バカとテストと召喚獣~兄と私とFクラス~
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第十五問手掛かり
前書き
問題
抵抗や電流、電圧を求める式を何と言うか
姫路瑞希の答え
オームの法則
先生からのコメント
正解です特にコメントは、ありません
吉井明久の答え
キルヒホックの法則
先生からのコメント
不正解ですが君がなぜそれを知っているのですか?キルヒホックは、専門の範囲で習うはずですが
島田美波の答え
キルヒホックの法則
先生からのコメント
君もですか
木下秀吉の答え
キルヒホックの法則(一真が明久に教えていた)
先生からのコメント
また笹本くんが元凶ですか
僕は、普通に登校して雄二たちと雑談していたときだった。
「君かわいいね」
「もしかして転校生?」
「名前は?」
F クラスのみんなが突然入ってきた女子に話しかけていた。え?僕は、話しかけないのかって?それは、無理だよ。だって………
美波「アキ昨日のお仕置き終わってないわよ!!」
昨日公園で酔っぱらった姫路さんに抱きつかれた後その光景を美波に見られすぐに逃げたため今間接技を食らっていた。
鈴「私如月鈴ですけど………」
「ちっ、鈴かよ」
「まぎらわしーんだよ」
「さっさと変装とれ」
鈴の変装だって知ってみんな罵声を浴びせている。まぁそうなるよね。
秀吉「待つのじゃお主ら」
秀吉が入ってきた。あれ?秀吉僕より先に行ってたよね?
秀吉「これが如月の素顔じゃ今までのは、男装してたのじゃ」
へーそうなんだ………って
「「「エエエエエエエエエエエエエエ?!」」」
朝のホームルームが終わってから僕たちは、如月さんに事情を聞いていた。どうやらお見合いをさせられそうになってそれで家出をして今は、秀吉の家に泊まっているらしい。しかも如月グループのお嬢様なんて………
明久「そういえばなんで男装なんかしてたの?」
鈴「回りからなめられないようにってパパが……」
秀吉「それで相談なのじゃが如月の兄上を探すのに協力してほしいのじゃ」
瑞希「鈴ちゃんの兄探しですか?」
鈴「私のお兄ちゃんは、パパに口喧嘩で負けたことがありませんそれにお兄ちゃんは、色々と抜け道を知っています」
美波「抜け道って?」
鈴「私の家は、セキュリティが強くて中々外で遊ぶきかいがありませんでもお兄ちゃんは、そのセキュリティを調べ尽くしてセキュリティに引っ掛からず外に出る方法を見つけて私を外に連れていってくれましただからもしお見合いが始まってもお兄ちゃんだったら潰せるはずです」
雄二「にしてもお前の両親は、離婚なのか?」
鈴「はい私は、パパの方に、お兄ちゃんは、ママの方に引き取られました。それが五才の時です。あの時私は、お兄ちゃんと喧嘩して仲直りをしないまま離ればなれになってしまって……でも執事の西田さんがお兄ちゃんが文月学園に通っているって教えてくれたのでもしできたらあの時のことを謝りたいんです………」
もし僕が姉さんと喧嘩して仲直りをしないまま会えなくなったら辛いその気持ちは、分かる。
雄二「わかったお前の兄貴探し手伝ってやるよ」
美波「友達が困っていたら助けるのは、当たり前だしね」
康太「…………協力する」
明久「うん如月さんのお見合いを阻止しないと」
瑞希「それに喧嘩したままなのは、ダメですし」
秀吉「みんなアリガトウなのじゃ」
なんで秀吉がお礼を?
雄二「で、何か兄貴の事で分かることは、ないのか顔とか名前とか」
あ、スルーなんだ 。
鈴「昔のことなので顔も名前もあまり覚えていません。写真は、あるのですが昔の面影は、ほとんどないと思いますし……あ、そういえば、背中にキズがあるはずです私との最後の思い出で残しているって聞きましたから」
背中にキズってどんな事をしたんだろう?
雄二「どんなキズだ?」
鈴「熊に引っ掛かれてついたキズです左肩から右の腰に向かってのキズです」
熊に引っ掛かれたキズ………あれ?なんか見たことあるぞ。回りを見ると姫路さんも考え事をしていた。
雄二「ムッツリーニ男子更衣室や、男子の背中が見える場所にカメラを設置してくれ」
ムッツリーニは、すぐにカメラをしかけにいった。うまくいけば明日の朝には、キズのある男子が分かるはずだ。後は、写真と比べて………あ、思い出した。
「「思い出した(ました)!!」」
どうやら姫路さんも思い出したらしい。
雄二「思い出したって如月の兄貴の事か?!」
明久「断定は、できないけどキズのある男子なら知ってる。」
瑞希「小学校のプールの授業で見ました。」
秀吉「誰なのじゃ!?」
秀吉、なんか今日如月さんのことになると凄い必死になってるなー。もしかして……ってそんなこと考えてる場合じゃない。
明久「一真だよ仲良かったからキズのことを聞いたら思い出だっていってたし」
瑞希「はい明久くんの言うとうり笹本くんです」
一真が如月さんの兄さんかは、分からないでもこのけんは、前進したかもしれない。
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