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ハイスクールD×D 祖龍神と赤龍帝

作者:祖龍
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悪魔

 
前書き
3話目 

 
神那

「お兄ちゃ~ん、帰ろ~」
今日は結局、あの人来なかったなぁ
「「「「「駄目よ神那ちゃん!!!!!」」」」」
まただよ~
「お兄ちゃんは皆が思ってる様な人じゃないよ」
「アイツはケダモノよ!!!!」
「何で神那ちゃんと兄妹なのかしら」
「遺伝子違い過ぎよ!!」
むぅ~
「お兄ちゃんはそんなことはしないもん!!!!」
自分でそう言ってるけど、全然意味が分からないんだよねぇ実は
「元浜、松田。俺はエロを捨てようと最近思ってるんだ」
「止めろ!!!!イッセー!!!」
「死ぬ気か!!!!」
お兄ちゃんたちどうしたんだろう?
ガラガラ
「此処に兵藤一誠君と兵藤神那さんはいるかな」
「「「「「「きゃぁぁぁぁぁ!!!!!」」」」」」
うわっ!!!!
「木場君よ!!!」
「これは木場君×神那ちゃんよ!!!」
「でも何であのエロ助も」
「それは木場君×兵藤君×神那ちゃんよ!!!!!神那ちゃんが受けなのよ!!!!」
「「「「「「来たぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」」」」」」
皆凄い元気だなぁ
<違うとおもうがねぇ>
そうかなぁ?
「と、取り敢えず、一緒に来てくれるかい?」

・・・移動中・・・

「此処に部長がいるんだ」
旧校舎だったんだぁ
「旧校舎だったのか」
意見があった。やったぁ!!!
「じゃあ、はいるよ」
コンコン
「部長、二人を連れて来ました」
「入って良いわよ」
ガチャッ
「さぁ、どうぞ」
「お邪魔します」
「・・・・」
こ、怖いよぉ
「大丈夫だ神那。お兄ちゃんが居るから」
「うん、ありがとう」
やっぱり優しい
「ようこそ、兵藤一誠君と兵藤神那さん。イッセーとカンナって呼んで良いかしら?」
「あ、良いですよ」
「・・・」
「あら?カンナはだめなのかしら」
「いえ、神那は初対面の人とは余り話せないんですよ」
「そうなの」
ごめんなさい
<神那のせいではない>
うん
「私たちは歓迎するわ・・・・悪魔としてね」
「まじですか」
「ええ、でもその反応だと悪魔の存在を知っているようね」
「はい、ドライグに教えてもらいました」
へぇ、お兄ちゃんが赤龍帝なんだ
やっぱり、格好いいな
「ドライグ!!!!まさかあなたが赤龍帝なの!!!!」
皆ビックリしてるなぁ
<まさかこんなに近くに赤龍帝が、しかも自分の眷属にいたからだろう>
それもそうだね
「はい、な!!ドライグ」
<ああ>
「・・・確かのようね」
「でしたら部長、この前の[祖龍神]は一体」
「祖龍神?」
<俺が説明しよう>
「「「「「お願いしま~す」」」」」
<うむ>
先生だ
「祖龍神とは、文字通りの[全て]を生み出し、作り出した。始まりの龍だ」
「凄いな」
<ああ、それと何もかも破壊する終わりの龍でもある>
「最強じゃねぇか!!!」
<ああ、そうだ。未来永劫、アイツに勝てる奴も、互角に戦える奴も存在しない>
「その口振りからして、昔祖龍神に会ったことがあるの?」
<ああ、白いのと一緒にな。俺達の喧嘩を来ただけで止めやがった>
「それじゃあ姿を見たことがあるの?」
<勿論だ。アイツの姿は>
「光輝く神々しい鱗。王冠の様に並ぶ角。その身の美しさは如何なる創造物全てを凌駕し、その眼は森羅万象を理解する。だが、かの者は常に一人。皆彼を恐れ近づこうとせず、その優しさに触れることはできない。故に、その者は寂しかった。触れ合いの温かさを感じたかった。だがその龍の夢は、叶うことは無かった」
<何故、そこまで知っている。そこまで知っているのはアイツに一番最初に生み出されたグレートレッドだけの筈だ>
「どうしてなんだ。神那」
「「「「・・・・」」」」
「ゴメンね、お兄ちゃん。私がその・・・・祖龍神なんだ」
キィィン
「「「「「<ッ!!!!>」」」」」
言葉を言うと共に力を解放し、神器を発動させる
「まさか、あなたが祖龍神だったなんて」
「驚いたよ」
「意外ですわ」
「・・・ビックリです」
<相棒の妹が祖龍神だとは、道理で懐かしい気配を感じた訳だ>
「・・・・」
「怖いよね、お兄ちゃん。こんな意味の分からない力を持ってるボクが」
言っている間に、段々と涙声になっていく
怖いんだ・・・お兄ちゃんに嫌われるのが・・拒絶されるのが
「・・・すげぇ」
「え?」
「凄すぎるぜ神那!!!」
「え?」
「まさか、神那がそんな凄い娘だったなんて知らなかった!!!!」
「・・・」
驚き過ぎて、嬉しすぎて言葉が出なかった
「すっげぇ可愛いのに付け加えて、最強だなんてな!!!!やっぱ最高の妹だよ神那は!!!!俺には勿体なさすぎる!!!!」
「あ・・・あ・」
やっぱり、やっぱり!!!!
鎧だけを消して、大人モードの姿のまま
「おお!!!!神那の未来の姿はやっぱり可愛いな!!!!」
「お兄ちゃん」
「なんだ?神那」
ボクは、この優しい笑顔が・・・優しく、誰よりもボクのことを心配してくれるお兄ちゃんが
「大好き!!!!」
ガバッ!!!!
「うおっ!?!どうした?神那」
「うぅ~ん。今だけはこうさせて~」
「あぁ。大歓迎だ」
幸せだな
<久し振りだな。ドライグ>
<そうだな、ミラ>
<前も言っただろう。私のことを母か父と呼べと>
<誰が呼ぶか!!!>
<グレートレッドやオーフィスは呼んでくれたんだがな。ガッカリだなぁ>
<そんなことを言っても絶対に呼ばないぞぉぉ!!!>

「4人共、仲が良いわね」
「あらあらウフフ、恋人同士に見えますわぁ」
「涙が出てくるよ」
「・・・・感動です」

ボク(俺)は決めたよ(ぜ)
誰が相手だろうと、お兄ちゃん(神那)はボク(俺)が守って見せる!!!! 
 

 
後書き
設定を少し弄りました。
ご了承ください。 
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