが本題ですが、わたしの親しい友人といた国で
あるバケモノに友人や家族、将来を誓いあった人、国もろともほろぼされました。
唯一私が国にいなかったため私は生還、国にもどったときは壊滅状態、生存者は私以外にいませんでした』

アルカードが至るところであばれているのは良く聞く話

「…そんなことが…」
さっきまで笑顔だったアカーシャの表情が暗くなる。
『すみませんこんな話からで…』

「いいです 顔に出ちゃいましたね ごめんなさい!」

本当にやさしい人?だ……不思議と穏やかになる…心から。
『そして、崩壊した国を後に、あなた元へ向かう道中、アルカードのことを知り、奴を調べる過程で貴方たちのこともしらべました』
「あなたたち?」
アカーシャはおどろいた表情をみせる

『えぇ 古文書でしらべました。あとは想像再生する幻術でしらべました
簡単に言えば移動可能な図書館のようなものです。
この術は自然エネルギーのチャクラ、つまり、貴方たちからすれば妖力を身体にまとい、情報を得ました。
そして、アルカードを追撃している3人の戦士、退魔師 御子神 天明、妖術師 東方不敗、真祖 吸血鬼 アカーシャ・ブラッドリバーのあなたたちを』
実際に術を使ってみせた
アカーシャはため息を一つ…

「…ふぅ、今日は驚いてばかりね。聞いたことも見たこともない力…あなたの力、未知数というか… いえ…プライバシーの侵害ね?」

最後の方は、笑いながら 話していた。

「私達を知っていた分けは分かったわ!それで目的は?想像がつくけどね。」

『ええ。 ご想像の通り、おれはあなた達と共闘したいだけなのです。だからこそ俺は足を運んだ。

家族、国、友人たち、将来を誓いあった人の仇をとるために…』
そういうと、自然と拳に力が入る…

「そう・・・ 気持ちは分かったわ。 でもアルカードは今のこの世でもっとも危険な妖怪・・・ 吸収を繰り返しているあの男は、生半可な力では吸収されてしまう。貴方のことだから調べてるとは思うけどね・・・だからこそ3名の屈強な仲間だけで 討伐しようと考えていますから・・・」
 
そう言って真剣な表情をとる・・・

思いは伝わったが、生半可な力では、本当に危険なのだ。

犠牲者が増えるのは好ましくない。

言いたいこととは伝わった。

「そう・・・ 気持ちは分かったわ。 でもアルカードは今のこの世でもっとも危険な妖怪・・・ 吸収を繰り返しているあの男は、生半可な力では吸収されてしまう。貴方のことだから調べてるとは思うけどね・・・だからこそ3名の屈強な仲間だけで 討伐しようと考えていますから・・・」
 
そう言って真剣な表情をとる・・・

思いは伝わったが、生半可な力では、本当に危険なのだ。

犠牲者が増えるのは好ましくない。

言いたいこととは伝わった…

『それは、私の力を見たい… ということですね?』

不適な笑みでアカーシャを見つめた。

「…ええ、 幸いなことに東方不敗さんは本日、日本に来てます。御子神さんはいらっしゃらないですが、私たち、3名中2名が認めれば まず、問題ないと思うので…」

そう言って笑うアカーシャには…不穏な気配が…

そして、今までのアカーシャがうその人格に思えるほど 鬼気迫るオーラを出していた。

そして、深い闇のような力を…感じる…

さすがに不死の吸血鬼、冥王となるひとだ
底知れぬほど威圧感、…先程のバンパイアたちも確かに威圧感はあったが、それとは正に
天地程といっても大げさではない…
ケイトは心底喜んだ
女神にもらった、実際のナルトでは存在しない最強の忍、
アルカードと戦うことによって全開に力をだせることに笑みが自然とでた
まるで戦闘狂だな 実際、そうはならないが 
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