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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)

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明かされた真実、そして事件勃発

蒼也side

今日の朝早くに通信が入った。送信主はなのはちゃんだった

『あ、ゴメンね朝早くに』

「まさかっ……なのはちゃんがこんなに早く起きているなんて!」

『どういう意味!?っとそんな事よりも、私達アースラへお話ししに行くんだけど蒼也君達も来ない?』

「それは向こうからの呼びだしって事かな?」

『うーん、悪く言えばそうだけど…前にあった事件で蒼也君があの人に送られていった後、
アースラのリンディさんって言うんだけどね?その人から関わった人に話を聞きたいって事で
連絡が来たの』

「それは全員に送られているんだよね?」

『そのはずだよ。分からない人には分かる人に言伝って言ってたから』

「……先に行っててよ、僕は彼と話してから向かうから」

『うん!分かったの。じゃあさきにいってるね?』

……話を聞きたい…か。今更どんな話を?確か原作ではジュエルシードを回収し終えてあいた時間は
アースラで過ごしてたはずたけど…

「どうせ勧誘か何かだろ、万年人手不足みたいだし」

「ユウジ…やっぱりそうなのかな」

今の僕の心を読んだ事に関してはスルーだ…気にしたら負けなんだよ?最近学んだ

「お前がどうするかはお前が決めると良いさ。俺には止める権利はない」

「取りあえず行くけど…入局はしないよ」

当たり前だよね…ユウジの端末で見せてもらった内容、有り得ない。

「んじゃま、行くか」

「そうだね、行こう」

「………」

「………」

「どうやっていくんだ?」

「ゴメン…座標聞いてない」

よく考えたら行き方がわかんない…なのはちゃんに連絡しようかな…

「その艦は何処にあるんだ?」

「え?多分宇宙大気圏辺りだと思うけど…」

「ふーん………………見つけた。コレだな」

「有ったんだ…」

「機械性の感覚に十数人の気配だ…間違いなくね?」

「合ってるはずだよ」

ホントに規格外だなユウジは…

「それじゃ、let's go」

「発音いいね」

『座標確認…転移します』

ラクスがやってくれたんだね、納得。




ーアースラ内部ー

フォンッ

僕らは転移してアースラに来た。来たんだけど何故か敵意を向けている奴が二人いる…

「こにゃにゃちわ~~~~!」

流石ユウジ…空気をぶち壊す天才だ…白い目線を浴びているけど…

「おじゃましまーす」

「蒼也君、おはようなの!」

「うん、おはよう」

「貴方達があの時の2人ね?」

後ろから声が聞こえて振り返るとアニメ同様、青い局員制服をきた緑の髪の女性、リンディ•ハラオウンがそこにいた。

そして一瞬で空気が変わった

「…ユウジ?」

ユウジから物凄い威圧感が放出されて室内にいる人全員が脅える形で震えていた

そしてユウジは

「………質問に答えろ」

低い声でそう言ったんだ…




三人称side

「………質問に答えろ」

俺はきっと殺気を向けているだろう。押さえることなんてしない…何故ならコイツが着ている服は
あの時俺のいた星を破壊した奴らと同じ物なのだから

「ユウジ…抑えないと………話せない……よ?」

俺は殺気を出来る限り押さえ質問を開始する

「…アルハザードについて知っているか?」

「アルハザード…?確か失われた世界、魔法技術始まりの地でもあると聞いたことが…」

当たり前か。知ってるはずがない…150年も前の話だからな

「…アルハザードはその星の文化が発展しすぎて崩壊し、虚数空間に落ちたって…お伽噺になっていたはずだ」

「お伽噺か…もういい…」

「あの、何で…」

「気にするな、ちょっとした好奇心だ」

「ちょっとした好奇心であそこまで殺気がでるわけないでしょ!加味我なんて気絶してるわよ!」

「……貧弱だね…」

「言ってやるな…小さいんだよ器が」

「話を戻しても構わないかしら?」

「問題はない」

「では、あなたたちはいつ魔法を知ったの?」

「産まれたときから」

「二週間前から」

「……どうやって知ったのかしら?」

「気分で」

「夢見て憧れて」

「…………デバイスはどこで手に入れたの?」

「友人にもらった」

「同一人物に貰いました」

「それは誰かしら?」

「「…ゼウス衛門」」

「……………その人はどちらに?」

「天に召された」

「天に帰りました」

「…………………まじめに答えてくれるかしら」

「受け答えはしている」

「その間に真面目さは」

「「カンケーナイネ!」」

よく見るとブランコ少女を初めとする奴らは唖然としている

一人気絶したままだけど…

「……………………最後の質問です、あなた達の力を私たちのところで振るってみない?」

「「だが断る」」

「「「「「………………………」」」」」

「どうしてか聞いても?」

「力を振るう…アンタらの組織を壊滅させろって事か?」

「デメリットしか出ない」

「…どういu「「何よりも…」」何かしら」

「「働きたくないでござる」」

「「「「「「……………………」」」」」」

静かな空気は大好きです

「さっきはどうして怒っていたの?」

「知る必要はない」

「向けられたら本人が聞いているのだけど」

「…逆に聞いてやる。貴様等は何故その機関にいる?」

「次元の平和を護るのが管理局の仕事だからです」

「今この時でも悪事を働いている犯罪者がいる。僕はそいつ等を正しい法律で裁くためだ…です」

コイツしっかり脅えてやがるな…あの反撃はトラウマか?

「…くだらんな、実にくだらない」

「何ですって?」

青筋浮かべてやがる。

「何だ?貴様は所属する機関は最高で?給料もよく?正義であると言いたいのか?」

「えぇ、そう言うわ、胸を張れる」

「ならその胸はそぎ落としても良いんだな?」

「…話が見えないのだけど」

「貴様にとって正義とは何だ」

「何を言い出すかと思えば…悪を裁く事よ」

「死ね」

「な!あなt「執務官、お前はどうだ」くっ…」

「ぼ、僕は…人に被害を出す奴らを取り締まる事だと…」

「ふぅ……くだらん」

「あなたはさっきから!いい加減にしなさい!子供のくせに!」

「その子供を勧誘したのは誰だったかな?」

その言葉に押し黙るリンディ。クロノは何も言わない。

「お前達も勧誘を受けたな?何て答えた?」

「ふぇっ!?あ、私はみんなの役に立てるなら頑張るって」

つまりは入局か…

「私はまだよく分からないし…保留に」

まぁ言い判断だと言えよう

「お母さんがダメって言ってたよ?」

「うん」

「ほぅ、そこの馬鹿は?」

「即答でOK出してたわ」

「………想像できるね」

「だな……」

「あなたはいったい何がしたいの!?用が済んだのなら帰ってちょうだい!」

「残念ながら俺の用事は終わってない」

「子供は大人しく大人の言うk”バシュンッ”………」

「誰が子供だコラ…俺は貴様より100倍近く生きている…舐めた口聞いてんじゃねぇぞ」

「………(カタカタカタカタ」

「さて、話を始めよう……まず質問形式で行こうか?執務官、お前が答えろ」

「わ、分かった」

「管理局とはどういった組織だ」

「先程なのは達に話した結果、軍隊と政治を合わせた感じだと…」

「ふむ、お前は地球の文化についてどう思う?」

「文化?とても過ごしやすそうな環境で…」

「そう、このような風景が成り立つまで過去の様々な人間の活躍があった」

「なる程…」

「この世界はお前達でいう管理外世界で合っているか?」

「間違いないはずだと思う。ここは第97管理外世界、地球という星だったはずだ」

「…文化ってなんだと思う?」

「それは…人々が築き上げてきた…大切なもの?」

「概ね合っているな…蒼也、今の質問、回答で重要な事は?」

「管理外世界、文化、正義、入局、管理局位かな?」

「まぁお題の材料としてはそれぐらいで問題はないな」

さぁ、真実を見せよう…

「お前達の仕事は危険とされたロストロギアを回収する事だったな」

「そうなっている」

「何で危険な物を回収する必要がある?危険だと思うのであればその場で破壊するのが
普通のはずだが?」

「それは管理局としての義務を…」

「そこからすでに間違っている」

「何が間違っているの?平和を守る、当たり前の事でありそれが正義でしょう」

「正義なんて言葉、やすやすと使ってんじゃねぇよ」

全く、これだから組織に属する奴は…理解度と思考回路にかけてんじゃねぇのか?

「ロストロギアとは各世界で生まれ、様々な力を持った物体である。
それを生み出したのは人間で、使うのもまた人間だ。
人はそれを役立て、時には争い等を起こしたりもする…
人はそれを歴史といい、文化と称する。
文化はその世界に置ける個性であり、未来と過去をつなぐ橋だ。
文化はその世界の命であって他ならない…。」

ならばどう言うことか、数多の世界からその文化を回収して管理局という一カ所に集める…
それを管理しているといって利用しているのだから

「導き出される答えとしては世界から見た管理局は悪だと言える」

「何ですって!?私達はいろんな世界を周りロストロギアを回収して来た!
その結果その世界は事故が起きていないのよ!」

「馬鹿じゃないのか?ならその世界はどうなっている?文化をなくした世界は崩落しているだろうな?」

「!?」

「いいか?文化はその世界の物だ。
例えその文化のせいで滅びようとも、それはその世界、人々の責任だ。
そんな世界に干渉し、天津さえ文化を奪い去る…その理由は平和のためです。
神にでもなったつもりか?
世界を護る以前に自分達の世界の犯罪も押さえれてないくせによく言えたものだよな?」

「…何がいいたいの?」

「結論を言おう…管理局は悪だ」

「ユウジユウジ、なのはちゃん達がついていけてない」

「……つまりはこういう事だ」

•ロストロギアと呼ばれる物は文化であり、その世界の物である

•例えその文化で世界が滅びようとも、それは世界の問題である

•だが管理局はその世界に干渉し、文化を『平和のために回収』と言う名目で強奪

•抵抗する場合は武力行使、悪であると決め付ける

•つまりは神を気取っている

「と言うことだな」

「それっていけないことなんじゃ…」

「でもそれはあなたの見解であって真実では「本当にそうか?」え?」

「本当にそうかと言ったんだ」

「当たり前です。我々が正義です!」

「……昨日辺りにさ…次元世界の一つをランダムで見に行ったんだわ…」

「それが何?」

「……人も、生き物も何も居ない…荒野のみの世界だったぜ?」

「…だから!何がいいたいの!!」

「帰ってきて調べた…あの世界…文化が奪われてたんだ」

「……それを管理局がやったと?」

「報告書も見つけた。証拠の映像も…」

「どうやって調べたのかしら…」

「ハッキングだが?それにな…」

「何?」

「そっくりなんだよね?俺の故郷滅ぼした奴らの服装に…お前等が着ている服装がぁ!」

いい加減にキレそうだ…理解しようとしない…認めようとしない…向き合おうとしない…
ならば叩きつけよう…被害者の意見、証拠そして真実を!




 
 

 
後書き
いやー初めて4500文字を超えましたよ

休憩はさんで2話に分割しようと思いますが了承ください 
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