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バカとテストと召喚獣~兄と私とFクラス~

作者:ハマT
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第二十七問一真vs. 鈴&和子

強化合宿での覗き騒ぎ。それは学年全体を巻き込んだ騒動に発展した。そしてその最終決戦遅れながらに参戦した俺の前に和姉と鈴が立ちはだかった。
「いかせてもらうぞサモン!!」
「行かせません!!サモン!!」
「あんたはここで止める!!サモン!!」
掛け声と共に現れた俺達の召還獣。
『情報教師笹本和子 & Fクラス如月鈴
情報 645点 123点』
そして表示せれた相手の点数。和姉は予想道理、鈴も勉強したんだな。
「二人ともなかなかいい点だな」
「お兄ちゃん誉められた!」
「鈴!!喜んでる場合じゃないでしょ!!」
確かに二人とも結構とってる、でも………
『A クラス笹本一真
情報 865点』
「俺には、かなわねぇよ」
「「…………え?」」
情報は俺の得意強化本気出したら2000近くまでいく。
「ちょっとお兄ちゃん?!何その点数?!」
「どうやったらそんなのとれるの?!」
「安心しろまだ5割だ」
「「安心できるか!!」」
俺は剣を抜き相手に突っ込む。それをかわし俺に攻撃してくる。狙いは首。召還獣は攻撃を受け続けるとやがて点数が0になり戦死する。しかしそれ以外に首や心臓つまり人間の急所に当たる部分を攻撃される、まぁ簡単にいったら首とかはねたり頭砕いたりすることだな、そうなったら点数に関係なく一気に0になり戦死する。その点差だからそれは正しい判断だと言えるな。だが俺の腕輪をなめるなよ。攻撃は俺の体をすり抜ける。すり抜けで相手を完全にすり抜けたあと攻撃する。しかしその間に武器を差し込み防ぐ。俺のすり抜けはすり抜け中はからだ全体がすり抜ける。相手に攻撃するなら一旦すり抜けをやめる必要がある。
「やっぱり厄介ねその能力」
「私が400点を越えていたら無効化できるんですけど……」
「鈴のキャンセルは厄介だな」
あのババァに頼まれて召還システムの調整とかしてるからな誰が何の腕輪を持ってるかぐらい分かる。鈴はキャンセル、久保は風刃、そんな感じだ。鈴のキャンセルは相手の腕輪の能力を無効化する能力だ。
「さてそろそろ終わらせるかダブルリング!!」
俺はポケットに入ってる腕輪を着ける。明久と雄二が持つ黒金の腕輪、そのデータをもとに鉄人と一緒に秘密で開発している白銀の腕輪、これの存在はあのババァすら知らない。俺が使ったのは、特殊能力の腕輪を二つ着けることができる腕輪。これ以外にもうひとつ作成中だが形になったのはこれだけだ。二つの能力の一つはすり抜けで固定されてる。もう一つは俺の知ってる能力から一つだけ選べる。
「加速!!」
召還獣の早さが上がり俺の目の前から消える。その後1秒もたたない間に二人の召還獣の姿が音を出さずに消えた。
「………え?何今の?」
「……西村先生があんたと一緒によくいたけどこれを作ってたのね」
「まあないいデータが………」
戦闘が終了しフィールドが消えた瞬間白銀の腕輪はくだけ散った。
「うそ……だろ……?!データのコピーねぇんだぞ?!」
くだけ散った腕輪の中にある電子回路を確認するも全てを焼ききれておりもうデータの回収も出来そうにない。
「やっぱ某体が付加に耐えられなかったか……だとすると最低でも546GB くらいいるのか?」
「お兄ちゃん皆を助けに行くんでしょ?」
「そうだった!!てかいっていいのか?」
「負けたのにあんたを行かせないなんて卑怯でしょ」
俺は再び女子風呂に向かって走り出す。そういやなんか大切な事を忘れてるような気が……ま、いっかどうせ忘れるならどうでもいいことだしな 
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