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SAO ~青の剣士達~

作者:ルチル
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第1部 SAO
  17話 結婚?

 
前書き
最初はサチ視点
途中からはキリト視点
最後はアスナ視点です 

 
「今日の活動は団長と副団長を結婚させることです!」

「ケイタ.....それ本人達の気持ちしだいだと思うよ?」

ケイタの発言に私はツッコミを入れる

「そうでもしないと、団長は告白しないでしょ.....」

「そうかもしれないけど......でも、本人が決める事だから.....」

テツオがケイタの言葉を引き継ぐ

「やろうぜ!」

「「「「おー!」」」」

ごめん....キリト.....止められなかった......

  ◆

俺は迷宮にいた
マッピングも8割ぐらい終わっているので、そろそろリズのところに行かなくちゃなと考えていたら
後ろからすごい視線を感じるので索敵を使う
プレイヤー反応が5つあったのでまさかなと思い、ケイタの居場所を確認する
結果は俺の後ろだった
何のためかは知らないが、声を出してみる

「今日はもう帰ろうかな~?」

後ろの草が揺れる
さらに追い討ちをかけてみる

「ケイタ達は何してるのかな~?」

さっきよりも後ろの草が揺れる

「もう、ばれてるぞ?お前達.....」

観念したのか皆が出てくる

「ごめん......キリト......」

サチが代表で謝ってきた

「何がしたかったんだ?」

「キリト.....アスナと結婚したら?」

ケイタが応える

「いきなりだな.....いつかはするつもりだけど.....」

驚いたがいつもどおりの声を出した

「いつかじゃダメだ!今すぐ!」

「なぜ、お前達に言われなきゃいけない?」

「いいから!」

そう、ケイタが言って俺を引っ張る

「何すんだよ!?」

「61層へゴー!」

サチ以外乗り気なのは気のせいか?

  ◆

「だめ!そんなのじゃ!」

「じゃあ、これ」

「もっときれいなの!」

何をしてるかというと指輪を買うつもりなのだが、さっきからサチがダメだしをしてくるんだよな....
俺があげる物なのに.....

「キリトはセンスなさすぎ!」

そんな事言われたって......おしゃれとか、女の子が好きそうな物とか分からないし
てか、サチさん乗り気じゃね?

「これでいいですか......」

俺が提示したのは水色の石がついた指輪....これはアスナのね
俺のは至って普通の何もついてないの

「うん!キリトも同じのね」

「俺、男だけど.....」

「女の子はおそろいが好きなの!」

ちなみにサチと俺以外のギルメンは会話についていけない......
俺もだけど

「分かった.....何も着いてないの二つ買って、これひとつ買えばいい」

「仕方ないか......でもこれも二つ買うの!」

「お金が......」

「それぐらい持ってるでしょ!?」

「はい........」

団長の立場なし......俺ってサチとアスナには勝てないのか?
結局、何もついてないのと水色の石がついたものを二つずつ買ったよ.....
サチ怖い.....

  ◆

「アスナ、いる?」

「何?キリト君?」

「あのさ.....話があるんだ」

  ◆

私はキリト君を部屋に入れる
キリト君は真剣な顔をしていたので私も釣られて同じ顔をする

「アスナ.....俺と.....け、結婚してください......」

私は驚く

「あ、今じゃなくて良いから!いつでもいいから......」

「ううん....今言わせて.....」

今すぐこの気持ちを伝えたい
私の愛する人へ

「私はキリト君の事が大好きです.....だからこんな私でよければ、お願いします」

「それって....」

「はい.....こちらこそ」

私はうまく笑えているだろうか


この日を境に私達は夫婦となった
あの22層のログハウスを買った
高かったけど、幸せだった
この世界に来て一番の―――幸せを手に入れた 
 

 
後書き
アスナとキリトが結婚しました
ここは原作と大きく変えています
次回はユイのお話です
ユイちゃんに関しても大きく変えます 
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