『ポケスペの世界へ』
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第一話
……何故か朝起きたら隣にピカチュウがい た。(核爆)
「どゆこと?」
とりあえず、起きる。
どうやら俺はベッドで寝てたみたいや。
あ、自己紹介が遅れたな。
俺は冬月将で、普通の大阪の高三や。
バイト終わって、メシ食って寝たはずなんやけどな……。
辺りを見渡すと、本棚を見つけた。
………本棚の本はほとんどがポケモンに関する本やな。
てことは……此処はポケモンの世界か?
ピカチュウがベッドで寝てるしな。
「ショウ?、ピカ?。ご飯よ?」
階段から母さんの声が聞こえる。
この世界の母さんは母さんやねんな。(意味分からん)
「…ピカ?」
母さんの声にベッドで寝てたピカチュウが目 を覚ました。
「……ピカ?」
あ、俺見て唖然としとるな。雰囲気とかで分かるんやろな。
「……とりあえずメシ食べるか」
俺はピカチュウに言うと、ピカチュウは俺の頭に乗っかる。
俺は階段を降りる。
階段を降りると前の世界にもいた母さんがいた。
「おはよう。ご飯出来てるわよ」
「うん」
俺はご飯を食べる。
ピカチュウも用意されたご飯を食べはじめ る。
「あら?将もこの世界に来たの?」
「ブウゥッ!?Σ(゜Д゜)」
……まさか……。
「そゆこと。私も寝てたらこうなってたの。将より一週間も早くこの世界に来たのよ。理由は分からないけどね。まさか本当にポケモンの世界があるなんてね」
母さんが笑う。
そういや母さんはポケモンピンボールやクリスタルとかにかなりはまっていたな。
「とりあえず、イシツブテとロコン、ポッポ、メリープ、マリルを捕まえたわ」
「早ッ!!Σ(゜Д゜)」
てかマリルて滅多に出ないポケモンやで?
「たまたまスリバチ山に行ったら出てきたの よ」
……あんた凄いわ……。
「てか、よう俺やて分かったな」
「私はあんたの母親だよ」
……納得。
「あ、そういやウツギ博士が呼んでたよ」
「ふぅん……てここワカバタウンッ!?」
「そうよ。ついでに言うとリメイクのソウルシルバーとかじゃなくて旧作の金銀・クリスタルみたいよ」
「旧作の金銀・クリスタルッ!?イヤッ フーッ!!」
俺は思わず叫んだ。
だって旧作の金銀・クリスタルは俺にとっては青春やで。
小学生の時にようやったわ……。
それに正直最近のは特性とかあるからあんま好きちゃうからな。
ディグタのありじごくから逃げられへんてのどういう事やねん。
「てことは、俺が主人公?」
「主人公は私がこの世界に来た時に出発したわよ」
「んじゃ何で俺?」
「それはウツギ博士に聞きなさいよ」
……へぇへぇ。
とりあえずメシを食ってウツギ博士の研究所に行った。
―――ウツギ研究所―――
「いらっしゃいショウ君」
研究所に入るとウツギ博士が出迎えてくれ た。
「どないしたんですか?」
「実はね………」
簡単に言うと、オーキド博士が新しくポケモン図鑑を持ってくれたから俺も図鑑を完成させてほしいらしい。
「ポケモンはピカチュウだけだと心細いと思うから残っているヒノアラシを君にあげるよ」
「はぁ……」
てか図鑑あったんやな。
ウツギ博士によると主人公はヒノアラシ、強奪されたのはワニノコらしい。(俺がもらったヒノアラシはウツギ博士が腰を痛めた際、気分転換に外へ出たら草むらにおったらしい)
その後、研究員からモンスターボールとキズぐすりを貰って家に戻った。
……そういやモンスターボールてユーチューブのサイトで言ってたな。
人身販売やら窃盗やらどうやって大量生産してるのとか……。
―――自宅―――
「……という訳やねん」
「ふぅん……まぁ頑張りなさいよ」
……あっけらかんやなぁ。
「ポケモンと旅が出来るのだからいいじゃないの」
まぁそらそうやけどな。
「お金は貯金しといてあげるからね」
へぇへぇ。
「んじゃま行ってくるわ」
「行ってらっしゃい。ポケギアは持ってるんやからたまに電話しなさいよ。後、伝説ポケモン捕まえたら私にも見せてね。必ずよ」
「はいよ」
俺は準備をして母さんと別れの挨拶を交わして家を出た。
とりあえず、俺のママチャリの前カゴにピカとヒノアラシを乗せて出発した。
目指すはヨシノシティやな。
後書き
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