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インフィニット・ストラトス~IS学園に技術者を放り込んでみた~

作者:壬生咲夜
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突発ネタ集
  Ex03.密着取材 in IS学園 ~噂の真相を探れ~ 千冬編 +もし赤点を取ったら…

 
前書き
【前書き】
今回、書かれた感想をネタに書いてみました。

ぶっちゃけ、タイトルは適当です。
それでは、どうぞ。
 

 
こんにちは
私はとある組織に所属する者だ。
名前? フッそれも勘弁してほしい。
別に素性が知れて困ると言うわけでは無い。



なぜならその方が格好良いから



さて、今回私は上司であるN.M氏の命によりIS学園へしゅz――調査に来ている。
調査対象は世界最強と謳われている初代戦乙女(ブリュンヒルデ)こと織斑千冬氏(25歳)だ。




なんでも完璧と言われている彼女に何と弱点がそんざいするらしい。

その弱点とは………家事能力が低く、特に手料理が酷いとのことだ。
私はこの事実を確かめるべく、上司の妹さん(K.Mさん)に協力して頂き、まずは彼女の受け持つクラスの者から聞き込みを開始した。



◆今期主席の少女
織斑先生の手料理ですか?
さあ? 私は聞いたことがありませんわ
鷹月さんは知っております?

◆1組の相談役の少女
ん~私も聞いたことないかな
そういうことはご姉弟の織斑君や幼馴染の篠之乃さんに聞いた方がいいと思いますよ。



そうですか、ありがとうございます。
ということで、実際のところどうなのでしょうか?



◆世界で唯一ISを扱える男
え゛っ!? ち、ちh―織斑先生の手料理!?
い、いや~俺は特に何とも言えないかな…うん。
ただ、独創的なモノとだけ伝えておくよ……。


◆剣道有段者の少女
ちh―織斑先生の料理ですか?
いえ、私は食べたことが無いのでわからないです。
ただ、手料理が出されたとき姉s―篠ノ之博士が凄い勢いで全部食べて、暫くの間行方をくらませてたような……。


◆中国から来た少女
えっ!? ち、ちちち千冬さんの、て、てててて手料理!?
し、知らない。私は何も見てないわ!?

[タタタッ……]

――少女が逃走したため、取材を中断――

やはり、対象が1学年だったのが悪かったのだろうか…中々情報が集まらない…。
今度は上級生に話を聞いてみることにした。



◆作業着を着た少女
取材ですか?
この子はですね。私が所属している部で開発したパワーローダーという――
え? この子のことを取材しに来たんじゃないんですか? あ、アハハ…そうですよね。
それで、何を聞きたいんです? え゛、織斑先生の手料理?
………
……
…すみません、用事を思い出したので失礼します。

◆生徒会長?
し~っ、話しかけないで!
○ちゃんに見つかっちゃうでしょう!!
しっしっ!

◆関西弁の男子とオカン系男子
アハハッ捕まえられるもんなら捕まえてみ~♪

[パシュンッ ギュィィィンッ!!!]

待てぇっ大賀ぁぁぁぁああああ!!!!!!

[パシュンッ ギュィィィンッ!!!]


……なんだったのだろうか今のは…。
最初の子はISの様な機械をちょっと危ない眼をしながら整備してたし、2番目の子は誰かをストーキングしてて、最後に至ってはワイヤーアクションで空を飛んで……跳んでたし…。
き、気を取り直して今度は最上級生に聞いてみましょう。


◆眼鏡の似合う女性と寡黙な男性
ノーコメントで
同じく…


◆偶に駄犬と呼ばれる男
犬って言うな!?
って、え? 織斑先生の手料理? ん~、正直覚えてないんだよな…。
いや、色々あって喰う羽目になったときなんだけどさ。
口に含んだらなんというかその…、身体中に変な電気信号が走って気がついたら日付が変わってたんだ。
それも1日や2日じゃないんだ。記憶が無い間何があったのか聞こうとすると皆目を逸らすし…。
なんか、やたらと皆が優しかったのが印象的だったな…


◆アホ毛の男装麗人
あ~織斑先生の手料理(アレ)ね……。
ん~ここだけの話なんだけど、とある人物がげきぶt――その手料理を食べたんだけど……。
いや、やめておこう。流石にこれは駄犬(あいつ)が可哀そうだ…。
あ、でも知人の野良兎(あいつ)なら大丈夫か。
何でも、久々に織斑先生と再会したときに食ったらしいんだけど、暫くの間『HA・HA・HA☆ Ya・Miーー!!!!』ってメールが来てな…。
正直ウザかったな……(ボソッ
え? 普通は“Yummy”じゃないのかって? 知るかよそんなの…。




取材者
「ということだったのですが、実際のところどうなんでしょうか?」
千冬
「(……あいつら、後でシメる)と言われてもな…。私は食べても平気だし…」
取材者
「(話を聞く限りだと、それって貴女の胃が常人をはるかに上回ってるだけなんじゃ…)」
千冬
「なにか?」
取材者
「い、いえなんでもないです(こ、心の声を読まれた!? IS学園のトップ陣は化物と変人揃いっていうのは本当だったのね)」
千冬
「…今、物凄く不名誉なことを考えてませんでしたか?」
取材者
「そ、そんなことありませんよ。(アハハ…」
千冬
「そうだ、ここにちょうど今朝久々に作った手料理がある。なに、ちょっと見た目が変だが大丈夫だろう」

[BuoaaaaaaaaAAAAAA……]

取材者
「え゛? な、なんですか、その見た目バイオ兵器は…ってあれ? ここは職員室でさっきまで教員の方々居ましたよね? なんで誰もいないんですかって、山田先生さっきまで隣に居たのにどうして外にいらっしゃるんですか? え?『ナームー』ってなですかちょ―」


千冬
「さあ、召し上がれ (スッ」



その後、彼女を見かけた者は居なかった









と言うのは冗談で…



麻耶
「ちょ、○○さん、大丈夫ですかっ!?」
保険医
「誰か、衛生兵(メディック)衛生兵(メディーック)!!!」
教員A
「もちつけ、あなた保険医でしょうが…」

慌てる教員と


女生徒A
「衛生班到着しました」

「はぁ…やはりこうなりましたか……」
お母さん(仮)
「…どうやら気を失ってるだけのようだな…。誰か、担架持ってきてくれ」
女生徒B
「はいっ、こちらにあります」

冷静に対処する(変人筆頭群と比べるとまだマシに値する)生徒がいたとか…。



この後、保健室に運ばれた彼女は次の日の昼ごろに目を覚まし、帰って行った。

そして会社へと出勤し、上司へと報告しようとしたのが、前日の出来事を中途半端に忘れてしまっていた…。
しかも覚えている内容が変人共による変態行為ばかりで、上司には呆れた顔で叱られてしまう。


「なぜ、それを記録していない」と。


思わず「え、そっち!?」と大声をあげた彼女は悪くないだろう。



こうしてまた、IS学園に変な噂が出来てしまうのだった…。



【Part2 もし、赤点を取ったら……】
≪赤点を取ったら、織斑先生の手料理を食べて貰います。 By轡木理事長≫

一夏
「い、いやだ!? 俺はまだ壊れたくない!!」
鈴音
「あ、あああああたしもよ!!」

「? 何をそんなにおびえているのだ? たかが手料理だろう?」
一夏
「バカ野郎!? 箒は千冬姉の(手料理の)恐ろしさを知らないからそんなことを言えるんだ!!」
鈴音
「そ、そうよ! 昔、友達(弾)がソレを食べて一時期の間壊れちゃったのよ!!」
一夏
「ああ、蘭も『元の優しかったお兄に戻ってよ』ってずっと泣きながら叫んでたな……」

「そ、そんなになのか……(ゴクツ」
一夏
「ああ、だから何としても赤点を免れなくては……」
鈴音
「ええ、そうね……」



ケイン
「そういえば、前に織斑先生のを食ったことあるけど、結局記憶を失ってる間何があったんだ?」
鏡也
「……ケイン、これやるよ」
ケイン
「え? ああ、ありがとう。で、何g―」

「私からもこれを上げるわ」
シャノン
「私もよ」
ケイン
「はい?」
和輝
「肩凝って無いかケイン」
ケイン
「いや、だから――」
大賀
「これ、ワイのお勧めのDVDや」
お母さん(仮)
「今日の夕飯はケイン先輩の大好きな肉メインにします」
香奈
「えっと、この本差し上げます」
ダリル
「お気に入りの安眠枕やるよ」
フォルテ
「今度一緒にカラオケに行くッス」
ケイン
「……ねぇ、何で皆そんなに優しいの? いったい何があったんだよ」

全員
「「「「「…………(サッ」」」」」←視線が超明後日の方向

ケイン
「こっち見て!? 怖いからこっち見て!? ほら、俺こんなに騒いでんだよ。いつもみたいに罵れよ」

全員
「「「「「…………」」」」」←凄く可哀そうものを見る目

ケイン
「やめてぇっ!? そんな目で俺を見ないでぇぇええ!!!!!!」

オワレ


 
 

 
後書き
【後書き】
と、いうことで前半を私自身が感想を読んで思いついたネタ、後半を感想の答えを書いてみました。
正直感想版に載せるか、ネタとして完成させるか迷いましたが、折角なので突発ネタの方で書かかせて頂きました。

千冬自身としては美味くも不味くも無い普通の味と認識しているが、他の人間が食うと見た目と味のショックで気を失い一部の記憶を失うか、しばらくの間狂人と化すといった現象が確認されてます。
なぜ一部を除いた1年生以外の人間が知っているのかというと、サバイバル実習やら調理実習で何名かがソレを口にしてああなったのを目撃したり、又聞きしたり、被害にあったりして知ったからです。

料理スキルA以上の持ち主が完全に付きっきりで、一切眼を離さずに料理をすれば美味くも不味くも無い微妙な料理が出来上がるかもしれません。


因みに、鏡也や虚も(私の独自設定ですが)弱点や苦手なモノがあり、それもそのうち書こうと考えています。

それでは、御清聴ありがとうございました。
 
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