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ラストワールドクエスト 

作者:縄文土器
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エピソード黄「人間と悪魔」

 
前書き
「私は、何者なのだろうか?」
一人の男はたずねる、金髪で、かなり体ががっちりしているその男が聞くと、白いローブを着た女性は答えた。
<あなたは、異世界の住民でしょう。>
女性の口は、うごいてなかったが、確かにきこえたのだ、声が・・・ 

 
金髪の男は、眉をひそめ、またたずねた。
「異世界とは、どういうことだ?」
金髪の男は、ほとんど記憶がなかった。あるのは、自分が、ロブスタ三世としたわれていた事だけだ、それ以外何も覚えていないのだ、自分が元々いた場所も、自分の身分も、すると女性はまた、口を開かずに話した。
<元々世界は無数にあった、しかし、この世界・・・「宇宙」を残して世界は滅んだ・・>
それを聞いたとたんに、金髪の男を頭痛が襲う、何かにおびえる心と立ち向かおうとする感情が混ざり合っていた。そして、金髪の男は、その感情の原点を思いだそうとするが、なにかにそれを阻止され、思い出せなくなる、その何かをとっぱしようと金髪の男は、心当たりのある感情をかき集めるが、やはり何かに阻止される、それを繰り返すごとに頭がどんどんいたくなる、
「ぐぅぅぅぅ・・・」
あまりの苦痛に声を漏らす金髪の男だったが、
 <いけません!>
と言う声にいはっとして、感情をさぐるのをやめた。だが、もう遅かった、感情すべてが金髪の男の中で爆発した。
「うあああぁ!」
体が押しつぶされるような感覚に襲われ、金髪の男は、息をひきとった・・・

はずだった・・・。
動き出した胸の鼓動とともに金髪の男はすべてを思いだした。
「私は・・・・魔王・・・ロブスタ三世・・・魔界・・・の魔王・・」
はあ、はあ、と息を漏らしながらロブスタはつぶやく
<感情を・・・押さえ込んだのですか!?>
ローブを着た女性は、驚いたような顔をした後地面に倒れこんだ・・・
「おい!大丈夫か!ビズ!」

・・・・・・・・・
「私は・・・そうか、夢か、塔を上っている途中でキャンプをしたのであったな・・しかし・・さっきの夢は・・・五年前の・・・」
 
 

 
後書き
ロブスタ、女性のことなにかしってるんですかね?
それが知りたい奴は、次回を身のがすんじゃないぞ!! 
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