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ワンピース -炎とゴムの姉は虫(バグ)-

作者:nyonnyon
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アモス隊のご紹介でもしましょうか

 どうも、やっぱり元帥のため息を深くしてしまった、モンキー・D・アモスです。

 どうも最近、私が一人で動いている→アモスさん部下居ないのm9と言われることが多くなってきましたので、ここいらで訂正を。

 私にはちゃんと部下はいます。 それぞれが優秀な人なので、各自色々と動いてくれているだけです。 ちょうどいいので、皆さんにご紹介しましょう。

 先ずは副官、『ワガタ』大佐。

 青キジさんと同期なので、大先輩なのですが、年下の私のこともよく見てくれている素晴らしい方です。 私の暴走を諌めてくれる人でもあります。
 奥さんと、三人の娘さんがいます。 奥さんも海兵なんですよ。 娘たちは海兵にしたくないと言っているいいお父さんでもあります。 なので、私のメディアへの露出を控えさせようとする人ですね。 ある意味私は、海兵を増やすための旗印ですから……。
 顔はメガネがよく似合う、優しい笑顔のイケメンです。
 しかし、戦い方は棍棒を両手にもち、敵を叩き潰しながら突き進んでいく戦闘スタイル。 私がいうのもなんですが、海賊たちがかわいそうになるほどメッタメタになります。 二つ名は【全潰し】。 【全潰し】のワガタ大佐と呼ばれております。
 我隊No.2のジェノサイダーです。


 次が、『バタフィ』少佐。

 私より3年先輩になります。 名前の可愛さとは裏腹に、顔はヤクザも泣いて逃げ出すほどの強面。 覇王色の覇気を持っていないにもかかわらず、一睨みするだけで、大抵の海賊は泡を吹いて倒れてしまいます。 なのに、強面過ぎて逆に子供に人気があるというよくわからない人です。 来年、中佐に昇進することが決まっていて、その時に結婚をしようと考えている、現在ラブラブ街道真っ逆さまな人です。
 体は筋骨隆々。 うちのじいちゃんの二倍はありそうな腕や腿周りの太さを誇る巨躯であります。 が、役割は作戦指揮をとる参謀です。 本当によくわからない人です。 戦闘では常にどこかに逃げ回っております。 物陰から指示を飛ばす男です。
 あ、弱いわけではありません。 彼の蹴り技はなかなかのもので、軽く足を振ると竜巻が発生します。
 そんなどこまでもあべこべな方です。 二つ名は【鬼無双】。 【鬼無双】のバタフィ少佐です。
 皆さん、覚えてあげてください。


 次は、『キラビ』中尉。

 私と同期の隊員です。 よくある同期ゆへの嫉妬というものは一切ない、私と仲のいい海兵のひとりでもあります。 まぁ、『あんたは規格外過ぎて嫉妬も起きへん』と言われているんですけどね。
 初代の私がいた世界での、関西弁のような喋り方をしています。 あ、女性隊員ですよ。 よく一緒に買い物に行ったりしています。 彼女が、バタフィ少佐の彼女です。
 ロングの髪の毛の右半分は金髪、左半分は黒髪という特殊な髪色をしています。 なんでも生まれつきだそうです。 体は出るところは出て、引っ込むところは引っ込んだ超ナイスバデー。 身長も190cm前後でもはやモデル並み。 なのに顔は、かわいい系の童顔という素晴らしい方です。
 戦闘スタイルは、主に六式。 【剃】、【月歩】、【紙絵】、【指銃】の適性が異常に高く、並の六式使いでは、【鉄塊】を使っても簡単に貫かれるほど。 一瞬で相手の急所を突き、絶命させる絶技の持ち主です。
 彼女が通ったあとには崩れ落ちる海賊の屍が転がっているのです。 二つ名は【死化粧針】。 【死化粧針】のキラビ中尉です。
 今度、一緒にご飯を食べに行きます。


 次に、『クリケット』曹長。

 たしぎぃと同期の女性隊員です。 たしぎぃと違うのは目がいいこと。 ですが、たしぎぃよりもドジっ子属性というとんでもない子です。 キラビ中尉とは違って、まさに『ロリィィィィィ』と言うべき容姿。 彼女のドジは、なぜか誰からも許されるドジという驚異の女性隊員です。
 彼女のドジっぷりですが、本当に半端じゃないです。 以前、間違えてカームベルトに迷い込み、大型海獣と激突。 そのまま大型海獣を引き連れて、マリンフォードに帰還するという事をやってのけました。 恐ろしいことに、怒り心頭で後ろから追いかけてきている大型海獣に、一切気がつかないという離れ技を披露。 たまたま、マリンフォードにいた私がでばって海獣を落ち着かせ、カームベルトに帰すという事態になりました。 海獣が帰るさい、なぜか彼女は私の隣で手を振っていましたがね。
 ですが、彼女の恐ろしさはそれだけではありません。 なんと、同じことを述べ10回は行い、その度に海獣と『お友達』になるのです。
 彼女は通信兵のため、本部との連絡や、味方軍船への連絡などが仕事です。 基本、戦闘には参加せず、電伝虫の近くで待機、時折、戦っている最中の私たちに駆け寄り、様々な情報を流すという役割があります。 彼女が伝令として出向く際は、我が隊だけでなく、あらゆる共闘中の隊から彼女を支援する精鋭が放たれるという、ある意味、海軍最強の防御力を持った子です。 まぁ、実は我が隊でもかなりの強者で、バタフィ少佐といいレベルで戦いを繰り広げるのですが……。 しかし、彼女を戦闘兵にすることは色々な部隊から批難の声が上がるんです。 なので、通信兵として頑張っています。
 海獣と『お友達』になると言いましたが、それも本当で、彼女が海に向かい、呼びかけるだけで、大型の怪獣が十数匹集まってくるんです。 彼女曰く、『お友達を助けるのは当たり前ダゼ、ベイベェ』と大型海獣たちは話しているとか。
 通信兵なのに、我隊No.1のジェノサイダーです。 ちなみに私はジェノサイダーのランキングには入っていません。 みんなが言うには、ダントツトップなので面白くないとのこと。
 彼女の二つ名は【海獣ランド】。 【海獣ランド】のクリケット曹長です。
 時期、官持ち候補としてかなり有力視されている精鋭です。


 最後が、『センテペイド』伍長。

 彼は、クリケット曹長の2年後輩にあたる、比較的歴の浅い海兵になります。 彼は、なんと、クリケット曹長に思いを寄せていて、何度かアタックしようとするも、全て、原因不明の邪魔が入り失敗に終わるという、恋に生きる青年です。
 顔はまぁ、それなりにいいほうでしょう。 ワガタさんがイケメンすぎるので、比べるとどうしても見劣りしてしまいます。 が、決してブサイクではありません。
 彼の強みはなんといっても打たれ強さです。 よく、漫画の主人公たちは、ボロボロになってもまだ戦える的な強さを発揮すると思いますが、彼はそのレベルをはるかに越えた異常な打たれ強さを持っています。
 みなさんは覚えているでしょうか? 私が昔、ウッソ・D・ヨーンと呼ばれる海賊をぶっ飛ばした技を。 そう……、【拳骨地獄】です。
 彼に、あの技を全力で放ったことがあるのですが、「痛ってぇ~!!! マジやばいッス。 ハンパネェッス、マジで!!!」と言われただけでした。 ……勘違いしないように言っておきますが、技をいれて直ぐに言われたわけではありませんからね? 5分ほどしっかり気絶してから言われたんです。 まぁ、それでも十分、驚異的ですけどね。
 彼の名誉のために言っておきますが、チートではありません。 愛を持って我が隊で教育した結果、こんな不死身の生命力を得るまでになったのです。
 二つ名はまだありません。 そのうち、【不死身】とか【黄泉帰り】とかつくんじゃないでしょうか?
 彼は、ほぼ衛生兵です。 まだ、海賊と戦うには早いと我が隊で後方支援になっています。






 さてさて、我が隊はこんな感じの集まりですね。

「いや~今回は久々にみんな揃っての出撃ですね」
「そうですねぇ。 最近、アモス君は一人でフラフラ、フラフラしてましたからねぇ(怒)」ニコニコ
「い、いや~、ワガタさんにはご苦労をおかけしています、アハッ、アハハハハ」
「笑ってもごまかされませんよ。 本当に最近は……ブツブツ」

 はぁ~、怒られてしまいましたよ……。 まぁ、怒ってくれる人がいるのはいいことですね。 っていっても、流石に30分も説教されるとは思ってもみませんでしたが……。

「アモス君、怒られちゃったねぇ」
「プププ、怒られてやんの。 ま、ホンマにちゃんと仕事してとは、うちらも思っとたしな。 エエ機会ちゃう? な~バ~ヤン」
「そうだねぇ~キラリン」
「バ~ヤン」
「キ~ラリン」
「あ~あ~あ~、うるさいうるさい。 このバカップルが!!! ワガタさ~ん、謝りますから、このバカップルをなんとかしてくださ~い」
「はぁ……、マイハニー……。 僕は今日も頑張ってるよ~」
「ダメだ、こっちもトリップしてやがる……」






 その後、無事海賊を討伐したアモス一行。

 戦闘時間は40秒。 海賊は全滅。 アモス一行はセンテペイド伍長がアモスの戦闘に巻き込まれ、気絶したのみで、どの隊員もカスリ傷一つ追わなかった。





 ……相手は、300人という大規模海賊団、【大海槍】の『リン』海賊団。 船長の『クーフ』は2億ベリーの大台に乗った海賊であった。 なんと、あのステンレス中将からも逃げ切った海賊団である。(中将がまだ若かった頃の話だが)
 そんな彼らも、アモス一行には、ただのザコ扱いであった……。 
 

 
後書き
なんか、下書きだと思っていたものが公開されていたみたいです。
本当に申し訳ありません。 
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