魔法少女リリカルなのは 小さい頃から時空管理局に勤めていた少年
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時を待つ
「エクスフィア研究は順調に進んでいます。またミッドチルダ第8研究施設では人工魔導師計画も順調に進められています。」
「ご苦労。本局には嘘の報告をさせた。明日には指名手配は取り消されるだろう。」
珍しい。
レジアス中将が僕たちのためにここまでしてくれるなんて。
僕は夢を見ているのだろうか?
「レジアス中将。今後の活動内容を報告します。」
「手短に話せ。」
「はい。我が部隊はエクスフィア計画、人工魔導師計画を数年かけて実戦に使える程度まで調整していきます。そして実験を行うために無人惑星にて我が部隊の実行部隊と模擬戦を行い審査をする予定です。」
短くしても結構の量なんだよね。
「分かった。だが本局には感付かれるな。いいな。」
「はい。」
現在の強行調査専門部隊は活動範囲が四ヶ所に分かれている。
強行調査専門部隊隊舎、ミッドチルダ上空観察艦、第6研究施設、第8研究施設である。
各責任者がオオカリ一等陸佐、モンディアル二等陸佐、譲咲准陸尉、フォルス准空尉。
総責任者が僕である。
ちなみにレジアス中将に言っていないけどヴァンディン・コーポレーション第8企画室のハーディス・ヴァンディン専務に技術援助を行っている。
この実験は五、六年もうちにミッドチルダで実験を行うつもりらしい。
僕たちの実験が実を結ぶのも同じくらいになるだろう。
僕たちは力を蓄えよう。
何処の部隊にも負けない最強の部隊を目指して。
「レジアス中将。失礼しました。スクライア一等陸士。」
「はい。」
時間はまだある。
気長にやっていこう。
僕たちの理想を叶えるために。
後書き
前回の付け足しです。
次回から六年後。
つまりForceです。
それではまたいつかお会いしましょう。
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