IS~インフィニット・ストラトス~更識の守護神
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番外編
if~楯無エンド~
前書き
言い忘れていましたけどこの番外編はもしもの世界なので余り本編と繋がらないことも有りますがご了承ください!
第三次世界対戦又は第一次IS大戦とCZ(シャドウジェネラル)事件からはや、二年が経とうとしている。
戦いの中IS学園のみんなと敵対したりその戦いの最中に楯無と簪から告白されたり色々大変な二年だった。
卒業式は、うん、まぁ、大変だった。
束さんが箒の卒業式を見に乱入、俺は全校生徒の前で告白の答えを出したり、色々大変だった。
他にもこの2つの戦いで世界は色々変わった、一つは女尊男卑の世界が終わったこともう一つは―――――――――――いや、これは、言うのは止めておこう。
一つ目の女尊男卑が終わったのはCZ事件後にISは俺と束さんが組織した救済組織『ガーディアン』にISの実権がありIS委員会は解体
このIS委員会の全員が何かしらの犯罪をしているのとシャドウジェネラルに地球を売り飛ばそうとしていた事から全員死刑判決が下されたが
「そんな、生ぬるいことで私が許すと思っているの?」
と束さんの笑顔で宇宙に作った牢獄の無期懲役の刑になりこの事で世界はISで何かしらの悪事をした時はこうなると言う事が分かりISによる悪事は無くなった。
そして……今日は……俺と楯無…いや、刀奈の結婚式
☆
桜が咲き誇るIS学園では今日卒業式が有るのだがそれ以外にも大イベントがありそこには世界中の放送局のスタッフやそのイベントの関係者IS学園の生徒、去年と一昨年の卒業生が集まっている。
その殆どが体育館に居るのだが……体育館の内装は結婚式場と大差ない位に変貌していた。
これは、去年の卒業生達が内装のお金をみんなで出し合って業者を呼んだそうだ。
「黒姫くんには、一杯恩がありますからね」
「何時も大変な時にみんな守って貰ったり」
「色々な相談にも乗ってくれたりしてくれたからね」
とのこと。
そして、会場に出ている料理は全て一昨年卒業した生徒達は自国の料理だ。
なんで去年と一昨年の卒業生が来ているのは織斑千冬が……
『ここを借りたのだから貴様たちと同じ学年を全員呼んでおいた。』
と勝手に言ったのである……なんたる理不尽…
まぁ、そんなこんなで準備は出来ているのだが……
場所:IS学園内新郎待機室
俺は白いタキシードを着て男子更衣室で『ガーディアン』の制服(ガン○ム00セカンドシーズンのCBの服の白色)を着た一夏と居た。
「ふぅ~」
落ち着かね~
「落ち着けって刹那…」
「いや、一夏、お前もやる時に味わうけどメッチャ緊張するぞ、それと心を読むな」
「まぁ、解からなくもないけど……お前のはソワソワし過ぎて気持ち悪いぞ」
「うるせえ…唐変木神」
「はぁ~まさか…お前が楯無さんの結婚式が今年のIS学園の卒業式に行われるなんて……」
何でこうなったんだっけ?
確か束さんに結婚する事を伝えたら
『なら!私が結婚式場を押さえとくよん♪』
って言ってそのご行為に甘えたら……
「この結果かよ…」
「まぁ、束さんだしな」
はぁ~不幸だ
☆
同時刻
場所:IS学園内新婦待機室
「はぁ~」
何だろう…今刹那も溜息を吐いたような……
「お嬢様、溜息をつかれてどうしましたか?」
「そうだよ…せっかくの結婚式なんだし」
「虚ちゃん…簪ちゃん…」
今しゃべっているのは仏――いや、五反田虚ちゃん元私の専属メイドで今は五反田食堂の次期看板娘さんと私の妹でありライバルの更識簪ちゃん
「お嬢様私はまだ、仏です」
「私の…苗字は…黒姫でも良いよ?」
「心を読まないでよ…それと簪ちゃん、それは、宣戦布告と受け取っていいよね?」
そう、簪ちゃんは刹那の事を諦めてはいなく
『略奪愛って燃えるよね?』
などと言う始末……何でこうなったんだろう?
「それより、ご結婚おめでとうございます」
虚ちゃん……
「ありがとう!」
「そうだね、おめでとお姉ちゃん…浮気はOK?」
「簪ちゃんもありがと……それは、私に喧嘩を売っているのかな?」
もし、そんな事をしたら……
「「フフフ……」」
「ハァ、この姉妹…早く何とかしないと……」
さり気なく酷いわね……
でも、簪ちゃんに刹那を奪われるつもりは無いわよ!
☆
まさか、千冬姉が司会をするなんてな~
「これより、黒姫夫妻の結婚式を始める!司会は私、織斑千冬がさせて頂く!では、新郎入場!」
そう言った瞬間体育館の扉が開き刹那とスコールさんが歩いて祭壇まで向かった。
「黒姫く~んおめでとう!」
「刹那、おめでとう!」
「お兄様!おめでとうございます!」
「刹那!おめでとうな!」
「刹那さん、おめでとうございます!」
「兄様、おめでとう!」
「刹那!お姉ちゃんに飽きたら私の所に来てよ……!」
おい、今の絶対に簪だろ
「刹那、おめでとうな!」
「ああ、今度の結婚式はお前のかもな」
「まだ先だしわからねーよ」
「ふふ、わからないわよ、一夏くん」
そんな、スコールさんまで
「それより早く祭壇に迎えよ、新婦さんの登場をみんな待ってるんだからさ」
「はいはい、判ったよならまた後でな」
「おう……」
それにしても結婚か……俺にはまだ先の話だぜ……まだ特定の一人に絞れてないし……
「次に新婦入場!」
そう言うと今度は水色のウエディングドレスを着た楯無さんとそのお父さんの神無さんが祭壇まで向っている。
そして、祭壇までに2年生の人達と少し話してから祭壇まで辿り着き神無さんと刹那は少し話して二人は祭壇の方に向いた。
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「刹那くん、楯無…いや、刀奈の事よろしく頼む」
「お父さん……」
「はい、必ず刀奈を幸せにします!俺の双翼にかけて……。」
刀奈の為なら何時だってどんな時だって護って見せる!
「うむ……では、私は下がろう」
そう言って神無さんは下がった。
俺は微笑むと彼女も微笑んでくれ俺達は祭壇の方を向いた。
「いや~結婚式おめでとう、私が司祭のシノノーノ・タバーネだよ、よろしく二人共」
「「「「「「「「「「「「何してんですか!!束(さん・ちゃん・母様・篠ノ之博士)!!」」」」」」」」」」」」」
何と司祭の格好をした束さんが祭壇の下から出てきたのだ。
「まぁ、良いじゃん!ちゃんと、司祭とかするぐらいの知恵は有るよ~!」
まぁ、良いのか?
「それに、二人の結婚式を何処の誰とも知らない馬の骨司祭にさせてたまるか~!」
それが本音だろ!?
「ってな訳で二人共おめでとう!」
「ありがとう、束さん」
「うん、せっくんや『アーク』の皆は血は繋がって無いけど家族だったから弟の結婚式は姉である束さんが出来るのは鼻が高いよ!」
そういうもんか?
「かっちゃんもおめでとう、せっくんを支えてね?せっくん、少し目を話すと不眠不休当たり前な作業をすると思うからそう言うの……ってこれは何時も皆で止めてるか!」
「フフフ、そうですね束さん」
「まぁ、束さんが言いたいのはせっくんを支えて!ただこれだけだよ」
「でも、そのこれだけが大変何ですけどね……」
「ニャハハ!そうれはそうだ!」
「では、汝、黒姫刹那は更識楯無生涯互を守り抜く妻と誓いますか?」
「誓います」
そんなもの聞かれるまでもない刀奈は俺が……守り抜く!!
「よろしい。では、汝、更識楯無は黒姫刹那を生涯支えぬく事を誓いますか?」
「誓います」
そうよ、刹那は私が支える、簪ちゃんの出る幕は無い!!って言うほどに刹那に甘えて支え抜く!!
「では、指輪の交換を」
俺は束さんに二つの指輪が入ったガラス箱を受け取った。
「嵌めるぞ」
「ええ……」
俺は刀奈の左手薬指に指輪を嵌めた。
「刹那も、はい」
「おう……」
俺の手にも同じく指輪を嵌め
「では、誓いのキスを……もう、ぶちゅ~うといっちゃ!せっくん!(小声)」
最後の部分をワザと俺達だけに聞かせたな束さん……
俺は刀奈のベールを取り
「刀奈……これからもよろしくな」
「ええ、刹那、いえアナタ……」
そう言って俺達は同時にキスをした。
『きゃあああああああああああ!!!!!!!!!!!!』
何でここまで黄色声が出てくるんだよ……。
「うん!よろしい!この束さんの名のもと二人は今日から夫婦だぜ~!皆!盛大な拍手を~!!!』
パチパチパチパチパチパチパチ!!!!!!!!!!!
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それからは結婚証明書にサインをしたり集合写真を取ったりした。
ああ、そう言えば途中で簪がISを使って俺をカッ拐おうとしたが千冬さんが阻止した。
まぁ、そんなこんなで結婚式は終了した。
そして、俺達のもう一つの難関が合った。
『初夜』だよ、まぁ、『初夜』に付いては載せないでおくただ俺はガタが外れたとだけ答えておく……
まぁ、読んでくれた皆結婚式だったがありがとうな
では!未来に向かって!ドライブ・イグニッション!!
後書き
何故かこっちを先に出してしまった。
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