バカとテストと召喚獣ing
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
8限目 本音と心配
前書き
では第15話始めマース
―土曜日の夜―
明久「今まで、一番危なかったね」
雄二「まったくだ。死に掛けた」
実際雄二は一回死んでいるんだけど・・・・・あいかわらずしぶとい男である
明久「あれ、皆は?」
ムッツリーニ「・・・・入浴中」
ムッツリーニは仮死状態になる前に工藤に風呂に入るといわれ、(エロ)意地で持ちこたえたのだ
秀吉「行かないのか?」
ムッツリーニ「・・・・・体が動かなかった」
明久(死にかけたんだから当たり前だよ)
工藤「気がついたんだね。皆」
明久「お風呂あがったの?」
姫路「はい、いい湯でした」
雄二「じゃあ、俺たちも入ってくるか」
明久「そうだね。行こうか」
ムッツリーニ「・・・・・風呂好き」
明久「霧島さん家の風呂はもう温泉だからね」
―風呂前―
明久「じゃ入ろうか」
雄二「やっと気を抜ける」
ムッツリーニ「・・・・・同意」
秀吉「楽しみじゃのう」
明久「駄目じゃないか!秀吉は向こうでしょ!」
秀吉「だめじゃ!今日という今日はわしを男と認識してもらうのじゃ!」
明久は相変わらず秀吉を女と思っているのだ
明久「だ、駄目だよ。ここは混浴じゃないんだから!女の子は女子風呂でしょ?」
霧島さんの家は男子風呂と女子風呂に分かれているのだ
秀吉「じゃ!今日は男子風呂にはいるのじゃ!」
明久「じゃあ先入ってきていいよ」
秀吉「違う!お主らと一緒に入るのじゃ」
明久土屋「「何だと!!」」
二人は秀吉のとこを完全に女と認識きているのだ
ムッツリーニ「ブシャーーーーーーー」
雄二「ムッツリーニ!輸血パック!」
島田「ねえ瑞樹?」
姫路「なんでしょう?美波ちゃん?」
島田「アキの紐なしのバンジージャンプ見たくない?」
もはやそれはFクラスの処刑である
明久「なんで?」
姫路「秀吉君は女の子ですよ!」
島田「そうよ。秀吉!あんたは女なんだから女湯でしょ?」
秀吉を男と思っているのは姉(優子)と明久の姉(玲)だけ
霧島「雄二。浮気は許さない!」バチバチッ
明久雄二「ぎゃーーーーーーー」
秀吉「わしは一人で入るのか・・・・・」
明久(僕たち、今日で何回死ぬんだろう・・・・)
一時間後(午後10時)
明久「今日は疲れたね」
姫路「そうですね。今日は楽しかったです」
工藤「いっぱい遊んだからね」
ムッツリーニ「・・・・・輸血パックが後2つになった・・・」
明久「眠いよ。もう」
工藤「じゃあさ」
男子「な、何かな」ビクッ
工藤のいうことはろくなことが起こる
明久「何かな?工藤さん」
工藤「寝る部屋くじ引きで決めようよ」
男子「な、何だと!」ビクッ
女子「やろう(りましょ)」
明久「待つんだ!工藤さん!くじがないよ」
工藤「大丈夫だよ。ほら、あるじゃない」
美波と姫路が目にも見えない速さで作ってしまった
明久(どうする?雄二)
雄二(ここで逆らったらまた死ぬからな)
明久(ここはなんとしても男子にしないとだね)
ムッツリーニ(・・・・・・絶対条件)
雄二(覚悟は決まったな)
明久(うん、行こうか)
明久「・・・・・ふっ」
雄二「どうした?明久?」
明久「いいやなんでもない」
明久(あと、どのくらい皆と一緒に入れるのかな)
ガサッ
明久「僕はお先に・・・」
工藤「吉井くん・・・」
明久「僕の部屋はここか」
(誰が来ても今日が皆と過ごす最後の夜なんだね・・・・寂しくなるな・・・・・)
「何か目が見えないな・・何で泣いてるんだろ・・・・」
雄二「どうする、次誰がいく?」
明久が勝手に引いたため、雄二の計画だ台無しだった
秀吉「なら、わしが先に行くのじゃ。」
ムッツリーニ「・・・・・・次に俺が行く」
雄二「俺も行くか」
優子「じゃあ私が行こうかしら?」
工藤「じゃあ僕も行こうかな」
今のところ、木下姉弟ペア。ムッツリーニ工藤ペア。明久&雄二は未定。
その頃明久は一人風呂(温泉)でくつろいでいた・・・・
明久「いやーやっぱり一人の風呂は気持ちいいな・・・・
やっぱりあういうのは最初にしたほうが良かったな」
明久は一人くつろいでいた・・・・
姫路(必ず明久君と一緒になるんです)
霧島(・・・・・・雄二は私のもの)
島田(ウチはアキと一緒になるんだから)
女子たちはしのぎを削っていた
明久「いやー風呂(温泉)気持ちいなー」
相変わらずくつろいでいた
霧島「覚悟は決まった?」
姫島「「はい」」
霧姫島「「「せーの」」」
その頃2ペアは・・・・
工藤「何してるの?」
ムッツリーニ「・・・・・カメラの手入れ。輸血パックの予約」
工藤「そんなことしないで、保健体育の勉強しようよ!もちろん実技でね!」
ムッツリーニ「じ・・・じつ・・・・・実技?」ブシャーーーーーーー
まあ予想通りである・・・・
木下姉「さあ、秀吉?今までの罰を下そうかしら?」ボキボキボキッ
秀吉「ま、待つのじゃ。わしは何をしたというのじゃ」
木下姉「うるさーい」
秀吉「や、やめるのじゃーーーーー」
こっちも予想通りである
姫路(明久君と一緒だといいな♪)
島田(ウがアキと一緒になるんだから)
霧島(雄二は渡さない)
霧島「じゃあ、ここで」
姫路「恨みっこはなしですよ」
島田「行こうかしら」
いまだにしのぎを削っていた
明久「Zzzzzz」
風呂は風呂で睡眠。なんと自由な男だ
姫路「私の部屋はここですね」(明久君が居ますように)
島田「あら、瑞樹?ここ・・・・なの?」
姫路「美波ちゃん?美波ちゃんもここ・・なんですか?」
島田「一緒なの・・・ね。よろしくね」
姫路「そ、そうですね」
ガチャ
島田「あれ、電気がついてる」
姫路「布団も準備されてますね?誰がしたんでしょう」
なんと姫路と島田が居る部屋は吉井がいた部屋である
明久「Zzzzzzz」
当の本人は風呂(温泉)で寝ていた。バカな男である
島田「とりあえず寝る準備でもしよう」
姫路「そうですね」
二人は明久のバックに気づいていなかった
姫路(明久君と一緒が良かったな)
島田(アキと一緒に寝たかったな)
こっちの二人もバカである。一緒なのに気づいていない・・・
霧島は・・・・・
ガチャッ
雄二「やっと来たか・・・って翔子!なんで翔子がここに」
霧島「くじであたった・・・ほら」
確かに雄二と同じ番号である
霧島「雄二。今日は離さない・・・・」
こっちはハッピーエンドである
明久「Zzzz・・・・・っは!寝てた。そろそろ来たかな?雄二かな」
このバカはやっと起きた・・・・・
明久「さあ、誰が居るのかな?」
ガチャガチャッ
明久「あ、あれ?開かないな?ちょっと誰か居ないの?ちょっとー」
中の二人は既に寝ていた・・
明久「どうしよう・・携帯とゲームはバックの中だし・・雄二の部屋・・・駄目だ分からない」
くじだから誰がどこの部屋か分からないのである
明久「しょうがない、ソファで寝るか・・・」
島田「ん?今アキの声がしたような。気のせいね」
つくづく運のない男である
明久はテレビを見ながら今度の試召戦争のことを考えていた・・・
明久 (いくら僕でも集団で来たら全員の攻撃は避けれない。Aクラスだから掠っただけで軽く50は食らう。まともに食らったらひとたまりもない・・・
やっぱり最低条件は400点いかないと・・・・頑張るしかない。)
優子「あら、吉井君?どうしたの?ここで」
明久「木下さんこそどうしたの?」
優子「ちょっと寝れなくてね」
明久「そうなんだ、木下さんは誰と一緒なの?」
優子「私は秀吉よ、あなたは?」
明久「それが、部屋の鍵が掛かってて入れないの」
工藤「おや、二人ともどうしたの?」
明久「工藤さんこそどうしたの?」
工藤「ハハハハ、ティッシュが足りなくてね」
もちろんムッツリーニの鼻血である
明久「ムッツリーニも大変だね」
霧島「皆、寝ないの?」
優子「代表?」
明久「霧島さん?どうしたの?」
霧島「雄二が大人しくしてくれないからロープを使おうかと」
霧島さんは雄二と同じなんだね
優子「それより、あのこと詳しく教えてくれないかしら」
工藤「そうだね、教えてよ吉井君」
明久「あの話って?」
工藤「転校のことだよ」
明久「詳しくって言っても、今月末にお母さんたちのところに行かなくちゃいけなくなった」
工藤「吉井君は?」
霧島「・・・最近寂しそうな目をしてる」
明久「正直嫌だけど、決まった事だから。しょうがないよ」
工藤「何で皆に言わないの?」
明久「言えないよ」
木下姉「何でかしら?」
明久「皆は人の苦労をしょいこんで、自分の事のように心配して泣くお人よしに言えないよ・・・・」
明久「でも、このまま隠し通せる自信もない。本当は全部話して楽になりたいんだ」
まぎれもないこれがずっと思ってきた明久の本当の気持ちである
3人「「「吉井・・・・」」」
さすがの三人も何もいえなかった
明久「それより、霧島さん」
霧島「何、吉井」
明久「部屋の鍵貸してくれない?」
霧島「わかった」
明久「ありがとう、霧島さん」
霧島「いつ行くの?」
明久「木曜日の午後の飛行機」
工藤「何も言わないで行くつもり?」
明久「鉄人に頼んであるから大丈夫」
工藤「会わないの?」
明久「駄目だよ」
工藤「未練ないの?」
明久「あるよ、だから試召戦争するんじゃん」
ギーーー
ムッツリーニ「・・・・・どういうことだ明久」
明久「ムッツリーニ!!」
何とムッツリーニに聞かれてしまった
ムッツリーニ「詳しく説明しろ」
明久「悪いムッツリーニ・・・・」バチバチバチッ
ムッツリーニ「グワッ・・・・」
明久はスタンガンでムッツリーニを気絶させた
明久「ごめんね。ムッツリーニ。皆に知られる訳にはいかなんだ」
明久はどうしてもFクラスの皆には言うつもりはないらしい
明久「お願いだから言わないでね、お休み」
優子「ちょ、ちょっと」
さすがにそれ以上言えなっか。あまりにも大きいものを明久は背負い込んでたのだから
明久(何があってもばれるわけにはいかない。どれだけ憎まれても)
ガチャッ
明久「やばい、もう限界だ。寝よ」
明久は二人がいるのを知らずに二人の間に倒れこんで寝てしまった・・・・・
そしてそのまま朝を迎えた・・・
後書き
どうでしょう
感想待ってマース
ページ上へ戻る