| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ハイスクールD×D~妹様な転生者~

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
次ページ > 目次
 

第8話 覇王の片鱗と悪魔との出会い?

 
前書き
遅くなりました!!
しかも一話分しか上げられないなんて…………
プライベートが鬼過ぎる……… 

 


「イッセー!!」

私がGPSに表示されたイッセーの現在地(公園)に行くと

「あっ、こっちだフラン!!頼む………助けてくれ!!」

イッセーは………

「あの娘がイッセーとお邪魔狗(三成)の呼んだ頼りになる娘なの?」

「誰がお邪魔狗ですか!?貴女の方こそ邪魔です!!イッセー様から離れなさい!!」

蠱惑的な笑みを浮かべる黒い翼を持った黒髪のスタイルの良い美少女と三成に両腕を組まれて両側から引っ張られている。
しかも互いに離そうとはせず、どんどん力が入っていってるのが見てとれた。

「………とりあえず何が起きたのかを説明して欲しいんだけど?」

そんなイッセーの様子に何故か苛立ちを感じた私はその不機嫌さを隠すことなくイッセー達に説明を求めた。
すると黒髪の美少女の方がイッセーから離れて

「そうね………私から説明させてもらうわ」

妙に熱の籠った視線をイッセーに向けたまま、私に説明を始めたのだった。




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



「つまり貴女………レイナーレは今所属している組織に不満があって、同じく不満に思う者達とこの地に逃げて来た………でも所属していた組織からの追撃があって貴女以外は皆やられちゃったって事?」

私はレイナーレの説明要約して聞き返すと

「ええ、そうよ………さっきまで追撃を受けてたし、イッセーとそこのお邪魔狗が偶然通りかからなかったら私はやられてたわ」

レイナーレはイッセーだけを見つめながら悲しげな表情を見せる。
それは一緒に逃げていた仲間達思い出して浮かべた表情なのだろう、私には掛けてあげれるような言葉が見つからない。

「そんな顔すんなよレイナーレ………それじゃお前を助けた仲間達が悲しむだろ?仲間達の分まで頑張るんだって言ったのはお前じゃないのか?それに俺達もいるんだからさ、頼ってくれよな?」

そんなレイナーレに声を掛けたのはイッセーだった。
その背中から夕日の光が射し込み、まるで全てを包み込むような優しい笑みを浮かべて手を差し伸べる彼は私の贔屓目な感情を抜いたとしても思わずそのまま身を委ねてもいいと思えるくらい格好良い。
いったい誰がこんなイケメン過ぎるイッセーを想像しただろう?
その表情を直視した私は顔に熱が籠っていくのが分かり、まともにイッセー方を見られない。
そんな私と同じ状態だと思われるレイナーレの方を見ると顔を赤くしたまま熱の籠った眼差しを先程よりも強くイッセーに向けていた。
そんな私とレイナーレの様子に気がつかないイッセーは左手を胸元まで持ってきて握りこぶしを作ると

「それに………レイナーレ消そうと指示を出した奴がいるはずだ………絶対に倒さないとな」

先程とは違い、見る者を恐れさせるような殺気と何かのオーラを放ち始める。
そのオーラを見た私は不意にカリスマ性を全開に発揮したお姉さまを思い出す。
今のイッセーからはそれと同じようなオーラが溢れている………

「イッセー………」

そんなイッセーをオーラに当てられて熱が引き始めた私は見つめた。
もしかするとイッセーはお姉さまのような誰かを率いる王のような存在へと成長するのではという想像しながら………

「あっ、そうだわ!!今のうちにあの子を連れて来ないと………」

そんな想像をしていると不意にレイナーレがそんな事を呟く。

「ん?仲間はもういないんじゃなかったの?」

私がレイナーレにそう聞くと

「ええ、堕天使の仲間はもういないわ、でも私の大切な人間の親友がまだいるのよ………お願い、一緒に来てくれないかしら?」

そう言ってレイナーレは私達に頭を下げる。
するとイッセーがそんなレイナーレに近寄り

「何言ってんだよ、俺達友達だろ?力を貸すに決まってんだろ?」

そう言って笑いかける。
そして今まで空気状態だった三成がため息を吐きながら一振りの刀を呼び出してイッセーの後ろに控えるようにして立つ。
すでに臨戦状態に移行している。
私だってポケットにスペルカードがあること確認してレイナーレ方に歩み寄った。

「………ありがと……」

レイナーレは涙でをこぼしながら私達にお礼を言うが

「その言葉は親友を助けた時に聞くからまだ言わないでね?」

私はレイナーレにそう言って笑いかける。
それを聞いたレイナーレはただただ頷くだけで何も言えない様子だった。

「それじゃあレイナーレの親友を助けに………」

イッセーがそう言って出発しようとした瞬間



「それならこの私に一言報告があっても良いはずなのだけど………このグレモリー家の領地で何をしようとしているのかを説明してもらえるかしら?」



駒王学園の制服を着た紅髪のスタイルの良い美少女がその髪と同じ色の魔方陣から3人のお供を連れて現れたのだった………



 
 

 
後書き
なんかいろいろすっ飛ばしたような………
とりあえず近日中に更新致します。\(゜ロ\)(/ロ゜)/ 
次ページ > 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧