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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)

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現実は時に厳しい

取りあえずあらすじを話そう

暇してたら家のチャイムが鳴って玄関開けたらリニス、アルフ、プレシアがいた。以上

「また会うことが出来てうれしく思います」

「いや~昨日フェイトとアリシアが上機嫌で帰ってきてさぁ」

「理由を聞いてみたら貴方のことだった訳よ」

おのれ金髪少女AとBめ…

「ところで……」

「?」

何だ?プレシアの後ろに黒いオーラが見える気がする

「どうして家の娘達を可笑しな名前で呼んだのかしら?ん?そんなに覚えにくいのかしら?どうなの?
アリシアには逆から呼んだみたいね?フェイトに至ってはフェイタスローサー?馬鹿なの?死ぬの?」

一気にいい終えたな…しかしアレだな…親バカと言うんだろうか?

何というか…怖い

「何を言っているのか…」

「さっぱりだと言うのかしらねぇ?」

「まぁまぁプレシア、ユウジも悪気があったわけじゃないのですし…
ここは穏便に…ね?」

「くっ、まぁ良いわ。良くないけど…今日来たのは先日のお礼と聞きたいことが有ったからよ」

「お礼はいらんのだが…聞きたいこと?」

何だ、てっきり娘の謝罪要求かと思ったのに

「それが一番の理由だけどリニスに止められてしまったから…残念だわ」

……心を読みやがったな…何だか周りに読心術極めた輩が多い気がする

「ユウジ、口に出てますよ」

「なん…だと!」

「ネタは良いから話を進めましょう?」

「それで、聞きたいことって?」

「えぇ、あなたはあの時、アルハザードは世界の名前ではなくあなたの名前
だと言ったわよね?」

「その事か…その通りだな、俺はユウジ•アルハザード•ラドクリフだ」

「アルハザード…貴方には私たちで言う知識、アカシックレコードが在るのかしら?」

「蘇生の技術とかか?それなら実際見ただろ?百聞は一見に如かずってな」

「では大昔に滅んだとされている期日について説明できるかしら?」

「滅んだ…ね。 確かに俺がいた故郷は滅んだ…いや、滅ぼされた…青い服の団体にな」

「青い服の団体?それってどういう…」

「さぁね、いきなり技術提供しろとか言ってきたもんだから
断ったら星ごと吹き飛ばしやがった。
しかも俺が留守の時に」

「…酷い…」

「綺麗で心地良い平原だったんだけどな」

「相手の正体は解らないのかしら?」

「解んないね、まぁ見れば分かるんだけどな」

「…そう…もし見つけたらどうするの?」

「もうずっと昔の話だ。 どうもしないんじゃないの?」

「いゃ、私に聞かれても困るんですが…」

「何されても文句は言えないわね」

まぁ、実際に見つけたとしても当時の奴らは生きてはいない…今更
行動を起こしたところで解決もあったもんじゃないしな

「何でそんなの聞いてきたんだ?」

「今大気圏中に管理局が来ているのだけど…どう話すか迷っていたの」

「話す?起こったことそのまま話せば良いじゃねぇか」

「それだと貴方がアリシアを蘇生させたこと、ロストロギア以上の
存在認定とか色々話をしなくてはならないのよ」

なんだそれ…ロストロギア認定って俺生きてるんですけど

「生けるロストロギアって訳ですね!」

「お前何でそんな上機嫌なの?面白がってない?楽しんでるの?」

「そんな滅相もない!」

「しかもまた心読んだよね?何?マジで読心術極めてんの?

「いえ?ちょっと予想してみただけですが?」

「予想で言ったの!?マジでたち悪いこの使い魔!」

「リニスその辺にしときなさい…(もう少し心を抉る言い方をしないと効果が薄いわよ?」

「悪人大発見!!恐怖!俺は聞いた!聞こえてしまったぁ!」

「あら、どうしたの?そんな騒いで、何かあったの?」

「しらばっくれやがった!」

「さて、用事も終わりましたし、お暇しましょうか?」

「急に唐突だな!」

「それじゃ、また会いましょう?」

「えぇ、ホントにありがとう」

「何普通に流してんの!?さっきの呟きも忘れるとか思ってんの?」

「えぇ、家族仲良く暮らすわ」

「そうですね、二度と幸せを無くさないようしっかりと」

「噛み合わない会話!!一人空気なこの感じ!」

「ではまた~」

「失礼するわ」

バタン……













「………蒼也達もこんな気持ちなのかな?次からは少し自重しよ…」

数分、一人寂しく玄関に立ち尽くしていたユウジだった…





「ただいm……何やってんの?」

「いや、別に……」

ホント世の中何が起こるか分からないもんだね… 
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