IS~インフィニット・ストラトス~更識の守護神
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15話~襲撃倉持研……そして、現れる侵略者~後編
前書き
クロス「暁よ!私は!帰って来た!」
束「……レイジング・フリーダム」
レイフ『イエス、マスター、レストロック・バインド』
クロス「んな!?こ、これは!バインド!?」
刹那「クゥゥロォォスゥゥクゥゥゥン!!」
クロス「何か見ない内に刹那がアクセラさん化しちゃってるぜよ!?」
簪「フフフ、ハハハハ……」
クロス「……か、簪?」ガクガクブルブル
楯無「……一変、死んでみる?」目が笑ってない笑顔
クロス「ヒィィィィィ!!!!!」
刹那「全力突破!ギャラクシー――」
束「全力全開!スターライト――」
簪「響け…終焉の笛!ラグナロク――」
クロス「ちょ!簪!それ、何処から持ってきた!」
束「私が作って貸したんだよ~」
クロス「うそーん」
楯無「エンシェント――」
クロス「ま、まて!?縦無も何故ユーリの技が使える!?」
楯無「気合と根性とクロスへの殺意でどうにかなったわ」
クロス「オワタ」OTL
刹那・簪「「ブレイカー!!」」束「サンダー!!」楯無「マトリクス!!」
クロス「うぎゃああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」
???「はぁ、クロスは今、お仕置き中なのでどうぞ!」
その後、俺は違法データを全てUSBメモリーにコピーしてスニーキングスーツから元のIS学園の制服に変え神無さんの所に向かった。
「あ、刹那くん」
指定された第一会議室に着き中を開けると神無さんと第一部隊副隊長であり楯無と簪の家庭教師であった河口透さんがいた。
「失礼します」
「構わん、それより久しぶりだな刹那」
「ええ、お久しぶりです。透さん」
「それで、データは…」
「あ、はいこれ」
俺は透さんにデータを渡し神無さんに
「それで、倉持源蔵は今何処に?」
アイツには聞かねーといけない事が有る。
「彼なら楯無と簪並びに第二部隊が縛って見張っているよ」
楯無も?
「倉持源蔵に会わせて貰えますか?」
「構わないが…どうしたのだ?」
話すべきか…
【いや、まだ奴と決まった訳では無い。マスター、話すのはドクター束達に相談してからの方が良いだろう】
(そうするか)
「いえ、俺が簪に作ったマルチロックシステムのデータに何かしてないか気になって……」
「なるほど、透」
「了解、着いてこい刹那」
「はい」
俺は透さんの後を追った。
☆
「全く、刹那くんは嘘が下手だなぁ」
さっきの表情からするとかなり深刻な事だとは思うが…
「もう少し、私に頼ってくれても良いのに」
だが、あの子…刹那は本当にあの子の父に似ている
なぁ、龍冴、雛乃…お前達の息子は逞しく成長してるぞ……
☆
透さんに案内して来たのは小会議室
「ここに、倉持源蔵と楯無様並びに第二部隊が居る」
「案内ありがとうございます」
「構わない、命令だからな」
この人は昔から無愛想だな~
「なら、俺は神無隊長の所に戻る」
透さんは来た道を戻っていった。
「さて、入りますか」
俺は小会議室の扉を開けた。
「邪魔するぞ」
「あ、刹那」
「…刹那?」
「貴様は!兎の飼い犬」
「「「「「黒姫様!?」」」」」
そこには、椅子に縛られた倉持源蔵とソファに座った簪を抱きしめている楯無と倉持源蔵を見張っている第二部隊の面子がいた。
「すまん、坂月さんは入るか?」
「ハッ!ここに」
第二部隊の後ろから白髪の男性が出てきた。
「すまん、倉持と二人で話がしたい」
「ですが、刹那様をお一人にするのは……」
「直ぐに終わる」
「……御意」
それだけ言うと第二部隊の隊員を全員連れて小会議室の外で待っていてくれてる。
「楯無達もすまんが出てってくれ」
「はぁ、どうせ嫌でも出すんでしょ」
「すまんな」
「……わかった」
簪が返事をして楯無と共に出てってくれた。
「さぁ、話そうか倉持源蔵」
「………」
「黙りか…」
少し探るか…
「イフリーテス」
「……!」
「やっぱり知ってるんだんな」
「貴様、何処であの方の名を…」
そんなもん…
「戦場で本人から聞いたに決まってんだろ」
「なら、貴様があの方の宿敵か」
「そんな事はどうでも良い」
今は……
「奴…イフリーテスが何処に入るか、教えろ」
俺は気絶しない程度の殺気をぶつける
「ヒィ…!」
倉持源蔵の顔は真っ青になりながらも
「し、知らない!あ、あの方とはビジネスでしか知らない!」
「…嘘じゃねぇだろうな」
「う、嘘じゃない!あの方からコンタクトがない限り、私はあの方の居場所は知らない!」
本当に知らない様だな…
「最後に俺が作ったマルチロックシステムのデータは何処だ」
「そ、それなら、IS委員会に売った…」
「売っただと?」
「ああ、百万ドルで買ってくれたよ、今頃IS委員会所属の射撃型ISに入ってるんじゃないかな」
やつの顔は醜い位の笑顔になっていた。
「そうか…残念だったな」
「なに…?」
「あのプログラムは打鉄弐式以外のISにプログラミングした場合、自己破壊プログラムが作動し消滅する」
「なっ!?」
てな訳で……
「もうすぐ、来ると思うぜ抗議の電話が…」
「ば、馬鹿な」
ピピピッ!
【マスター、ドクター束から緊急通信です】
「束さんから?」
しかも、緊急通信?
「繋いでくれ」
【了解】
スクリーン上に映し出されたのはアークの副艦長席に座る束さんとスコールだった。
『久しぶりだねせっくん☆』
『久しぶりね、刹那』
「ああ、久しぶりだな二人共、それでどうした緊急通信なんて…」
『ええ、さっきまでシャドゥのボルグとスパダに攻撃を仕掛けられたのよ』
「なんだって!?」
糞!もう攻撃を出来る段階まで来てるのかよ…
「それよりも、こっちも知らせる事が有る」
『何を?』
「シャドゥの六天想の一人【炎想】のイフリーテスが地球に来ている」
『『!!』』
『それは、本当なの?』
「ああ、これは確定情報だ」
『だけど、奴らは多分当分は動かないと思うよ』
『ええ、ボルグとスパダをかなり破壊したからね』
「ああ、悪くて夏過ぎ良くて秋前までは何もして来ないと思うが警戒はしておこう」
『了解~たまにはこっちに帰ってきてね?クーちゃんとまーちゃんが会いたがってたよ』
「わかった、また戻る時には連絡するよ」
『よろしくね~』
と言ってスクリーンは切れた。
【通信終了】
「さぁ~て、尋問を―――「ぎゃぁぁあああ!!」――!?」
「何事ですか!?」
坂月さんが入って来た。
「くぁwせdrftgyふじこp@;」
倉持の口から謎の叫びが聞こえて体が光りだし
【マスター!倉持の体から小型のプラスチック爆弾を検出!】
プラスチック爆弾!?
「アルト!!セット・アップ!!」
【了解!】
俺は急いでアルトを纏い坂月さんの前に出た。
「坂月さんはそこから動かないでください!」
「わ、解りました!」
【マスター、ドアの向こうに居る楯無、簪とそこの男の部隊までの範囲にシールドを張ったぞ!】
「了解!」
このままじゃ、倒壊の恐れも有るから…
「インフィニティー!倉持の周りにバリアを発生させて爆発の威力を落とせ!」
【了解】
倉持の周りに赤いバリアが発生したのを確認した。
「――――――――――――――――――!!!!!!!!!!!!!」
倉持の体はどんどん膨れ上がり最後は……
ドゴゴゴォォォォォォッッッン!!!!
バリアで威力を弱めたのも関わらず爆発した所に小さなクレーターが出来た。
それ以外にも椅子や机はボロボロになり壁にも罅が入った。
「ふぅ~危なかった~」
俺はアルトを解除してその場に座った。
「刹那様さっきは助かりました。」
「いや、別に良いよ」
「それでは、私の気持ちが……」
それじゃ……
「今度料理を作ってくれよ坂月さん…いえ、料理長殿」
そう、彼は更識家の料理長、彼の料理は和・中・洋全てが美味しいのだ。
「はぁ、解りました」
やり~
その後、楯無達が部屋に入ってきて部屋の有様を見て問い詰められたので事情を話したり神無さん達にもこの事を話、後の事を任せ俺と楯無と簪はIS学園に戻った。
後書き
「「「「イッツ、ショウ、タイム!!」」」」(BGM AURORA)
クロス「第十四回I(インフィニティー)S(ステージ)の時間です!!司会進行役は私クロス・ゼロと」アフロ黒焦げ
刹那「解説者であり主人公の黒姫刹那と」
楯無「更識楯無と」
簪「更識簪です!」
刹那「で?何で更新をしなかったんだ?」
クロス「えーと、怒らない?」
楯無「今頃よ、言ってみなさい」
簪「……早く言って」
クロス「その、パソコンの上にジュースがかかって壊れて今までバイトして新しいパソコンかった」
刹那「お前、修理に出さなかったのかよ」
クロス「いやー、一度出したら修理代がすごくてそれならいっそ!パソコンを変えよう!と思ったのだよ」
みんな「「「………」」」呆れてる
クロス(本当はパソコンは一週間前に買ったけど…真剣で○に恋しなさい!○―2をやっていたとは言えない)
刹那「今、何か考えていなかったか?」
クロス「嫌、別に」(何て感の良い奴だってあ、コイツ一様脳量子波が解るんだ、イノベイターだから)
楯無「どうしたの、刹那?」
刹那「いや、なんでもない」(今、クロスの脳量子波が可笑しかった様な…ま、いっか)
簪「次回予告…」
クロス「そうだな~、では!次回!IS~インフィニット・ストラトス~更識の守護神」
刹那「第16話~転校生は男の子?~」
楯無「次回に向かって!」
みんな「「「「ドライブ・イグニッション!」」」」
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