IS~インフィニット・ストラトス~白と黒の騎士を継承した少年
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15話~再会~
一「お前、鈴…凰鈴音か!」
鈴「そうよ、一夏久しぶりね」
マジかよ、まさか転校生が鈴だったなんてな
鈴「もうすぐSHRが始まるからまた後で来るから逃げないでね!一夏!」
と言って出て行った
一「わかった、また後で!」
多分聞こえてるだろう……
箒「……一夏、今のは誰だ!知り合いか?えらく親しそうだったな?」
だから何でお前は直ぐに不機嫌になる…
セシ「い、一夏さん!?あの子とはどういう関係で――――」
セシリアもどうしたんだろう?
ディア「ハァ、バカばっか?このクラスの生徒は…」
ディアは解った様だな、時計を見たし席に着いてるし
まぁ、いっか…もうすぐこの質問の弾幕ももう直ぐ終わる
「席に着け、馬鹿共」
バシンバシンバシン!!
おお、スゲ、連続叩きだ
何か箒とセシリアが涙目で睨んでくるが俺のせいじゃないからな?
☆
箒(さっきの女子は何なのだ……一夏と随分親しそうに見えたが…)
私は朝の一件が頭に残って授業に集中できないでいた。
箒(それに、一夏の反応…有れではまるで―――)
幼馴染と再会したかの様な反応だった。
―――イラッ。
(幼馴染は私だけだろう……!)
大体貴様はあの人間でもない女とも何時も一緒に行動してるのも腹立たしいのに今度は転校生か!
私は一度一夏の方を向いてみると……
一夏「え?何処が解らない?」
女子「えと、ここの解き方が……」
一夏は隣の席の女子と何かしてた。
一夏「ええっと、ここの公式を代入して見てそしたら後は解ると思うから、間違っていたらごめん」
女子「あ、ううん良いよ、その時はまた教えてね?」
一夏「おう…良いぞ」
隣の女子と親しげに話している。
箒(私は授業に集中出来ないというのに、お前は!?)
トン!トン!
ムッ、誰だ!こんな時に肩を叩いてくる者は!?
千「篠ノ之、答えは?」
箒「は、はいっ!?」
肩を叩いた人物は織斑先生だった。
そ、そうだ、今は授業中。それも織斑先生の授業。
千「答えは?」
箒「……き、聞いていませんでした……」
その瞬間頭に出席簿が火を噴いた。
クソ、これも全て一夏の所為だ!
☆
(まずい…まずい…まずいですわ)
2組の転校生はまさか一夏さんの知り合いとは
セシ(それに、専用機持ち)
私のアドバンテージ(専用機)が取られてしまった。
セシ(ですが…なんでしょう?あの転校生の表情を見てると、ただの『親友』に会ったって言う感じにしか見えませんでしたわ)
そう、あの転校生が一夏さんに向けるのは『乙女の表情』ではなく『親友としての表情』
セシ(もし、そうならチャンスですわ!)
千「オルコット、この問題を答えてみろ」
セシ「……デートに誘うとか。いいえ、もっと積極的に……」
千「………(この餓鬼共(箒とセシリア)は私を舐めてるのか?)」
ばしーん!
また一人出席簿の餌食となった。
☆
セシ「あなたの所為ですわ!」
箒「お前の所為だ!」
一「いや、何の事だよ?」
こいつらは山田先生に何回も注意されてるのに聞かないから先生は涙目になってたし千冬姉の授業で三回叩かれて最後は拳骨を喰らっている。
ディア「ハァ、貴様達が先生方にされた事を一夏の所為にするな馬鹿者共…」
箒「なんだと!?」
セシ「なんですって!?」
シュ(反論出来る立場ですか?この人達は…)
ディア「ふん、何回も注意されても聞かない者達を馬鹿者と呼んで何が悪い」
箒「クッ……!」
セシ「……ッ!」
一「ディア、そこまでにしとけ昼休みが無くなる」
ちなみに俺は自分の分とディアの分の食券は買ってある。
箒・セシ「「ま、待て!(待ってください!)」」
一(アイツ等が居るとうるさいから無視して行くぞ…)
ディア(わかった)
俺達は食券を食堂に出した所で…
鈴「やっほー、一夏!」
今日転校してきた鈴がラーメン片手に隣に居た。
一「よっ、鈴久しぶりだな」
鈴「そうね、一応弾には昨日会ってるし…」
弄りどころはっけーん!
一「クククッ!恋人には一番初めに会いたいからだろ?」
鈴「にゃ!?そ、そんにゃ事は……」
鈴は顔を真っ赤にして反論しようとしていた。
ハハハ!!コイツはビックリしたり驚いたら猫みたいな言葉を喋る時があるからな
ディア「一夏、注文品が出来たぞ」
一「お、サンキューディア」
鈴「あそこが空いてるし三人で食べましょ」
ディアは驚いた顔で
ディア「私も入って良いのか?久しぶりの再会なのだから二人でと思ったのだが…」
鈴「別にそんな事しなくても良いわよ、貴方の事も紹介して貰いたいし」
ディア「わかった、なら一緒に食べよう」
鈴「ええ」
一「それなら、さっき空いた席が有ったからそこにしようぜ」
俺達は空いてるテーブルまで行き
一「そう言えば転校生は専用機持ちって聞いたんだけど」
鈴「ええ、持ってるわよ」
ディア「ほう、一夏からは去年中国に帰ったと聞いたが一年で専用機を取れるとは凄いな…」
鈴「まっ!あたしに掛かれば!と言いたい所だけど…あたしの場合一夏が練習相手になってくれた事が有ったからね」
ディア「一夏が?」
鈴「ええ、あたしの家はお母さんが中国拳法の達人なのよ…それで時々一夏と戦ってたら、戦った相手を一夏と同じ動きで例えるとどうしても相手が遅く感じて先輩方を全員倒して代表候補生と専用機を勝ち取ったのよ」
一「へぇ、良かったじゃないか、そう言えば龍一さんと愛さんは元気か?」
鈴「こっちに帰って来てるの。今頃こっちのお店の掃除をしてると思うわ」
お、それなら今度の休みに行かないとな
ディア「凰の両親は何か店をしてるのか?」
鈴「鈴で良いわよ、あたしの家は中華料理屋なの今度来てよ」
一「おう、ディアともう一人を連れて行くよ」
シュテルも入れて3人でな
シュ(私もそこで紹介するのですか?)
一(ああ、そうしようと思っている)
シュ(解りました…あと、マテリアライズシステムの調整に入るのでクラス対抗戦まで私はISの中にいます。)
一(わかった…)
鈴「一夏、手が止まってるわよ」
一「おっと、すまん、考え事してた。」
ディア「今日の調整についてか?」
一「ああ、ノーマルの時は殆どのエネルギーをブースターに持って行って超高機動型にするかあえて雪片に持って行って一撃必殺型にするか…一応、この二つになれる様にOSも変えるつもりではいるが……」
鈴「私は接近戦仕樣だけど、高機動戦主体じゃないから意見は出せないわね…」
ディア「まぁ、それは放課後に考えるとしよう…」
一「了解」
さて、昼休みもそろそろ終わるし教室に戻るか…
一「そろそろ、教室に戻ろうぜディア、次の授業は千冬姉の授業だから」
ディア「うむ、すまんな鈴、先に戻る」
鈴「良いわよ、流石に織斑先生の授業に遅れるわけにもいかないし…」
一「すまん!また後で会おうぜ!」
俺は一言いって食器を片付けて食堂を出た。
☆
私も教室に戻るとするか…
鈴「ディア!」
ディア「どうしたのだ鈴?」
鈴「あんた、一夏の事が好きでしょ?」
ディア「あ、ああ(もう一人協定を結んでるライバルがいるが)」
鈴「アイツ、鈍感だけど頑張りなさいよ!」
フフフ…流石は幼馴染だな
ディア「判っている!私が…いや、‘私達’が一夏を貰う!」
そう言って私は食堂を出た。
後書き
久しぶりの更新で文が可笑しいかも知れ無いですけどすみません!
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